2014年5月25日日曜日

ロードバイクのディスクブレーキ用ホイールとcrank brothers wheelset

crank brothers wheelset はマウンテンバイク用のホイールで、見た目の特徴はスポーク数。ロードバイク用のホイールよりも少ないスポーク数なんじゃないかと思えるほど。これでマウンテンバイク用としての耐久性があるということは、ロードバイクのディスクブレーキ用のホイールにも使えるのではないかと素人ながら考えさせられた。

ロードバイクのディスクブレーキ化によって、リムブレーキ用のホイールよりもスポーク数を増やして耐久性を上げなければならないのかなと思っていたのだけれど、crank brothers wheelset であれば、スポーク数は増えずに済みそうな気がするね。見た目のインパクトだけでなく、実際のマウンテンバイクの競技に使用されているのであれば、将来的にロードバイクのディスクブレーキ用ホイールの定番になりえるのではないだろうか。

現状の各メーカーのラインナップを見ると、ハイエンドだけでなくエントリーモデルにもディスクブレーキが登場してきているので、身近な存在になってきていると思えるのだが、ディスクブレーキ用のホイールのラインナップはまだ少ないという印象。ディスクブレーキ用ホイールが今後どのように進化していくのか分からないけれど、crank brothers wheelset はものすごい可能性を感じさせるんだよね。2台目のロードバイクを買うとしたら、自分は間違いなくディスクブレーキを選ぶと思っているので、このホイールは気になる存在。

crank brothersがロードバイク用のディスクブレーキ用ホイールを出してくれたら、人気商品になりそうな気がする。他のホイールメーカーと比較しても、これほどまでにインパクトのあるディスクブレーキ用ホイールはないわけだし、耐久性と軽量化も相応の性能なわけだから、製品化に際しても問題はあまりなさそうな気がする。

現在のCannondale synapse alloyとMavic cosmic carbone SLEの組み合わせで、それなりの性能を実感しているけれど、やはりリムブレーキだと、ここら辺で限界だろう。Cosmic carbone SLEのブレーキの効き具合は、エントリーモデルの柔いブレーキアーチであっても、デュラエース以上の効きがあるわけで、ブレーキ性能についての不満は全くない状態。強いて言うなら、ブレーキのリム面にキズがつきやすいということであって、晴れの日ばかり使用しているのだけれど、小キズがついてしまうのは仕方のないところ。これを解消するためにはディスクブレーキしかないんだよな。見た目でもディスクブレーキはスッキリしているし。

ディスクブレーキ用のカーボンフレーム、コンポは11速、ホイールはクランクブラザーズ、というのが自分の理想のロードバイクになるのかな。リムブレーキのカーボンホイールが欲しいとも思わないし、リムブレーキについてはエグザリットが究極的な性能なわけなので、2台目のバイクはディスクブレーキを試したくなる。特にクランクブラザーズのホイールはロードバイクでも十分な性能を発揮しそうだし、重量や空力的にも色々と改良されていくだろうから、ものすごく期待してしまうんだよね。

bianchiホームページより引用





2014年5月15日木曜日

アンカーRS8 equipeは初心者におススメできるバイク

この時期に風邪を引くことなんてなかったのだが、仕事を休みにしなければならないほどの状況に追い込まれてしまった。ゴールデンウィーク中もそうだったように、ここ最近の日々の気温変化が激しいこともあって、体調をコントロールできていなかったのかも。高熱は一日で治まったのに、喉の痛みが少し続くことになった。今は回復基調にあるので一安心といったところなんだけど、この分だと今週末のサイクリングは諦めるしかない。

自分がサイクリングをするようになって以来、パートナーも自転車に興味を持ったようで、ロードバイクを一緒に探してみることになった。最初は近場の店舗を見に行ったのだが、カタログを色々と見ていくうちに、実車を沢山見てもらった方がいいと考えて、都内などで大手専門店を巡っていくことになった。それと、サイズは大きめになるが、パートナーに自分のロードバイクに乗ってもらうことで、実際の感覚のイメージを持ってもらうこともやってみた。これでパートナーはある程度の印象を掴んだように思う。

かなりの実車を色々と比較検討していく中で、パートナーの気になったロードバイクはアンカーRS8 equipe。ロードバイク歴3年目となる自分の目から見ても、このバイクの装備とセミオーダーシステムは納得させられるところで、文句をつけるところがないくらい。価格は20万円ほどになるが、新105の11速を装備していて、レーシングカラーはブランドのイメージ通りのデザインで、フレームはカーボンとなっている。

RS8の優秀なところは、フレームサイズだけでなく、ステム、ハンドル幅、サドル、ホイールを選択できるところ。これほどまでに細かく注文できる完成車は他にないのではないだろうか。ロードバイクで一番重要なことは乗車ポジションになるので、最初から理想の適正ポジションを選択できるセミオーダーは有難い。自分の時もそうだったんだけど、結局のところ、完成車はフレームサイズだけしか選べないし、ハンドル幅やステムの長さを選べない。フレームサイズが合っていたとしても、理想的なポジションが得られるわけではない。まー、だいたいの人がフレームサイズを合わせるだけで問題はないんだろうけれど。

たまたま完成車のままでポジションが合う人もいるんだろうけど、ステムやハンドル幅を1cm単位で変えていけば、もっと自分に合ったポジションが得られるはずなんだよな。アンカーは20万円の完成車でこういうことに対応してくれるところが凄い。ホイールはシマノRS21が装着されるのだが、最初からこのホイールであれば、しばらくホイール交換を考える必要なんてないし、追加料金を払えば上級グレードのホイールを最初から装着することもできるようになっているところは良い点だね。

経験のある店員さんにフィッティングをしてもらうことで、理想のポジションが得られるオーダーが最初から可能なのは羨ましい。サイズを変えてみて、色々とフィッティングを続けていく作業を横から見ていたのだが、店員さんの言っている通りで、理想的なポジションになっていくのが分かるくらいだった。パートナー本人からすれば、僅かなサイズの違いは分かりにくいとのことだったようだが、無理のない姿勢を維持しているのを見ると、フィッティングの重要さとセミオーダーシステムのありがたみがよく分かった。

RS8のフレームの良いところは、小さめのフレームであっても全体の形のバランスが維持できている点で、国内ブランドの強みといったところになるのだろうか。海外ブランドの小さめのフレームの場合、少し残念な見た目になってしまっていることもあるというのに。20万円の完成車価格での11速化も見逃せない。新105に切り替わることと、元から人気のある車種のようなので納期は約三か月と結構長いのだが、これは良い買い物だと思った。最初は9速ソラやアルミフレームの10万円台のエントリーモデルを考えていたようだが、カーボンフレームでこの価格でしかもセミオーダーができるなんて、むしろ自分の方が欲しいと思ったくらいだから。パートナーは女性なので、この車体の重量の軽さも大きなメリットになるのは間違いない。

ロードバイクの知識を増やしていくにつれて、自分が最初に買ったエントリーモデルのパーツに不満が出てきてしまい、パーツが増えていくことになってしまうが、RS8のセミオーダーを活用すれば、無駄にパーツを買う必要がないところがいいよね。他の20万円の完成車だったら、ホイールやブレーキのランクが落ちてしまうことがほとんどなのに、RS8だけはパーツはブレーキを含めて105で統一されているし、最初からちゃんとしているんだよな。パーツ構成やオーダーシステムを見る限り、アンカーRS8のコストパフォーマンスは頭一つ抜けている気がした。