2018年8月27日月曜日

ツールド妻有(2018)の感想

ツールド妻有の特徴

1 参加者全員が大会オフィシャルジャージを着用
2 充実したエイドステーション
3 住民と関係者の声援
4 景色がよく、起伏のあるコース















70kmに参加申し込みをしたものの、今年の酷暑で走る機会はほとんどなく、体力に不安がある中でリタイアを考慮に入れての出走だったが、無事に完走することができた。ここ半年ほど平地しか走っておらず、暑さでぼんやりとした感覚で、体重を減らすこともできずに夏を過ごしていた状況でよくやったと思う。

完走できた理由は、無理をしない走りに徹したこともあるが、エイドステーションの充実と声援にあったと思う。身体の熱を冷ますことができなくなるとパフォーマンスは一気に落ち込む中で、エイドステーションでの充実した補給によってパフォーマンスは維持できたと思う。

冷えたフルーツや水、蕎麦やおにぎりなどの食事がちょうどいい間隔でやってくる感じなので、走行中は水分補給だけを考えればいい状況だった。

暑さ対策と攣り防止のため、アミノ酸や塩分タブレットの補給を休憩中に取ることにしたが、途中で攣る寸前まで追い込まることになってしまったのが最大の窮地だった。エイドステーションのエアーサロンパスにこれほど有難みを感じたことはなかったと思う。

コースの難易度は高いけれど、レースではなくて、参加を楽しむのがこのイベント。勾配のキツイ場所を無理して走る必要はなく、歩いて登っても問題はない。まー、自分の中では足を着かずに完走するのが一つの目標で、それを達成することができたのだけれど、歩いて登っていた人に後から追い越されたりするようなこともあったので、ペース的には似たようなものだったのだろう。

参加者には様々な人がいて、上級者から初級者まで多くの人が参加していた。クロスバイクに半分になったポカリスエット1本しか積んでいなかった学生っぽい参加者もいたぐらいに多種多様。制限時間とエイドステーションのアシスト、無理をしない走行や歩きを工夫することで、完走しやすいのではないかと思えた。

沿道の人が普通に声援を送ってくれるのもこのイベントならでは。

乗鞍のヒルクライムと開催日が同日になるようだが、芸術祭から派生しているこのイベントの魅力は、今後も多くの人を取り込んでいくものになると思う。

自然の景色を楽しむだけでなく、芸術作品があちこちに置かれているのもこのイベントの持ち味で、十日町の魅力を肌で感じることができたし、こういった試みは全国的にも広まっていって欲しいと思った。







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