今年は宇都宮のジャパンカップ、そして、さいたまクリテリウムを見に行ったし、それなりにイベントを見に行っている。涼しくなってきたところでロードバイクに乗るようになったのだが、ブランク期間が長いこともあって、体力が落ちたことを実感する。ただ、乗り方そのものは久しぶりだったにもかかわらず、それなりに快適に乗れている。
過去のブログを読み返してみると、2台目を選ぶまでに色々と調べつくしたような気がしなくもない。調べ過ぎだったし、頭の中で整理がしきれない感じだった。そんな中で、ショップにCAAD12の試乗車があり、ロングライド後に試乗できる機会に恵まれることになった。
購入の決め手となったのは試乗。それもただの試乗ではなく、走りきった後での試乗が決め手となったのだと思う。105完成車のCAAD12は、今の自分のバイクの性能を超えていた。自分のバイクはシナプス・アロイで電動アルテグラにコスミックカーボンを履かせている。重さ以外はそれほど負けていないと思っていたのだが、CAAD12へ乗り換えた瞬間に感じた違いは、この差はもうダメだと思った。
CAAD12のようなホリゾンタルに近いフレームは、一つ下のサイズがちょうどいいのかもしれない。スローピングフレームのサイズと同サイズを選ぶとシートポストが残念なことになることを予期すべきで、自分のような胴長短足であれば注意が必要。
別の見方をすると、ホリゾンタルはCAAD12の魅力と言えるのかもしれない。同サイズのCAAD10や素エボのフレームがCAAD12の横に並ぶと、これらのフレームのスローピング具合が分かるぐらいにホリゾンタルに見えるからね。写真で見るとそこまで違う印象はないのに、実物を比較すると僅かな違いなんだけど、その違いは見て分かるぐらいだった。
この時点でCAAD12に決まりだったのだが、どのCAAD12にするかで少し迷うことになる。自分の場合、フレームセットを買うことを前提としていたのだが、ハンドルやサドルを加えると、105完成車とほとんど同じ価格になることに気付く。
CAAD12で注意が必要なのはクランクとシートポスト径で、どちらもキャノンデール規格のものに統一させたいと考えていた。フレームセットでSISL2クランク、シートポストはFSAから出ているらしいので、それに揃えればいいと思っていたのだが、そうすると価格がかなり跳ね上がってくることになる。
一方で、105完成車CAAD12のSIクランクは、今使用しているFSAカーボンクランクと比べて悪い印象はない。今の自分から見れば、必要十分な性能なわけで、これに電動アルテグラを乗せ換えればそれで十分だと思える感じだった。
最高のパーツを載せるべきか迷ったのだが、105完成車のバランスの良さを考えると、自分にはこれで納得のいく性能であり、フレームセットで購入する必要性は低いのかもしれない。
それと公式動画の印象が焼き付いているんだよね。こういう走りをしたいっていう気持ちが投影された動画になっているんだよ。これを見てしまうとアルミの世界に引き込まれてしまうんだよな。
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