エンデュランス向けのロード(シナプス・アロイ)とレース向けのロード(CAAD12)を交互に乗って体感できるのは前傾姿勢による空力の差。
身体の空気抵抗の差は大きい物だと改めて実感。
CAAD12のハンドルはシナプス・アロイより5cmほど低く設定している。5cmの差であっても腕をたためばシナプス・アロイでもなんとかなるものだと思っていたけれど、やはりCAAD12の方がより低い姿勢を維持できる感じになる。
時折、走行中に通りの店の窓ガラスに映る自分の前傾姿勢をチェックしてみたりすると、CAAD12の方が背中をより水平にできているので、シナプス・アロイでは出せない前傾姿勢による空力の差は小さくないのかなと思った。
低い姿勢を維持できるようになると速度を維持しやすくなるのもあって、荒川サイクリングロードで延々と走る際には、CAAD12の方がメーター読みの速度が落ちにくい。
純粋にスピードを求める場合には、レース向けモデルの方がいいと思うし、エンデュランスにスピードを求めるのは御門違いになるのだろう。
一方で、バックパックを背負う場合、あるいはジャージの背中のポケットに荷物を入れる場合は、エンデュランスだと負担が軽減されるので、荷物が増えるサイクリングであればエンデュランスの良さが効いてくると思う。
昨日のサイクリングはシナプス・アロイで藤岡まで123キロの走行で帰りは輪行となったのだが、CAAD12で行っていたらバックパックで疲れがかなり溜まってしまっていたのかもしれない。
今日のサイクリングはCAAD12で荒川サイクリングロードの往復。荷物はほとんどなく、ひたすら平地を同じ姿勢で漕ぎ続けるのはCAAD12がちょうどいい感じになってくる。
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