2013年3月23日土曜日

「花の慶次」松風のデビュー地へ

今日は桜の名所を巡ることになった。距離は113キロ、休憩を含めて7時間のロングライドとなった。先週よりも身体が動くようになり、気温も申し分のない状態だったので、充実した走行になったと思う。
今年は桜の開花が例年に比べて早いようで、4月になる前に満開になりそうだ。ただ、埼玉の桜は開花したばかりなので、見頃になるのは来週になるのだろう。
しかし、比企の桜の名所を巡って見ると、ほとんど満開になっていて、今日がちょうど良いタイミングだった。早朝にも関わらず、カメラを持った愛好家が数人いたので、独占できた訳ではないけれど、混雑のない状態で静かに桜を見るのはいいもんだね。こういう名所を知っている同行者に感謝しなければ。もしも一人だったら道に迷いそうだったし、ロングライドはきついものになったかと。ガイドがあるのとないので、疲れ方も随分違うからね。
目的地の鉢形城に到着すると、他の桜はそれほど開花してなかったのだけれど、エドヒガンサクラはほぼ満開だった。この場所については、特に知っていることはなかったので、看板に北条氏の家紋があっても、名も知れない戦いがあったのだろうなと思ってたのだが、同行者から「花の慶次」の舞台になった場所だということを知らされることに。
マジかよ。花の慶次は全巻持っていて、それなりにストーリーを把握していたつもりなのに、全然知らなかった。前田慶次が寄居まで来てたとは。
途中、道の駅で休憩して、お土産を買うことにしたのだが、サコッシュは超便利。野菜などの軽い物だと、体への負担も少ないし、走行中にそれほど邪魔にはならないヒモの長さはよく考えられていると思う。リュックと違って、折り畳んでポケットに収まるから、行きは手ぶらで済むし。道の駅には、いつものスーパーでは見かけない野菜が置いてあるから、つい買ってしまうんだよな。
休憩中、他にもロードバイクで来ている人がいて、それらの機材が気になったので見てみると、どれも高級機材だったので、なんだか敗北感みたいなものを感じてしまった。機材は関係ないと思っている自分がいるのだけれど、高級機材を前にしてしまうと、まだまだメンタルが弱いのかもしれない。でも、おそらくは高級機材を買うことはないのだけれど、気になると言えば、気になってしまうんだよなぁ。
帰宅してから、花の慶次を調べてみると、鉢形城は慶次の愛馬である松風のデビュー戦だったことが分かった。まさか、今日のロングライドでその地に辿り着けるとはね。胸が熱くなってしまった。

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