2014年1月23日木曜日

Mavicホイールへの憧れ

今使用しているロードバイクに不満はなく、今のところ物欲があるわけではないのだが、気になっているのはMavicのホイール。コスミックカーボンやエクザリットが気になるわけだけど、気になる理由は自分の深層心理にMavicが良いものとして刷り込まれてしまっているから。これは、学生時代にマウンテンバイクに乗っていた時があって、前輪を破損させてしまったことに話は遡る。当時は兄から譲ってもらったBianchiのマウンテンバイクが高価なものだと思っていたのだけれど、ホイールの修理をお願いした自転車屋からは、これは日本のタンゲのフレームで、壊れたホイールを見てもそれほど高価なものではないと言われたんだよな。Bianchiってイタリアじゃなかったの?タンゲって何?って感じだったのを覚えている。

自転車屋からは、壊れたホイールはアラヤのもので、新しく交換するホイールはMavicの良いものになると言われて、前輪だけMavicのホイールに交換することになったのだが、確かに軽くなって走りは良くなったなという印象だった。当時は自転車のことなんてほとんど知らなかったし、メーカーなんてまず頭に思い浮かぶものがない程度の知識。これがMavicのホイールとのファーストコンタクトだったわけで、すごいと言われているホイールなんだなと思っていた。

今は色々なホイールのメーカーが林立している状態で、どれを選んでも自分程度のレベルであれば十分な性能があると思えるので、Mavicは特別な存在にはならないのかもしれない。しかし、過去の刷り込みのイメージからくる自分にとってのMavicは、他のメーカーとは一線を画すものがあるので、いつかはMavicのホイールを手にしたいと思うようにはなっている。今使っているのは、Lightning Alpineというアルミのホイール。これは割安で軽量なので購入することになったのだが、性能の部分での不満はほとんどない状況で、これを買い替える理由も今のところ特にない。欠けているのは性能とは全く関係のない部分で、過去の憧れというか思い入れがないとうことだけ。ただし、Lightning Alpineのホイールについて調べれば調べるほど、評価の高いリムが使われていたりするので、買って良かったホイールだと思っている。実際に使っていて一切問題はないし、この軽さに慣れてしまうとこれより重いホイールを付けたいとは思わなくなってしまう。今でもロングライド、峠、風の強い日を走るたびに、Lightning Alpineの性能に納得させられるからね。

Cannodaleをロードバイクに選んだのは、学生時代に店頭に並んでいたCannodaleのマウンテンバイクを見て憧れがあったからというのもある。当時は自転車にショックアブソーバーが付いているものなんてほとんどなかった中で、レフティなどを登場させたCannodaleは迫力があった。いつかは乗りたいと思わせるものがあったんだよな。今のCannondaleはアメリカ製ではなくなってしまったけれども、だからといって現在のCannodaleの魅力が失われたわけではない。Synapse alloyを使っているけれど、これはアメリカ的なデザインだし、アメリカで売れているバイクということもあって、かなり気に入っている。日本ではそれほどの人気はないようなのが少し残念だけど、良いバイクだと思うんだよな。

Cannodaleに乗ることに満足するのと同じことをホイールにも求めるとしたら、自分にはMavicしかない。そんなホイールだと思っている。ただ、価格がちょっと簡単に飛び込めるようなものではないこともあって、躊躇してしまうんだよな~。ここは過去の思い入れから現実に引き戻されてしまうところ。Synapse alloyは割安な価格だったので購入の決断をすることができたのだが、Mavicの高級ホイールはどうなることやら。現実をみてLightning Alpineを選んでしまった自分がいたわけだからね。







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