2014年6月22日日曜日

サイクリング生活には塩分とクエン酸が重要

先週は両足が攣ってしまい、自宅まで残り10キロちょっとのところでリタイアしてしまう結果となったので、自分に負けてしまったかのような気持ちで一週間を過ごすことになった。そして、昨日、天気次第では諦めるしかなかったのだけれど、午前中は曇りで問題がなさそうだったので、先週のリベンジを果たすため、同じルートを辿るサイクリングをやってみることにした。

先週の失敗を繰り返さないように、心掛けたのは梅干しや熱中症予防のタブレットを食すようにしたこと。平日の朝の通勤でも職場に到着する時には結構汗が出ているので、普段から塩分やクエン酸の補給が滞らないように注意してみた。そして、出発前の食事にも、水分と塩分が不足しないように心掛けたつもり。タブレットは5粒持っていき、およそ45分間隔でサイクリング中にも食すようにした。水分補給も喉が渇いてからではなく、15分程度の感覚で必ず補給するように心掛けた。

天候が雨に変わる可能性もあったし、雨でないにしても路面が濡れていると想定されたので、ホイールをCosmic carbone SLEからLightning alpineに換装。本当はCosmic carboneで登りたかったんだけど、雨でリムを消耗させたくなかったし、Lightning alpine であれば、少しは足の負担が減るのかなと考えてのことだった。先週は二本木峠で足が攣りそうだったわけで、今回の挑戦でこれがどこまで改善されるのかといったところになる。

結果は、足の攣りを起こすことなく、115kmのルートを無事に帰宅することができた。先週との違いは補給をしっかりと採っていたことだと思う。それと、普段から梅干しを食していたことが良かったのかもしれない。梅干しの効力を侮っていたというか、何故、普段の通勤時から熱中症対策を今までしてこなかったのかということを後悔することになった。もう一つ、前回と大きく異なったのは翌日の身体の疲れ具合。今回はそれほど疲れを残すことはなかったし、リフレッシュされた感じを受ける。

乾燥肌を悪化させて以来、薬や睡眠に気を使っていたつもりだったんだけど、今回の件で自分に不足していたものがよく分かる結果となった。自分に不足していたのは塩分とクエン酸だったようだ。もともと汗が出やすい体質なわけで、ドリンクの補給にはそれなりに気を使っていたつもりだったし、塩分などはスポーツドリンクで賄えるものだと思っていた。これが間違いだったようだ。毎日梅干しを一個食べていくだけで、日々のダルさが少しずつ改善されていった感じはするし、過剰ではないにしても、汗が多く出たときは塩分をなるべく多めに採るように心掛けたことで、体調も良くなったかと思える。サイクリングはかなり汗をかくわけだから、相当な塩分が出てしまっているは間違いない。

これまでのサイクリング生活を振り返ってみると、一年を通じて、塩分やクエン酸に注意したことはなく、汗を出した分だけドリンクを補充するようなものだったかと思う。汗は夏場であっても冬場であってもそれなりに出てくるわけで、ウェアに付着した汗の白い痕をみれば、水分補給だけでいいわけがないよな。自分の身体には汗で出てしまっていく塩分などが常に不足しているような状態だったのかも。こういうことが乾燥肌や日々のダルさに繋がっていたような気がしなくもない。

今まで足が攣りそうになった時もあったわけだけど、逆に考えると、今までは塩分やクエン酸の補給を疎かにしてしまっていただけであって、当然と言えば当然の結果なのかも。今回の件は塩分とクエン酸の補給の重要性について深く考えさせられることになった。足が攣るのは単に筋力が不足していることに起因していて、自分の実力が不足しているものだと思っていたのだが、単純に補給不足なだけだったような気がしてくる。先週も今回も汗が渇いて肌には白い粉が発生しているぐらいに塩分が出てしまっているわけなので、通常の塩分量の補充では足りなくなるのだろう。

今回の二本木峠は、前回と比べて同じくらい精神的に辛いと感じたわけだけど、足が攣ってしまうような状態にはならなかった。これは、Lightning alpineのおかげなのかもしれないし、日頃の梅干しの効果なのかもしれない。ただ、前回は松郷峠の辺りで足が疲れていたので、もともとコンディションが良くなかったと言えなくもない。風邪を悪化させたことと梅雨入りしたことで、前回のサイクリングは久しぶりのものになったわけだけど、久しぶりのサイクリングだったこともコンディションが悪すぎた要因なのかも。

帰りにショップに寄って店員さんに補給食について色々と相談してみると、足の攣りにはクエン酸入りの補給食が重要だとののこと。ドリンクとしての水分補給も当然必要だし、場合によっては、足に水をかけて冷やすことも効果があるらしい。それと普段の生活も重要とのことで、まー、どちらにしても、今までこういうことを深く考えていなかった自分に後悔している。

塩分とクエン酸を補給するサプリは何かと考えてみると、一番いいのは梅干しということになる。それも普段から食していた方がいいようだ。通勤のママチャリも片道25分程度になるので、それなりに汗をかく運動になっているわけで、普段からの補給が不足していたような気がする。昔は梅干しが嫌いだったんだけど、今はどうしても必要な補給食と捉えるようになっている。今後、クエン酸入りのサプリや補充食を試していこうかと思っているけれど、梅干しは欠かすことのできない一番の補充食になるのは間違いない。特にこれからの季節には梅干しの効力は絶大だと思われる。

梅干しというか、塩分とクエン酸の効力については、もっと早く気付けよって感じになった。














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