Cannondale 2015モデルはかなり期待できる。というか、欲しくなるモデルがここまでラインナップされてきたのかというのを実感するほどに。Bikerumor(http://www.bikerumor.com/)の記事によると、caad10、synapse carbon、synapse alloyのそれぞれに特徴的なモデルが登場するようだ。2014モデルにsynapse alloyのディスクブレーキモデルを登場させたわけだけど、caad10までディスクブレーキになるとは想像できなかった。
レース系かつハイエンドでもないお手頃の人気車種であるcaad10にディスクブレーキが装着されるとなると、ますますディスクブレーキ化の流れが加速していきそうな予感。これほどの車種にディスクブレーキが装着されるとなると、ホイールのラインナップもさらに活性化されていくような気がする。これでcaad10はさらに進化したと言えるのかもしれない。synapse carboneもさらに進化しているようで、これからロードバイクを始めようとする人にも新たな良い選択肢が増えてきたのではないだろうか。
caad10やsynapse carbonに採用されるぐらいのディスクブレーキであれば、使い勝手にかなりの満足度があると思えるし、シマノのアルテグラや105もディスクブレーキ対応になっていることを考えると、最初からディスクブレーキのロードバイクを手にするのも悪くはないと思える。というか、リムブレーキに戻る必要はなくなりそうだな。軽量化に拘っている人にはリムブレーキが重要な選択肢になると思うけれど、ディスクブレーキの普及がここまで進んでくると、わざわざリムブレーキを選ぶ必要があるのかと考えさせられてしまう。
個人的には記事に掲載されているフェンダー付synapse alloyモデルが一番気になる。リムブレーキのsynapse alloy 6 2012のユーザーである自分から見て、本当はこういう使い方をしたかったと思わせる一台に仕上がっている。いずれはハイエンドの2台目を買うことになり、その時にsynapseは使い勝手の良いセカンドバイクとして利用できるのではないかと考えていたこともあったんだけど、このバイクの完成度を見てしまうと、リムブレーキのsynapse alloyをいくらカスタムしても無駄な努力になりそうだと思った。
この記事のsynapse alloyのフェンダーはディスクブレーキ化の恩恵を受けていることもあって、綺麗な治まり方をしているし、このバイク自体はsynapseそのものになるので、走りが悪くなるわけでもないと思える。街乗りに使えそうなロードバイクってこういうのを言うんだろうな。スキンサイドのシュワルベのタイヤも良い雰囲気を出しているし、このバイクをラインナップに加えた開発者の気持ちがよく分かったかのような気持ちになる。本当に、自分の欲しかったバイクがこれだという感じ。フェンダーとディスクブレーキによる重量の増加は仕方がないけれど、このデメリットは、悪天候等での使い勝手を考慮すると相殺できるのではないかと思える。バイク好きな人はセカンドバイクとして色々とカスタムしていくのだろうけれど、このsynapse alloyはそういった人達であってもカスタムしようがないほどの完成度になるのかもしれない。カーボンのハイエンドモデルに敵うわけないんだけど、セカンドバイクとしてこれ以上のものはなかなかないのではないかと思った。
ディスクブレーキ用のホイールは今後も色々と改良されていくと思われるので、これからはディスクブレーキ化が進んでいくんだろうな。クランクブラザーズからスポーク数の少ないロードバイク用のディスクホイールが早く出てほしい。
リムブレーキのロードバイクは晴天時に使う限り、ディスクブレーキと大きな違いはないと思っている。まー、もともと雨だと転倒などのリスクが高まるので、ディスクブレーキモデルを所有したとしても、晴天時に乗ることがほとんどになると思える。ただし、雨天をなるべく避けたとしても、ロングライドでは通り雨や路面が濡れている場面に遭遇してしまうことが避けられない場合もある。汚れが付着するだけなら問題がないんだけど、土や砂がホイールのリムをかなり消耗させてしまうことが問題。ディスクブレーキだとそういうことを気にしなくていいし、ブレーキの効きも良さそうだから、リムブレーキのネガティブな部分は解決できる。フェンダー付のsynapse alloy ディスクブレーキだったら、どこでも気にせずに行けちゃうだろう。
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