2016年8月21日日曜日

週末ライダー(年間走行距離3,000キロ)の実力

平坦区間で30km/h、平均速度25km/h以上というのは、今の自分の実力であり、これが限界かなと思う。

昨日は雨、今日も天気が悪いかと思っていたら晴れていた。朝6時過ぎに自宅を出発し、物見山までを往復。距離は50kmで平均速度は26.5km/hだった。物見山に到着すると暑さで気分が悪くなるほどで、日頃の体調管理をしっかりしていないとダメなんだろうなと思った。

休憩中にVAXレーシングチームのジャージを見かけることになった。原付が先行して、その後を選手が追走する練習のようだが、物見山の登り坂をかなりの速度で駆け上がっていくのを見て、自分には辿り着くことのできないレベルだということを見せられたような気がする。

物見山の登り坂は、いつ登ってみてもキツイ。ペースを落とせばそんなことはないのだろうけど、平坦区間からそのまま坂道に突入するタイミングは、自分の力を試されているような感じで、なんだかんだでほぼ全力を出し尽くしてしまうような状況。脚力のある人が登っても、キツイ感覚は同じなんだろうなと思う。

物見山の往復を続けると、週末ライダーとしての限界を感じる。なんとか平坦区間で30km/h以上を心掛けているのだが、自分より速い人が多く感じるので、鍛えられた人がこんなにもいるのかと思えてしまう。自分より速い人は、体調管理だけでなく、トレーニングの質と量が自分とは圧倒的に違うのだろうと思った。

体調管理をできていないもの自分の課題になるのだろう。今日みたいに物見山で具合が悪くなるような体調だったのは、自己管理ができていないとも思える。ネットやゲームのやりすぎで夜遅くまで起きているのがダメなのだろう。まー、ネットやゲームをしていなくても寝苦しさでまともな睡眠がとれていないのがダメなのだろうな。




2016年8月14日日曜日

涼しさを感じたお盆休み

今日は真夏日ではなく、日中曇りで気温は30℃を下回るぐらい。時折、日差しに照らされることがあったけど、涼しさを感じられるサイクリングとなった。

最近のサイクリングは物見山ルートばかりとなっていたので、以前のルートで雀川ダムを目指すことにした。久しぶりなこともあって、途中で道を間違ってしまい、小川の道の駅まで行くことになった。しばらく行っていないルートを選択すると、覚えている景色の方向に自然と向かってしまうのが間違いの原因だったのかも。

都幾川の水量が少なくなっていたので、今年は水不足だということを改めて実感。埼玉のどこかで大雨警報になったというニュースを聞いたことがあるけど、県内全体としてはそれほど雨が降っていないんだよな。

行き先を雀川ダムから松郷峠に変更して、小川の道の駅を出発すると、松郷峠でCAAD12乗りに追い抜かれることになった。自分もCAAD12乗りなので、抜かされた自転車が同じであることを意識するわけだけど、追い抜いて行ったCAAD12乗りも自分のCAAD12を意識していたと思う。

CAAD12乗りを追い続けると、終盤でギアチェンジのミスがあったようで、ペースダウンとなったところでかなり距離を詰めることができたわけだけど、CAAD12乗りはハイペースで登って行ったのではないかと思った。後姿を観察していたわけだけど、一度、追い抜いた人に追い抜かれないようなペースで登っていたような感じ。気持ちは分かる。

その後は松郷峠を下るのではなく、左折して林道を登る。雀川ダムに近い林道を通過し、そのままダウンヒル。ここのダウンヒルは1年目の時によく行っていたルートで、当時はこれで満足していたんだよね。標高がそれほど高くはないけれど、景色の良い場所があって、車の通行が少なく、自宅からの往復でちょうどいい距離。それは今でも変わらない。

松郷峠へ向かう女性サイクリストが何人かいたので、ロードバイクの人気が女性にも浸透してきていることを改めて実感する。夫婦あるいはカップルで走行しているのも見かけるし、グループライドでも見かけるのが普通になってきたようだ。

帰りは物見山ルートで巡行。物見山と高坂駅を越えてしまえば、信号の少ない平坦区間が続くところが気に入っている。ここで、トライアスロンのグループに追い抜かれることになったのだが、後ろに付いていけそうだったので、少し頑張ってみたりする。35km/h以上だと数分で千切られるだろうけれど、そこまでのペースではなかったので落ち着いて付いて行けた。

今年はそれなりに走行距離を増えているのと、日頃の筋トレが少しずつ効果を上げているようだ。それとペダリングが自然な感じになってきたのも良い兆候で、体幹が向上しているのも良い影響を与えているのかもしれない。無風平坦区間であれば30km/hの維持は普通になってきたので、これを32km/hぐらいまで伸ばすことが当面の目標。まー、真冬になれば速度が落ちるので、今の季節での目標になってしまうのかもしれない。








2016年8月8日月曜日

真夏の熊谷のクリテリウムの事故

http://www.cyclisme-japon.net/1919

熊谷のクリテリウムで死亡事故が起こったようだ。日曜日は朝6時からサイクリングをしたのだけど、暑かったので9時前に帰宅して終了していたのだが、こんな事故が同じ埼玉県内で起こっていたとは。

事故は単独とのことで接触ではないらしい。熊谷の暑さは普通じゃないから、こんな昼間にアスファルトの上を走行していたら身体は持たないだろうと思った。レースで追い込むなら、なおさら危険。原因が暑さと関係しているのかは確認できないが、何かしらの影響はあったのではないだろうか。

真夏のイベントは要注意なんだろうな。ヒルクライムやら、クリテリウムやら、色々なイベントが開催されているようだけど、どんなに注意をしていても明日は我が身にも起こりうるということを認識しておきたい。


2016年8月7日日曜日

梅雨明けは暑すぎる、、、「1カ月で磨くヒルクライム力」と「ディスクブレーキ記事」を読んでみて

先週は暑すぎてロードバイクに乗っていない。今週末は土曜日は見送りで、日曜は朝6時から8時まで物見山を往復。朝6時で気温が27℃というのは身体にこたえる。熱帯夜で睡眠が浅くなる時は要注意かも。

物見山は相変わらずチームや高校の自転車部で賑わっていた。日曜の朝7時台は人が多いということか。自転車部の高校生は皆速いだけでなく、良いバイクに乗っているのが印象的だった。ホイールを含めると50万以上がざらにある。ハイエンドも混ざっていたりするので、最近の高校生は凄いなと思った。

http://www.cyclesports.jp/publishing_contents/2016/8


写真:サイクルスポーツより


サイクルスポーツの8月号「1カ月で磨くヒルクライム力」を読んでみると意外と面白くて、自分の意外と盲点だったことが指摘された気がする。ヒルクライム以外にも役立つのではないかと感じた。

ヒルクライムは苦手だし、この意識が今後とも変わることはないと思う。平地巡行は少しずつ上達してきている感覚はある一方で、ヒルクライムは上達の手がかりが掴めない状況だった。思えば、平地巡行は速度維持を目安にして、自分のペースを保つことができているのに、ヒルクライムは自分のペースが維持できていないことが課題であり、この特集でヒントが得られた気がする。

それにしても、雑誌のライターによるディスクブレーキ化に対する抵抗記事は何なのだろうと思う。ディスクブレーキはホイールも含めて専用品が必要になる、リムブレーキと比べて軽快さに欠けている、といったネガティブな意見を並べている。リムブレーキが最高という書き出しが目に付く。25Cタイヤについても同様にネガティブな記事を書かれている。

もうさ、リムブレーキは既にあるのだし、リムブレーキモデルだけの書き続けて、ディスクブレーキモデルに言及しなくていいのではないかと。

趣味で乗る限り、リムブレーキを選んでも、ディスクブレーキを選んでも、特に問題はないはず。トップ選手によるトップレースを引き合いに出して、バイクを選択する必要はないだろう。

彼らはリムブレーキ評論家であって、それ以外を排他的にみる評論家であり、自転車全般の評論家ではないということがよくわかる。彼らの評価対象は各ブランドのハイエンドモデルであって、これが基本という考えなのだろう。

一方で、bikeraderの説明の方が納得がいく。自分の必要に応じて、それぞれの組み合わせを選べばいいって話であって、その中にディスクブレーキが追加されたことになる。こういう視点で発言するのが評論家になるのではないだろうか。





ディスクブレーキDi2使用のスペシャライズドのハイエンドを試乗した時、リムブレーキでは考えられなかった世界がそこには存在することを初めて知った。これだけでディスクブレーキのロードバイクは十分な存在価値がある。問題は価格。

一度、機械式のディスクブレーキモデルも試乗したことがあったけど、整備不良のためか、ブレーキの利きはリムブレーキとほとんど変わらない。整備不良じゃなかったのかもしれないけれど、機械式の利きでもって、ディスクブレーキを誤解する人は多いのかもしれない。整備された油圧式であれば、ブレーキの利きは不自然さはないし、変に力を入れずに済むのでリラックス状態で長く乗れる。

自分の好みに合わせて組み合わせを選択できるようになった今のラインナップはいいと思うんだよね。自分がロードバイクを始めた2012年はディスクモデルがほとんど存在しなかった。今はエントリーモデルにもディスクブレーキモデルが存在しているから、良い方向に向かっているのではないだろうか。