2017年2月25日土曜日

イベントの事故について

先週の行田のレースで転倒が発生し、死亡事故になってしまったというニュースをみた。先週の同じ日に荒川サイクリングロードを走っていたので、その日の風が異常に強かったということを実感していた。

あの強風の中でレースをやっていたのか??というのが率直な感想。

荒川であれだけの強風だったわけだから、行田も似たようなものだったはず。何故、この記事では強風に触れていないのだろうか。
http://www.cyclowired.jp/news/node/224685

吉見の桜並木区間が特に実感できるところで、木の間を抜ける横風によって、車体を安定させるのが大変なほど。ここまで横風が凄かったのは今までなかったんだよな。追い風を受ける中では、40キロで走っても向かい風を感じられないほどだったし。

自分がロードバイクを始めたのは2012年の夏。それ以降、記憶にあるイベントでの死亡事故ニュースは、富士スピードウェイのエンデューロ、熊谷のクリテリウム、そして今回の行田の一般人向けレース。死亡事故ではないにしても、過去2回自分が参加したイベントでは目の前で落車事故を目にしてたりする。

改めて感じることは、ロードバイクに事故はつきものだということ。

速度30キロならケガ程度ですむのかもしれないが、40キロを超えると命に係わる重大な事故が起きても不思議ではない。事故を回避するためには自分のスキルが重要なのだろうけど、目の前で接触や落車が発生したら、何もできずに巻き込まれて終わってしまいそうだ。

自分のスキルは、普段走っている速度によって醸成されていくものだと思っている。自分の場合、普段は25~35キロ程度なので、この程度のレベルの反射神経やバランスしか持っていない。

同様に、普段とは異なる強風での異常な速度域での集団走行は、たとえ上級者であっても簡単に制御できるものではないだろう。

路面や周囲の安全が自分レベルのスキルで問題があると、頭の中で危険レベルのスイッチが自然と入ってしまうわけで、これを克服するためには乗り方のスキルや反射神経を上げる必要があるのだけれど、これは簡単なことではない。

速さという実力だけではなく、事故にならないスキルも重要になるのだろうと思った。









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