2013年10月27日日曜日

キャノンデールバギーショーツのインプレ

昨日の観戦の疲れがあったので、朝起きるのが遅くなってしまったのだが、天気が良いこともあって、荒川サイクリングロードを走ってきた。結構走っている人が多かった気がする。今月はロードバイクに乗れてなかったので、久しぶりな感じになる。
行き先は吉見運動公園。行きは北風が強くて20キロの速度しか出せない。ただし、風が強いといっても、気温がちょうどいい感じになるので、汗はあまり出ない。ロードバイクに乗り始めたばかりの一年前だと、この風はきつかったのかもしれない。今は遅いなりにペダルを漕いでいく力がついているので気持ちが折れることはなかった。
帰りは追い風に乗って気持ちよく走ることができた。速度が40キロオーバーになっているのに、余力を残す区間もあった。晴れ渡った中で走るのは本当に気持ちがいい。本来の自分の実力では出せない速度で走っているのも悪くはない気持ちになる。
今回初めてバギーショーツで走ったんだけど、自分にはバギーショーツの方があってるのかもしれないと思った。ビブショーツと比べてリラックスして走れた気がする。キャノンデールのシャモア付インナーは乗り心地が良く、今使っているのスゴイのビブショーツとそれほどの遜色はなさそう。まー、自分の場合は、ゴールドウィンのパッド付インナーを二重に履いているので、重ね着が効いているだけなのかもしれないけれど。
バギーショーツは、街中でも違和感ないだろうし、走行に支障もない。ショーツの素材と適度なゆったり感はよく考えられているなと思った。自分の乗り方だとバギーショーツでも充分な感じになるな。Synapse alloyにも合っている気がする。真夏の汗が多くなる時期はビブショーツの方がいいかもしれないが、汗が出なくなるこれからの季節だと悪くはないね。

2013年10月26日土曜日

さいたまクリテリウム 2013 を観戦してみて

この観戦は最高だった。場所も申し分ないし、何よりもこのクリテリウムがツール・ド・フランスそのものなわけだったのだから。A.S.O.のアモリ代表がパンフレットの中で、「ツール・ド・フランスの第22ステージと呼ぶにふさわしいほどの象徴的なイベント」と言っているのだけれど、まったくそのとおりだと思った。
UCIプロチームのジャージやハイエンドモデルのロードバイクは直接的にではないにしても、ショップで見たり、サイクリングで見かけたりすることはあった。マイヨジョーヌやレインボーのジャージも着ている人を見るのだが、こういうのはコスプレだったりレプリカになるわけなんだよな。コスプレは気持ちが入るので悪いことではないし、誰が着ても自由なわけだし。そもそも本物を見ることなんてなかったのだから。
ところがだ。目の前を走っているのは、今年のツールを走っていたチームそのもので、エースも複数走っている。ロードバイクの選手は細身のイメージをもっていたのだけれど、プロチームの選手の身体を実際に見てみると、身体の芯がしっかりとしていて大きく見える。パワーに溢れた身体つきをしているのに、周回を重ねても平気なほどの持久力をあわせ持っていた。国内選手も遜色がないくらいに健闘をしているのだが、これがツールを走りきる本場の選手なのかと感嘆してしまう。
チーム内での人数制限はあるものの、コースでトレインになっている状態を携帯のカメラで撮影しているうちに、これって、ヨーロッパのレースシーンと同じなんだよなと気づかされる。マイヨジョーヌも世界選手権王者も現役そのまま。コスプレでもレプリカでもない!
レースは、二つのポイントレースが行われた後、メインレースとなったのだが、メインレースは明らかにスピードが上がっていて余興的な要素は感じられないほどで、見ごたえ十分。路面が乾いてきたことも、レースの迫力が増した要因になるのかも。ヘリコプターが上空からレースを撮影していたのも、ツールで見る光景そのものだし。いつもと違うのは場所がヨーロッパではなくて、さいたま新都心ってことぐらい。
ツール・ド・フランスの記念大会ということではなくても、今後もこのイベントは続いてほしいと思った。色々と課題はあるだろうけれど、さいたま新都心はクリテリウムに相応しい場所だし、アクセスも立地も申し分ない。あれだけの観客数があったのに、帰りの電車が満員になることもなかったからね。駅も含めて観客の収容能力は極めて高いわけだから。

さいたまクリテリウム 2013 会場の様子

台風の接近により中止になってしまうのかと心配していたけれど、無事に開催されることになった今日のクリテリウム。ロードレースの観戦は初めてのことなので、どんな感じになるのか分からなかったのだが、ツール・ド・フランスを冠するレースということもあって、観客が尋常な数ではないだろうということで、早めに出発することにした。まー、自宅から電車で30分もかからない場所になるので、埼玉県民で良かったと実感したよ。
さいたま新都心駅に降りると既に多くの人が集まってきていた。午前10時の段階でも、スーパーアリーナやコース周辺で結構賑わっている。雨が降り続いているので傘を手放せなかったのだが、それでも人が集まっていたんだよな。コースの最前列で待っている人達は、もっと早い時間に来ているのだろう。
午後からは曇りの予報になっていたので、天気は回復するはずだったのだけれど、昼過ぎまで雨が降り続く状態だった。観戦するにはあまり良い天候ではなかったのかも。それでも、レースの時間が近づいてくると来場者が増えていく形となり、コースの最前列はほぼ人で埋まってしまい、二列目三列目でないと観戦できない状態となる。コースで待機していたら身体が冷えそうだったので、飲食店のテーブルで時間を潰したのに、それが仇となってしまった。
コース沿いの歩道が観戦場所になるのだが、歩道は観戦区域と通路に仕切られているので、通路で立ち止まりがないように、警察やボランティアが指示や案内を行っていた。コースを見て回ってみると、ほとんどの観戦区域は人で埋まっている状態で、コーナーなどの見所は既に混雑してしまっていた。どこか良い場所はないかと探してみて、見つかったのがクリテリウムパークの近くの一画。コースの最前列にはならないけれど、芝で少し高くなっているのでコーナーでの様子が一望できる割りと良い場所だった。午後からのレースをこの場所で見続けることになるのだが、観客は増える一方だったので、移動することが出来なかった。この場所を移動しても、良い場所は取れそうもなかったし、移動しちゃったら、この場所に戻ることができなくなりそうだった。それにしても、これだけ混雑している中で、混乱がなかったのは警察やボランティアのおかげだろう。

2013年10月7日月曜日

2014 Synapse alloy 105 disc が欲しいと思う理由

Synapse alloy 2012 ユーザーとして気になったことは、2014モデルのディスクブレーキ化。このモデルは今までのものとは一線を画すのではないだろうか。こういうと言い過ぎかもしれないが。
ロードバイクを使用する度に洗車してみて感じたことは、リムとブレーキシューは結構汚れてくるということ。晴れの日だとそれほどでもないのだけれど、路面が濡れてたり、雨に降られると、一気に汚れの度合いが増すというか、異物がブレーキシューとリムに紛れ込む確率が跳ね上がる感じなんだよね。リムがあれだけ地面に近いわけだから、頭の中では仕方がないことなんだと分かってはいるんだけどさ。
雨の日の走行で汚れの状態を見ると、フロントもリアもリムブレーキのブレーキシュー辺りから黒い汚れが飛び散った感じになっている。もちろんタイヤから飛び散る水の汚れもあるんだけど、こういう汚れはそれほど頑固な汚れではない。ホイールに付く汚れは、砥石状態となったブレーキシューの黒い汚れなんじゃないかと思える。なかなか落ちにくい頑固な汚れなんだよ。チェーンオイルの飛散もそれなりにあるけれど、ブレーキによる汚れは洗車では厄介。好きで雨の中を走っているわけではなく、一年を通じてロードバイクに慣れようとすれば、自然と雨に遭遇してしまうわけだから、こういった汚れは、もうちょっとなんとかならないものかと思ってた。それと、雨の日のホイールのリムの削れ具合を見るたびに、ホイールって消耗品だよなって思わされる。
ディスクブレーキになると、こういったことでの煩わしさから解放されるのかもしれない。今後はディスクブレーキ用のホイールが充実してくるだろうから、完成車に不満が出てくる頃には良いパーツを選べるようになっていくだろうし。エントリーモデルのリムブレーキの効きの悪さも、最初からディスクブレーキだったら解消されるような気がするね。
今の自分の使い方だと、ロードバイクのディスクブレーキ化にデメリットはない。リムブレーキのホイールやフレームとの互換性がなくなるというのは、特にデメリットとは言えないんだよな。そもそも全くの別物なんだから、互換性を求めるのはどうかと思うし。
Synapse alloyの良いところは、アルミの安価な頑丈なフレームにあると思う。カーボンの方が軽量で振動吸収が良いだろうけれど、アルミのフレームでも十分に150kmは走行できるわけなので特に不満はない。もしも200km近く走る場合は、日没を覚悟する必要があるし、そのためには一日10時間以上はロードバイクに股がっていなければならないはず。たとえカーボンフレームだとしても、自分には10時間以上も股がるのは無理だってなんとなく分かってきたからね。自分のロードバイクの使い方を考えると、アルミフレームで事足りているのを実感するんだよね。そうすると、アルミフレームのディスクブレーキモデルというのは、自分の用途に合っていると思えてくる。重量が増加するのだろうけれど、ロードバイクの走りの性能にそれほどの影響を与えるとは思えないし、今までの経験で言えば、自分が体感できるような差はないだろう。
Synapse alloy discの実物を見ると、見た目は悪くないし、フレームにワイヤーが内蔵されることでスッキリしていた。なんかこう、直感的な感想になってしまうけれど、自転車本来のあるべき姿なんじゃないかと思ってしまわなくもない。うまくまとめられているので、リムブレーキが古臭く見えてしまう感じがしたのは自分だけなのだろうか。ディスクブレーキは油圧ではなく、メカニカルなのだが、これはこれでいいと思う。油圧だとメンテナンスが面倒になるだろうからね。エントリーモデルなのに、いきなりのディスクブレーキ化でも完成度が高いと思えるんだよなー、本当に。逆に考えると、最初にディスクブレーキのロードバイクに慣れてしまうと、リムブレーキのロードバイクに戻ることはできなくなるのではないだろうか。まー、無理に戻る必要はなさそうな気はするけれど。つくづくsynapse alloy disc を購入できる人が羨ましいと思った。

2013年10月6日日曜日

バックパックとショートパンツを購入

今日は冬物のアパレルを買いに行くつもりで出掛けたのだが、目的外となるバックパックとショートパンツを買ってしまうことになった。
冬物がショップに並び始める今の時期に購入しておかないと、真冬になる前に欲しいものが売り切れてしまって、悔しい思いをしたのが去年の反省点。今年はさっさと選んでしまおうと思っていたのだが、店で色々と見比べてみると、なかなか選びきれない。
去年の実体験では、氷点下近くになると、手の指と足の爪先がどうにもならない状況だったので、きちんとしたグローブとシューズカバーが必要だと痛感。冬用のタイツも重要だけど、これは寒さが厳しくならないと暑くなるだけな感じもする。ひとまず去年購入したアソスのレッグウォーマーとSUGOIのバルサジャケットがあれば、5℃くらいまではいけるわけだし。ユニクロのヒートテックは乾燥肌の原因となったので、これを着ることは永遠になくなった。今年のインナーは、ちゃんとした下着メーカーのものを選ぶようにしたい。でも、グローブとシューズカバーくらいなら、今すぐ買う必要もないのかな。
というようなことを考えながら、商品選びをしていくと、欲しいと思える冬物が見当たらなくなってしまったんだよね。そんな中で思い浮かんだことは、そういえば今までポタリングできるような服を買ってなかったなと。考えてみたら、今の自分はビブショーツ一枚しか持っていない。ロードバイクにビブショーツが快適なのは間違いないけれど、同時に気合いが入ってしまうところもあるので、マッタリ出来ないところがあるなと感じていた。ロードバイクでポタリングするのも悪くないはずなんだけど、ビブショーツでポタリングというのは、ちょっとね。
ポタリングで必要だと思うのは、ラフな服装と荷物を入れるバッグ。バッグは普通のリュックでもいいんだけど、より小さい自転車用のバックパックが欲しいと思っていて、考えていたのはドイター。貴重品とちょっとしたものが入るくらいで十分なので、容量も5リットル程度あれば問題なし。ドイターに決めようと思っていたら、その奥にオーストリッチバックパックライト5.5が掛かっていて、これを背負ってみたら意外といい感じ。その場で手持ちの貴重品と魔法瓶を入れてみて背負ってみても悪くはない。ドイターもそれなりに軽いんだけど、このバッグの方が軽さは上だったこともあって、少ない荷物ならこれで十分という感じで、即購入決定となった。値段は3,832円で安かったことも決め手だったし、折り畳んでコンパクトになるのもいい感じだな。ラフな服装と言えば、マウンテンバイクかなと思って商品を見ていくと、そこにキャノンデールRUSH BAGHY SHORT が一枚だけ掛かっていた。去年から色々と自転車関係のアパレルをチェックしてきたわけだけど、実用性とファッション性のバランスがとれたものって、なかなか見つからなかったんだよね。ネットのどこかのブログだったか忘れたけれど、キャノンデールのバギーパンツを紹介していたのがあって、前から欲しいなとは思っていたけれど、なかなか現物に巡り会うことはなかったので、購入対象ではなかったのだけれど、このパンツはパッド付きインナーパンツ込みで8,925円。お買い得だと思った。試着すると確かに自転車用の短パンらしくなってるのが分かる。サイズもちょうど合ったので即購入決定となった。
今回の買い物で、ようやくロードバイクによるポタリングができそう。今思うと、何で今までがビブショーツだけだったのかと思わなくもない。