Synapse alloy 2012 ユーザーとして気になったことは、2014モデルのディスクブレーキ化。このモデルは今までのものとは一線を画すのではないだろうか。こういうと言い過ぎかもしれないが。
ロードバイクを使用する度に洗車してみて感じたことは、リムとブレーキシューは結構汚れてくるということ。晴れの日だとそれほどでもないのだけれど、路面が濡れてたり、雨に降られると、一気に汚れの度合いが増すというか、異物がブレーキシューとリムに紛れ込む確率が跳ね上がる感じなんだよね。リムがあれだけ地面に近いわけだから、頭の中では仕方がないことなんだと分かってはいるんだけどさ。
雨の日の走行で汚れの状態を見ると、フロントもリアもリムブレーキのブレーキシュー辺りから黒い汚れが飛び散った感じになっている。もちろんタイヤから飛び散る水の汚れもあるんだけど、こういう汚れはそれほど頑固な汚れではない。ホイールに付く汚れは、砥石状態となったブレーキシューの黒い汚れなんじゃないかと思える。なかなか落ちにくい頑固な汚れなんだよ。チェーンオイルの飛散もそれなりにあるけれど、ブレーキによる汚れは洗車では厄介。好きで雨の中を走っているわけではなく、一年を通じてロードバイクに慣れようとすれば、自然と雨に遭遇してしまうわけだから、こういった汚れは、もうちょっとなんとかならないものかと思ってた。それと、雨の日のホイールのリムの削れ具合を見るたびに、ホイールって消耗品だよなって思わされる。
ディスクブレーキになると、こういったことでの煩わしさから解放されるのかもしれない。今後はディスクブレーキ用のホイールが充実してくるだろうから、完成車に不満が出てくる頃には良いパーツを選べるようになっていくだろうし。エントリーモデルのリムブレーキの効きの悪さも、最初からディスクブレーキだったら解消されるような気がするね。
今の自分の使い方だと、ロードバイクのディスクブレーキ化にデメリットはない。リムブレーキのホイールやフレームとの互換性がなくなるというのは、特にデメリットとは言えないんだよな。そもそも全くの別物なんだから、互換性を求めるのはどうかと思うし。
Synapse alloyの良いところは、アルミの安価な頑丈なフレームにあると思う。カーボンの方が軽量で振動吸収が良いだろうけれど、アルミのフレームでも十分に150kmは走行できるわけなので特に不満はない。もしも200km近く走る場合は、日没を覚悟する必要があるし、そのためには一日10時間以上はロードバイクに股がっていなければならないはず。たとえカーボンフレームだとしても、自分には10時間以上も股がるのは無理だってなんとなく分かってきたからね。自分のロードバイクの使い方を考えると、アルミフレームで事足りているのを実感するんだよね。そうすると、アルミフレームのディスクブレーキモデルというのは、自分の用途に合っていると思えてくる。重量が増加するのだろうけれど、ロードバイクの走りの性能にそれほどの影響を与えるとは思えないし、今までの経験で言えば、自分が体感できるような差はないだろう。
Synapse alloy discの実物を見ると、見た目は悪くないし、フレームにワイヤーが内蔵されることでスッキリしていた。なんかこう、直感的な感想になってしまうけれど、自転車本来のあるべき姿なんじゃないかと思ってしまわなくもない。うまくまとめられているので、リムブレーキが古臭く見えてしまう感じがしたのは自分だけなのだろうか。ディスクブレーキは油圧ではなく、メカニカルなのだが、これはこれでいいと思う。油圧だとメンテナンスが面倒になるだろうからね。エントリーモデルなのに、いきなりのディスクブレーキ化でも完成度が高いと思えるんだよなー、本当に。逆に考えると、最初にディスクブレーキのロードバイクに慣れてしまうと、リムブレーキのロードバイクに戻ることはできなくなるのではないだろうか。まー、無理に戻る必要はなさそうな気はするけれど。つくづくsynapse alloy disc を購入できる人が羨ましいと思った。
2013年10月7日月曜日
2014 Synapse alloy 105 disc が欲しいと思う理由
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