2015年3月21日土曜日

Garmin 510J のDi2対応は本国のサービスが受けられないことを購入後に知ることになった

ブログを訂正します。5月始めのアップグレードによってバージョン3.5が510Jにインストールされることになり、Di2の表示が可能となりました。

当時のブログは深い憤りを抑えられなかったことによって攻撃的な表現となってしまいましたが、喉元過ぎれば、、、という諺のとおりで、この時の強い感情はほとんど無くなっていた状況でした。気が付いたらいつの間にかDi2対応になっていたので、あれ??という感じです。そして、ブログで書いたことを思い出すことになり、ブログの消去も考えてみましたが、自分への反省という意味もあるので、こういった形で残すことにしました。コメントにある御指摘についても勉強になりました(アップグレードに気が付いた後にコメントを読ませてもらいました)。

はっきりしていることは、自分としてはガーミンを購入したつもりだし、代理店のサイコンが欲しかったわけではない。本国仕様と同じと考えていたし、本国で対応できない商品だとは思っていなかった。代理店の特殊仕様は、商品名や商品説明が不十分な気がしてならない。海外版を買えば良かっただけの話なんだけど、ここまでの違いがあるとは思っていなかった。本当に紛らわしい。510を検索しても、代理店の510Jに辿り着く状況なわけだから、同じ機種だと勘違いしてしまっていた。

サイコンが壊れたため、新たなサイコンが至急必要になったのでGarmin 510Jを購入することになった。今日のサイクリングで早速使ってみたので、最初の感想を書こうかと思う。

Garmin 510Jは機能が豊富なことは確かなんだけど、偏光サングラスだと画面が見づらくなってしまうのが痛い。まー、スマホでも偏光サングラスだと見にくい状況になるのだが、この状況は想定していなかったな。常時バックライトを点灯することで多少は見やすくなるのだが、壊れたサイコンの白黒液晶とは雲泥の差がある。昔ながらの白黒液晶は馬鹿にできないと素直に思った。

勾配や高度、心拍数などのログ取りは良いところだと思うけれど、これらに加えてDi2対応のサイコンというところに注目していたのだから、このガッカリ感は自分だけなのかも。表示項目は最大10個まで可能なようだが、どれも同じ字体の数字になるので、画面を探してしまう状況。自分としては3、4個の表示で、ページを切り替える方が見やすいのではないかと思う。慣れていないだけなのかもしれないけど、表示項目は絞って使うことになりそうだ。

以前のブログでGarmin 510がシマノのDi2に対応するアップグレードがなされていることを書いたのだが、これは英語版のみの対応であり、510Jはどうすることもできない状況だった。これは本当に残念というか、やられたという感じ。次のサイコンはDi2対応を想定していたからね。

「Garmin 510」と「Garmin 510 J」は同じ機種であり、日本語表示ができるかどうかの違いだけだと思っていただけに、本家のアップグレードも当然できるだろうと思っていたんだよね。ところがガーミンコネクトにつなげてみると、アップグレードの対象機種になっていないし、そもそも本家のホームページに日本が含まれていないことに気付く。PCに繋げば自動で本国の最新版にアップグレードしてくれるかと思っていただけに、この仕様に唖然としてしまった。

アップグレードに際しては、PCに繋げたデバイスを認識してからになるので、510Jは510と認識されることはなく、海外版のアップグレードが不可能な状態。こういうのは普通のことなのだろうか。アクションカメラや他の機材であれば、どこの国であろうとも最新版にアップグレードできるというのに。なんなんだ?この「J」仕様というのは?

510Jは最新バージョンが2.8であるのに対し、海外版は3.4以上に進んでしまっている。アップグレードが1つ2つ古いのであれば仕方がないと思うし、少し待てばアップグレードしてくれるだろうと思うのだが、ここまでの差が出てしまうとアップグレードの期待は無理というもの。バージョン2.8で止まっている時点で最新版というのは違和感がありすぎる。

本家のホームページに日本が販売対象に入っていないのが不思議だったんだけど、「Garmin」で検索すると日本の代理店のホームページも出てくる状況で、購入前はなんとも思っていなかったんだけど、実際に購入してみて本家のガーミンのアップグレードができない状況というのは納得がいかない。

iPhoneと同じ感覚で購入してしまったことに後悔している。iPhoneだったら、どこで購入しても、どんな言語であってもアップグレードができないなんてことはないだろうし、Appleが対応してくれるわけで、アプリはどの国であっても使えるようになっているのに対し、ガーミンは逆の対応をしているとしか思えない。何故、本国は日本を外しているのだろうかと思ったし、日本の代理店は何故、本国仕様を取り扱わないのかと疑問ばかり出てきてしまう。

自分の調査不足を悔やむことになるが、ガーミンの日本代理店を標榜しているのであれば、本国のサービスが受けられない状態であることに対して、深い憤りを感じる。本国のサービスを受けられるのは海岸版であり、「J」がつくものはサービスが受けられないのだから。「J」は別物といっていい。代理店の特別仕様は本国の正規品ではないということだな。

紛らわしいのは「日本語対応」とか「日本仕様」といった表現で「J」を付けていること。こういうのはさ、本体が同じOSだろうと思ってしまうし、本国のアップグレードにも対応していると勝手に勘違いしてしまうよな。

大体が海外製品を使用する前提で購入しているわけだし、ネットで海外の情報も得られる状況の中で、本国のサイトでもきちんとしたアップデート対応しているというのに、どうしてこうなったのか。あくまで日本語表記に留めるべきであり、本国のアップグレードもできなくなる仕様というのは、本末転倒だろう。

510の操作はシンプルであって、日本語が必要だとは思えないので、それが余計に何故本国のアップグレードができないのかという悪循環思考に陥ってしまう。操作自体が簡単なので、日本語訳の説明書があればそれで十分な感じで、ネット販売している店舗の海外版を購入する方がおススメだろう。海外版は正規の本国のアップデートを受けられるわけだし、「J」版よりはマシ。

海外版の510の購入を本気で考えてしまったが、Di2対応のシマノのサイコンを買うことになりそうだ。2つのサイコンを併用していくことになるな。510Jは記録用ということで頭の中で整理するしかない。サイコン選びでガーミンが最良の選択肢になると思っていただけに、「J」版が本国サイトから切り離されている現状は痛すぎる。

今後は「J」版を購入することはなくなった。





1 件のコメント:

  1. いつ出たのかは分らないんですが、510Jも3.50へのアップデートが出まして、Di2とサイクリングダイナミクスに対応しました。さっそくDi2ワイヤレスユニット付けて使用し始めましたが、問題なく使えてます。
    500Jの時からそうでしたが、ローカライズに手間取ってるのかリリースは結構ズレてますね。本国版に遅れること数ヶ月とかもあった気がします。代理店を名乗っている以上、大まかなリリース予定でも告知してくれればいいんですけど、いつも唐突にリリースしますから。Garmin Expressがあるとはいえ、510Jなどはスマホ連携があるせいで、アクティビティのアップロードもPCレスで出来てしまうから、ファームアップデートになかなか気付きませんよね(下手すればずっと気付かないユーザもいるかも)

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