2013年6月1日土曜日

楕円リングの効果

富士山ヒルクライムにエントリー出来なかったのだが、大会前日の受付会場で色々なバイクに試乗できるということで、大会に参加する職場の同僚に付いて行くことにした。
試乗したのは、カンパニョーロの電動アテナとジャイアントTCR。電動アテナは、カンパニョーロのペイントがなされているフレームだったので、カンパもフレームを出しているんだなと思って店員に聞いてみると、ビアンキのフレームをペイントしたものということのようだった。ビアンキのフレームということは、インフィニートかセンプレになるのだろうか。オルトレでないことしか分からなかった。試乗で印象に残ったのは、電動はカチカチと決まる点と、シフトのグリップが握りやすいというところ。二台目を考える場合、ビアンキが候補になるので、この試乗は参考になった。
一方のジャイアントTCRは価格が60万近くで、重量は6.2kg。十分な軽さを試したいというよりも、スラムレッドの変速を試したかったのが、これを選んだ理由。印象として、スラムの変速に特に問題はなさそう。慣れれば違和感はなくなるんじゃないだろうか。車体がこれだけ軽いと、電動アテナの試乗車が重く感じるほど。走りも軽快な感じがした。
電動アテナも軽量バイクも悪くないし、良いものだと分かって入るのだけれど、試乗してみた印象としては、最初のうちにその変化を感じるだけで、そのうち慣れていってしまうものになるのではないかという点。費用対効果を考えるとどうなんだろう。
一方で、劇的な改善になるのではないかと思ったのが、フロントのギアが楕円リングとなっている試乗車に乗った時だった。楕円リングの動きを見るとチェーンが揺れていて、ぎこちないように見えてしまうのだが、漕いだ感覚ではスムーズに円運動をしている感じで、綺麗に漕ぐことが出来たイメージ。ひょっとしたら、自分には楕円リングが合っているんじゃないかと考えさせられてしまうほど。店員の説明に従って、最初に通常の丸いフロントギアを試してから、楕円リングに乗り換えたので、その効果がより分かりやすかったのが印象的。綺麗にペダリングができるようになりそうという点で、ものすごい効果がありそうだ。二台目として、より軽量なカーボンバイクを購入するよりも、今のバイクを楕円リングに変えた方が、自分にとってシックリときそうな予感がした。丸い通常のギアでのペダリングの技術がどうのこうのではなく、楕円リングの方が自分に合っているのかも。今のバイクに装着できるのであれば使ってみたい。
帰りに、ドラゴンボールのナメック星の住居をイメージした建物となっている店で、ほうとうを食べることになったのだが、量が多くて腹がいっぱいになってしまった。店内には高齢者や子供もいたのだけれど、残さずに食べきれるのだろうか。ほうとうを食べながら、今回の試乗は結構な収穫があったなと考えさせられた。楕円リングの感覚が一番の収穫になるのかな。

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