2013年6月30日日曜日

ロードバイクを一年間使って感じたこと

今日は雀川ダムから峠に行く予定だったのだが、霧雨のため、雀川ダムから小川町周辺を巡ることになった。結果は、距離117キロ、平均速度23.7キロ。雀川ダムの最後の急坂でフロントギアをインナーにしてしまったのだが、あの急坂は距離が短かったので、アウターでもなんとか登れたかもしれない。前回に続いてアウター縛りに拘ったつもりだったので、少し残念な気もしなくはない。
雀川ダムの紫陽花はちょうど見頃だったようだ。地面が濡れていなければ林道に行くつもりだった。下り坂での路面の濡れは、ちょっとのミスで大怪我につながるので諦めるしかない。
雀川ダムからは、同行者の案内で車の少ない走りやすい道路を抜けて小川町、深谷市まで行くことになった。ロードバイクの走行に適した道路で自然に囲まれた状況というのは非常に気持ちが良かった。こういったルートに詳しい同行者には感謝しないといけないな。単独だったら道に迷ってしまい、景色を楽しむどころではなかっただろう。
前回のロングライドの時もそうだったのだけど、自宅から待ち合わせ場所までの距離でちょっとしたアップを行った。アップした後で20分くらい休憩できるようにしておくと、その後の走行が楽に感じるような気がする。100キロを超えても疲れにくいのは気のせいなのだろうか。アップには多少の負荷をかける感じで、アップ後の休憩が短すぎた場合は、その後の走行で50キロ過ぎ辺りから体力の消耗が激しくなって回復しにくくなるので、アップ後の適度な休憩も重要なのかもしれない。
アウター縛りで走行してみて感じたことは、足を踏むタイミングが2つのパターンになるということだった。サドルの後ろ側でのペダリングと、真ん中でのペダリングでは使う筋肉が違うのかもしれない。サドルに座る位置を調整することで筋肉を使ったり休ませたりすることができたような気がする。ただし、微妙な感覚の違いに過ぎないことでもあるので、このやり方が正しいのかどうかは分からない。色々な意味でポジションとペダリングは奥が深いと思った。
サドルの高さとタイヤの空気圧はこの一年でほぼ決めることができたと思う。サドルの高さは、ネットや雑誌で指標が示されているけれど、結局は自分の経験で決めていくことになると思うな。タイヤの空気圧は、自分の体重と走り方に影響を与えることになるので、これも自分の経験から決めていくことになるはず。自分には25cのタイヤで6.6~6.8barにすると、グリップと乗り心地を良い感じで走らすことができるようになった。体重が64キロの自分にとっては、7.0barを超えると跳ねてしまってキツイ。次に買うタイヤも乗り心地重視で25cになるかと思うな。23cを買うことはないと思う。
アウター縛りはダンシングが上達していくような気がする。ちょっとした坂道だけでなく、信号でのスタートでもダンシングをするようになってきたので、身体の使い方というか、入れ方というか、なんとなく自然な形に近づいているんじゃないかと。以前は信号スタートだとインナーでシッティングだったから、ほとんどダンシングすることもなく、たまにやるダンシングもなんだかぎこちなかったから、疲れるダンシングだったんだよな。
アップの仕方とアウター縛りを上手く取り入れていけば、今後も自分の走行レベルを上げていくことが出来るのではないかと考えている。雑誌やネットでの知識だけではなく、一年間の実践で見えてくる課題が分かったのは、それだけ成長したことになるのかもしれない。
機材はエントリーモデルのSynapse alloyでホイールを変えただけなんだけど、自分のテクニックを上げていく分にはこれで大きな不満はない。一応、これでも費用総額としてウェア等を含めると30万弱かかっているわけだから、自分としては結構な金額になったなと感じている。悔やんでいるわけではないけれど、もしも最初にCAAD10を選んでいたとしたら、今頃どんな感じになっていたのかなと考えることはある。おそらくは、もっと支出が増大することになるので、経済的にはマイナスだったということで、頭を合理的に切り替えているんだけど、あの性能があの価格で手に入れられたんだよなぁー、と考えこんでしまうこともある。ここまでハマるとは思ってなかったから仕方のないことなんだけどね。

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