ここの林道がこれほどまでに雪で覆われれているとなると、しばらくの期間はあきらめた方がいいのかもしれない。ここの林道は車の通行が少ないこともあって、自然に溶けるのを待つしかなさそう。太陽が当たる場所だとすぐに溶けるのだろうけど、日陰の雪があちこちにありそうなので、北側の斜面はもっとひどい状況なのかもしれない。
雀川の通行がダメな状況なので、越生の梅林に向かうことになった。この辺りは雪が全くないし、車の通行も少なくて快適に走行できるのが好印象。都幾川周辺もいいけれど、越生もサイクリングには適した場所と言えるね。梅林に着くと観光客で賑わっていたんだけど、残念なことに一部の梅しか咲いていない状況だった。おそらく来週以降が見頃になるのではないだろうか。
今回のライドがCosmic carbone SLEの実質的なデビューになると思ったんだけど、この風の中だとしょうがないという感じ。向かい風ばかりというわけではなかったんだけど、空気が重く感じるようなコンディション。停車しているときは風を感じることはないのに、時速25kmを超えてくる当たりから身体で空気の質量がぶつかってくるイメージ。体調はそんなに悪くはなかったと思うんだけど、こういう日もあるということかな。真っ直ぐ続いている道路に入ると、何故かスプリントを掛けたくなるのはこのディープリムホイールならではかもしれない。こういうのでメリハリをつけて走行することができるのかもね。
ディープリムの印象として、横風や車が巻き起こす風の影響を受けるというのがあるんだけど、これはそのとおりで、ハンドルが取られるようなことにはならないけれど、少し注意する必要があると思った。普通のスピードではそれほど気にする必要はない感じ。ただし、自分のスピードコントロール領域の限界だと注意する必要がある。
自分(体重66kg、バイク+装備10kg)くらいの重量であればディープリムは普通に使える。自分の場合は巡航速度が25~30kmになるわけだけど、この程度なら特に問題はなかったし、適切な距離をあけて追い越してくれる車両であれば、全く問題はなかった。問題になるのは下りなどで速度が50km近くになるような際に、大型車両が横切るようなシチュエーションが問題になるのではないかと思う。こういう速度は普通に走っていても緊張感があるからね。そういった中でちょっとでもハンドルが取られるとなると一気に緊張感が増大するのではないだろうか。
まー、自分は例えローハイトであっても、ダンプが行き交うような場所は走りたくないわけで、あくまで越生や都幾川のような大型車両の通行が少ない一般道であれば、このぐらいのディープリムであっても変に意識する必要はなかったというのを実感。ギリギリの幅で大型車が追い越しをするような路線は元々走りたくないし、今までもそういうルートは避けているので、今後もこのホイールで問題はなさそうな感じはする。
ロードバイクは走行ルートを選ばないと楽しく走れないことを最初の頃に感じていたし、逆に言うと、裏道や車の通行量の少ない田舎の走行ルートに限定されてしまうことについて、ある程度納得はしていた。そして、この走行ルートであれば、ディープリムであってもそれほど条件が悪くなるわけでもなく、普通に走れるルートなわけで、自走で鳩山や都幾川に行くことが可能な場所に住んでいる自分は恵まれていただなと実感する。
都心などの交通量の激しい場所に住んでいたら、これほどまでにロードバイクにハマることはなかったと感じている。ロードバイクはバイクの性能だけでなく、周りに走れる環境が揃っていることが一番重要なことになるんだろうな。昨日は鳩山辺りで学生と思われる集団に登坂で一気に抜かれてしまったんだけど、この集団は普段からこの辺りでトレーニングを繰り返していると思える感じだった。コーナーリングやスプリントの掛け方が慣れていて、ペースをよく分かっている走り方だったからね。あんな走り方は自分には真似できない。どんなに頑張っても、あのような連中と比較してしまうと、自分のはサイクリングレベルとしか言えない感じだな。まー、サイクリングを楽しんでいるわけで、これでいいんだけどね。
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