2014年4月8日火曜日

ソニーHDR-AS15のスケルトンフレーム(AKA-SF1)は振動の影響を受けて録画ができなくなる

日曜日に秩父の桜を見に行くこととなり、ソニーHDR-AS15のスケルトンフレームが活躍するはずだった。今までは付属のウォータープルーフの保護ケースをロードバイクに装着して撮影していたのだが、ウォータープルーフはカメラの発熱により内部に熱がこもってしまい、レンズが曇ってしまう欠点があった。スケルトンフレームはレンズの曇りを解消するアイテムだと期待していたのだが。

スケルトンフレームでロードバイクにカメラを装着して撮影してみると、走行中に録画ボタンを押したにもかかわらず、録画が中断してしまう事態が頻発してしまうことになった。どうやらロードバイクの走行中の振動が影響するようで、録画が中断されてしまう模様。スケルトンフレームはシンプルな仕組みで、ウォータープルーフと比較してそれほど振動を拾うとは思っていなかったのだが、どうやらカメラの録画に影響を与えるぐらいの振動を余計に拾ってしまうようだ。

録画ボタンですぐに撮影ができる場合と、カメラの起動に少し時間がかかる場合があるのだが、カメラの起動に少し時間がかかる場合に録画ができなくなることが多い。液晶画面に何も表示がない状態からだと録画ボタンを押してもカメラの起動に時間がかかるようで、このときに二分の一くらいの確率で勝手にカメラがオフになってしまう感じ。何回か録画ボタンを押しなおすのだが、ダメなときは全くダメ。走行中に録画ボタンは押しちゃダメということなのだろうか。

こういう商品をアクションカメラと呼ぶのはおかしいだろう。ウォータープルーフだと曇った動画を撮影してしまうし、スケルトンフレームにすると振動を拾って録画ができない状態になってしまう確率が高くなる。はっきり言ってこのカメラはアクション向きではない。ロードバイクに取り付ける程度の話であって、そんなに過酷な条件ではないはずなのだが。普通のビデオカメラでいいんじゃないのかな。自分はアクションに耐えられるカメラだと思ってソニーHDR-AS15を購入したわけだが、これほどまでにアクションに耐えられないカメラだとは思わなかった。ウォータープルーフもダメ、スケルトンフレームもダメだとしたら、もうこれ以上の工夫はできないな。何故、一消費者である自分が商品のダメ出しテストをしなければならないのか。

ロードバイクに取り付けるのが過酷な条件だとするのであれば、そもそもカタログにそういうことを掲載すべきではないし、ロードバイク程度の振動で録画がストップしてしまう性能でありながら、これをアクションカメラと言っているのだから呆れるしかない。普通のカメラだったら録画が止まることになっても納得できるから、アクションと名乗るのはやめてほしい。これって、ただの小型ビデオカメラだろ。アクションに耐えられる構造じゃないことがはっきり確認できたよ。

ソニーHDR-AS15は手に取って撮影する分には問題がないし、カタログに記載されている通りの高画質の撮影が可能だが、これはあくまで手で持って撮影した時の場合。車体への装着や屋外での撮影に際しては、高画質の性能が発揮されるのではなく、振動で勝手にオフになったりレンズが曇ったりする性能が発揮されるわけだ。ソニーHDR-AS15は狙ったアクション中の撮影ができないことがある。これはアクションカメラとして致命的すぎる。アクションカメラを名乗るのであれば、撮影に失敗しにくい性能が一番重要だということを開発者は理解していないのだろうな。

Youtubeにアップされている動画はGoproで撮影されたものが比較的多いような気がしていた。ソニーの動画もそれなりにあるが、素人が撮影するような動画でもGoproの方が多いような気がする。おそらくは、動画編集に使えそうな素材としての動画が撮影できる確率が高いのがプロであっても素人であってもGoproの方なのではないかと。ソニーHDR-AS15であれば、レンズが曇ったり、動画が撮れていなかったりするわけで、一発勝負の状況となるアクション中の撮影で使えない動画となってしまう確率が高そうな気がするんだよな。何回も撮影にチャレンジするのはプロならありえるけれど、素人だったら撮影は1回きりだろうし。その1回きりでダメだったら素人がYoutubeにアップすることもないだろうからね。






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