2016年1月25日月曜日

2016シーズンのキャノンデール





スーパーシックスを紹介する当時の動画をみてみると、どこかで見たようなシチュエーションのような気がしてきて、思い出したのがCAAD12の動画。トンネルの通過、ダンシングでの勢いのある走り、景色も似たような感じがするので同じ場所で撮影したのだろうか。



この動画をみて、2016シーズンのキャノンデールは期待させるものがあると思った。公式動画を結構チェックしてるんだけど、ここまでボリュームのあるチームを紹介する動画は今までなかったような気がする。コメンテーターの話し方もテンションが上がってる感じだし、有力選手が加わったことで、今年のシーズンは良い結果が出てくるのではないかと。

キャノンデールの新しいジャージも良い感じで、選手が使うフレームはシルバーとグリーンの2種類になるようだ。グリーンは明るい緑なので、ネオンスプリングのCAAD12乗りの自分としてはちょっと嬉しい気持ちになるね。バーサーカーグリーンも良いけど、明るいグリーンの方が映像映りがいいと思うので、このカラーが色々なレースで見れるようになるのだろうな。

一人のユーザーとして、チームを応援したくなるものがあるのは良いことなのかもね。


2016年1月24日日曜日

グラファイトデザインの事業休止のニュースをみて

グラファイトデザインの事業休止が発表されたので考えさせられたことを書いてみようかと思う。
http://cycle.gd-inc.co.jp/information/3557.html

グラファイトデザインのことは、2012年の夏にロードバイクを始める以前から知っていた。多くのプロゴルファーがここのシャフトを使用しているのだが、タイガーウッズが使っていたということが最大の宣伝であったような気がする。今はどうなのか分からないけれど。

ゴルフのシャフトと同じようにロードバイクのフレームも作っているのだろうかと思ったし、フレームの価格設定が目を引いていたような感じだったね。シャフトと同様の信頼性のおけるフレームだという認識はあった。

チームや選手の要望を受けて、グラファイトデザインはフレーム作りを進めていったのだろうし、その見た目もオーソドックスなロードバイクといったところで、玄人にも受けが良いのではないだろうか。しなりを生かした性能を全面的に押し出していたことで、様々な評価があったのだろうけどね。

グラファイトデザインは、日本のチームに機材を供給して知名度を上げていくことで、ロードバイクの世界へ進出していたわけだけど、今回のニュースを見る限り、あまり上手くいっていなかったということだったのだろう。

ロードバイクが売れ筋となるかどうかは、グラファイトデザイン自身が一番知っていたはずなのにと思う。シャフトが初心者や一般ゴルファーの目に止まるようになったのは、日本のプロゴルファーが使っているのではなく、世界一のタイガーウッズが使っていたということに尽きる。ロードバイクではそれが出来なかったということなのだろう。

ゴルフの世界だとタイガーウッズの話で営業ができたのだろうけど、ロードバイクでは厳しかったんだろうね。過去の有名選手によって勝利を重ねてきたコルナゴやピナレロのようなブランドと同じ土俵で勝負をかけるようなものだろうな。

フレーム価格が40万を超えていたのも、こういったトップブランドを意識していたような気がする。後になって廉価版のフレームを出してきたけど、焼石に水のような状態だったのかもね。自転車の売り上げ資料をみたことがあるけど、売れ筋商品は高額モデルではなくて、エントリーモデルが中心だから、これが売れないと厳しいだろうな。

トップ選手が自分の気に入った機材を自由に使えるのであれば、そこにグラファイトデザインが入り込む余地はあったのかもしれないが、まー、大手ブランドがトップチームと選手に売り込みをかけるので、相当難しかったんだろうね。

ロードバイクのフレームを見る限り、カーボン製品は台湾や中国がスタンダードであり、ロードバイクユーザーには知られていない下請けとなる製造メーカーが沢山あるわけで、カーボン製品を製造しているメーカーを知っている人なんて限られているし、こういった製品メーカーがロードバイクのメーカーとして一般的な認可を得られるケースというのは、ジャイアントとメリダぐらいで、トップブラントとしての資金的な体力がないと表に出てくるのは厳しいのではないだろうか。

ジャイアントもメリダは巨大な会社であるわけだけど、会社として全世界での営業やチームへの機材供給を続けてきて、ようやくトップブランドとしての成長してきたわけで、やはり、こういった形で続けていくことでブランドとして認知されていくのだろうと思った。

グラファイトデザインも同じようなことを考えていたのだろうけど、会社として全面的に表に出過ぎたことがマイナスになってしまったのだろうと思う。どこかのブランドあるいはメーカーとの技術提携あるいは、OEMとして続けていれば、少しは違った未来があったのかもしれない。

数年前と比べて、ロードバイクの人気は高くなっている時期に、こういったニュースを見るとロードバイクメーカーの競争も熾烈だなとつくづく思った。

個人的には、ゴルフのシャフトの値段の高さは異常だと思っている。使うカーボンの量も少ないし、形状も普通の棒のようだし、ロードバイクのフレームと比べて複雑な組み合わせがあるようにも見えない。グラファイトデザインとしては、40万のフレーム価格はゴルフのシャフトの延長上にあったのではないかと思えるぐらい。

ゴルフのシャフトは粗利の大きい分野であり、ここに中国や台湾のカーボンメーカーが参入して来たら、どうなるのだろうと思ったね。








2016年1月11日月曜日

欲しいと思うサイクリングウェア


(写真:マビックホームページより)


ロードバイクに乗ってみて感じたことは、サイクリングウェアが見た目のほとんどを占めるという点。フレームやホイール、コンポよりも、その人のファッションが一番目を引く。

自分が選んできたのは、フレームやホイールに関わるブランド。まー、キャノンデール(Sugoiを含む)とマビックをなんとなく選んできている流れがある。他のブランドはセールなどで良かったものがあれば、購入している状況で、少し偏っているのだろうなと思う。

マビックのアパレルは機能的にも良くできていて、もう今後もこれでいいんじゃないのって思えるぐらい。キャノンデールに乗り続ける限り、同様にキャノンデールのアパレルも欲しくなるだろうなと。

マビックもキャノンデールも気にっているので特に問題はないと思うのだが、多くの人が着ているアパレルでもあるので、そこに個性があるのかと言われれば、少し考える必要があると思った。フレームやホイールに合わせているだけとも言えなくもない。

他に興味の湧くアパレルは何かということを考えてみると、それほど派手でもなくスタイリッシュなイメージのものが欲しいなとなってくる。そうするとラファがこの要件を満たしている一つのブランドになるのだろう。

ラファの哲学をみると、なんとなく共感できる感じがする。ただし、ラファの愛好家として自分が相応しいのかと言われると、そこまでストイックでもないし、ただの週末ライダーにすぎないと思えるので、ハードルは高いような気がする。ピナレロやチームskyを応援するなら別の話になるのかもしれないけどね。

やっぱり、マビックのアパレルが今後もターゲットになるのかな。Cafe du Cycliste というアパレルも同じフランスということで少し気になる。




2016年1月10日日曜日

小指を握るとエアロポジションを維持しやすい



エアロポジションについて、この動画では以下のようにまとめている。
・ Bend elbows
・ Tuck in elbows
・ Lower head
・ Roll shoulders

これらのことを念頭において、エアロポジションの練習をすれば、そのうち身に付くようになると思っているのだが、意識とは裏腹に、姿勢を維持し続けることは難しいということを痛感している。

頭を下げて、肩を丸める姿勢を続けるためには、それなりに体幹を鍛える必要がある。低い姿勢での呼吸に慣れることも重要で、これは今後の課題だと思っている。

腕のたたみ方が一番の課題。強く意識をしている間は肘を曲げていられるのだが、いつの間にか外側に膨らんだり、まっすぐに伸びきってしまうんだよね。問題は、肘を曲げ続けるとその姿勢に疲れてしまうことで、これが要因となって、腕がお手本通りに曲がってくれなくなる。これは無理のある姿勢なのかと思っていた。

肘を意識して曲げることは簡単なのに、無意識のうちにポジションが取れなくなってしまうことを解決するにはどうすればいいのだろうか?

以前から、肘をどうすればいいんだろう?って思っていたのだが、中野浩一が部活動の練習を訪問する番組をみることがあって、ここにそのヒントがあった。その番組では、中野浩一が小指を握ることによって腕が外側に膨らまなくなるとアドバイスをしていた。

とりあえず、小指を握るようにしてみると、自然な感じで肘が曲がっていく感じとなり、外側に膨らむこともなくなった。走行中に肘が曲がっているかどうかを意識する必要はなく、小指でハンドルを握れているかどうかを確認するだけ。肘を絞りたい時に小指を握ると自然とその姿勢に近くなっていくことを実感。腕をたたむことで、頭も下げられるし、肩も丸くさせることができるようになってくるのがわかるんだよね。

姿勢の自由度が高くなる上ハンとブラケットでは、小指の握りが特に有効な感じ。意識としては、小指を握るだけなのに、適切な姿勢を維持しやすくなる不思議な感覚。息があがりやすくなったり、疲れが出始めるとポジションも悪くなってくるのだが、小指を握ることでそれが最小限に抑えられる感じもする。姿勢が悪い時というのは、小指で握っていることが出来ていないとも言える。

小指の握りは、自転車関係者の世界では当たり前のことなのかもしれない。それにしても中野浩一はスゲーと思った。



最初の1台目は、エントリーモデルのエンデュランスがおススメ

昨日はCAAD12、今日はシナプスアロイを使ったのだが、やはりシナプスアロイの底力というか、乗りやすさは今も変わらないと思った。CAAD12とは別の方向性を持っていて、シナプスアロイは乗りやすさがあって、機敏さを失っていないのが良いところ。

まー、CAAD12の方がより機敏であることは確かだけど、楽しく走るといった部分ではシナプスアロイは負けていない。パーツ交換が良い方向にシナプスアロイを導いたと思うのだが、フレームの素性も良いということなのだろう。

もしも、1台目にエンデュランスではなく、エリート向けのフレームを選んでいたとしたら、2台目のCAAD12を購入した時点で、乗らなくなっていたと思うんだよ。レーサータイプのロードバイクを2台持っていても使い分けがしにくいだろうから、古い方はホコリを被っていくだけになるのではないかと思っていた。

CAAD12のポジションに慣れていくにつれて、シナプスアロイのエンデュランス系のポジションが非常に良いものであることがなんとなく分かってくる。マッタリ乗るのも、ハードに乗るのも融通が利くポジションになるんだよね。

エントリーモデルのフレームはアルミでやや重い部類になってしまうので、 以下の交換をしておけば、本来のフレームの性能が生きてくるのではないかと思う。

1 ブレーキシューをシマノに交換
2 軽量ホイール
3 太めのタイヤ(25もしくは28)
4 クランクの軽量化

ブレーキそのものを交換した方がいいと思うけど、とりあえずはシューだけを交換するだけでもいいかと。コンポの交換は、その後の2台目が見えてから検討してみた方がいいと思う。電動アルテグラに使い慣れているけれど、ワイヤーの10速ティアグラも良い性能を持ってると思うから。

軽量ホイール一つで、走りの軽さが変わってくるので、これも装着させておきたい。前後1500g以下であれば効果を感じることができるだろう。ただし、コストを掛け過ぎない程度の廉価版ぐらいでちょうどいいのかもしれない。

タイヤも重要で、これは自分の見解になってしまうのだけど、エンデュランス系には25もしくは28を履かせた方が楽しめるのではないかと。自分としては28を特にお勧めしたい。どうして28かというと、乗り心地がさらに良くなるし、ちょっとした悪路なら問題なく走行できるから。これは純粋なレーサー系のロードバイクでは厳しい部分で、この部分ではエンデュランス系のフレームが特に優秀。28を履かせれば、カーボンフレームとアルミフレームの乗り心地の差なんて無いようなものになるし。

最後にクランクの軽量化を上げたのは、アルミのエントリーモデルのクランクは全体の重さに少なからず影響してるから。カーボンクランクはやりすぎとも言えるけれど、良いものを入れておけば、上位モデルの走りに近づくことは確か。105系統のグレードだったら交換する必要はないけれど、エントリーモデルだからこそ、交換すると分かりやすいパーツなのかもしれない。まー、交換するぐらいだったら、2台目の予算に振り向けた方がいいはずなので、敢えて交換することはないんだよな。

最後は、サドルバッグも付けない素の状態で乗ることがおススメ。素の状態で乗るには、予備チューブなどを後ろポケットに入れるようになってしまうのだが、エントリーモデルであっても素の重量は軽量だと思えてしまうから。







2016年1月9日土曜日

荒川サイクリングロード(上江橋から吉見運動公園)はちょうどいいルート

今日は荒川サイクリングロードを吉見運動公園までの往復。起きる時間が9時過ぎだったんだけど、このルートであれば昼に戻れるちょうど良い距離ということで出発。

荒川サイクリングロード(上江橋から吉見運動公園)はちょうどいいルートだと改めて思ったね。1年目、2年目はここがホームコースみたいな感じだったし。

失敗だったのは、厚着をしてしまったこと。厚着と言っても3枚しか着ていないのだが、暖冬の影響もあって、じわじわとした汗がかなり籠ってしまう状況となってしまった。サイコンの気温は14℃を示していたので、向かい風があるものの、ウィンドブレーカー無しでも良かったのかもしれない。今年の冬は、例年よりも1枚少なくてすむね。

行きの途中で、色も全く同じバイクの二人組に抜かれてしまう。ペースを上げることもできなく、しばらくすると相手の姿は見えなくなってしまった。ペースを守りながら走るつもりだったんだけど、抜かれてしまうと何か悔しいものを感じる。追いつくこともできなかったし。まー、行きは温存で、帰りの追い風での走りをしたかったんだと、自分に言い聞かせるしかない。ただの負け惜しみになってしまうのだが。

吉見運動公園でトイレ休憩すると、結構人が多かった気がした。正月明けの三連休だし、天気も良いのでサイクリング日和といったところなんだろうな。

身体が冷える前に元のルートへ戻る。頭の中では、ここから上江橋までの20kmのペース配分を考えてみるのだが、結局は脚を回せる範囲で適当に頑張っていく感じだった。途中で喉が渇きやすかったのは湿度が低かったということなのだろうか。ウィンドブレーカーを脱いでおけば良かったと後悔しながら、突っ切っていく感じになった。

行きの向かい風はペースを維持しながら、たんたんと進む感じになるので、それほど辛いというわけではなかったんだけど、帰りの追い風は、脚を回せる範囲で頑張っていく感じになったので、どちらかというと帰りの追い風の方が辛い感じになってしまった。追い風の方が楽なのは当然のことなんだけど、頑張った走りをする場合、追い風の方が辛い気がするのは自分だけなのかもしれないけど。

帰りが辛いと思ったのは、同程度の脚力と思われる人達とペースが近いということもあったからなのかもしれない。県道を渡る際に、一人が後ろに付いたことは分かっていた。そして、その先の交差点で待っていた二人を最後の直線で追い抜いて、そのまま上江橋のゴールまで向かう感じだったから。

傍から見たら、競争でも何でもないように見えるだろうし、無茶な追い抜きをしているわけでもない。自分もそうだけど、この人達も自分のペースを掴んで、先行する人を目安にしていくだろうから、お互いに近いペースだったということになるのだろう。誰か知らない人と、知らないうちに競い合うような感じになっていたのは、これはこれで案外楽しいと思う。安全が優先ということを前提でね。

相手のバイクを見ると、キシリウム125だったりするので、コスミックカーボンSLEを履く自分としても少しライバル意識が湧いたのかもしれない。やはり、キシリウムはいいよなと思った。




2016年1月3日日曜日

今年の目標

今年の目標は何になるのだろうか。走行することが目的になっているので、特にイベントへの参加を考えているわけでもないし。うまく走る感覚を養う感じで良いのかな。CAAD12+コスミックカーボンを使いこなすような脚力を身に付けたいと思う一方で、行田クリテリウムへの参加は目標が高すぎてダメになりそうだと思える。たとえ、ビギナー向けであっても。趣味の範疇を超えない程度の目標を立てた方が現実的かも。

そこで、気になったのがパワーメーター。これまで色々と機材を購入しているのだが、最後に残されたパーツがこれ。素人レベルにはほぼ必要がないのも分かっているし、自分のパワーがどの程度なのかも大体予想はできるので、不要なパーツであることは間違いないんだけどね。新年早々、この記事を見てしまうと、少し考えてしまうな。http://www.cyclowired.jp/news/node/187733

夏のブランクの錆が少しずつ取れてきたので、この調子でいけば、CAAD12は上手く乗りこなせていけそうなので、こういうパーツがあると楽しくなるのかなと思ったりする。このパワーメーターならクランクを交換することで、SPDペダルでも問題はなさそうだし。

まー、自分の場合は心拍数が目安になっていて、心拍が180を超えた当たりで限界が近づくため、パワーを表示したところで何の意味もないのかもしれない。170台であればギリギリで続けられるけど、180を超えた時は、ペースを落とさないと厳しいんだよな。年齢もあるだろうけど、これがヒルクライムを苦手にしている要因とも言える。心肺もしくは心拍数を鍛えることができるのだろうか。

年間走行距離は指標として良いのかもしれない。

去年は3000キロ未満だったので、今年はそれ以上を走ればいいかという安易な妥協をしてしまうな。通勤のママチャリを含めると、2400キロ増えることになるのだが、ロードバイクのように限界で走っているわけではないので、フィットネス程度にしかなっていないんだよね。汗だらだらで職場に付くのも嫌だし。それとも通勤でダンシングを多めにやればいいのだろうか。通勤のママチャリに負けないような距離を目指すとしよう。