2016年1月10日日曜日

小指を握るとエアロポジションを維持しやすい



エアロポジションについて、この動画では以下のようにまとめている。
・ Bend elbows
・ Tuck in elbows
・ Lower head
・ Roll shoulders

これらのことを念頭において、エアロポジションの練習をすれば、そのうち身に付くようになると思っているのだが、意識とは裏腹に、姿勢を維持し続けることは難しいということを痛感している。

頭を下げて、肩を丸める姿勢を続けるためには、それなりに体幹を鍛える必要がある。低い姿勢での呼吸に慣れることも重要で、これは今後の課題だと思っている。

腕のたたみ方が一番の課題。強く意識をしている間は肘を曲げていられるのだが、いつの間にか外側に膨らんだり、まっすぐに伸びきってしまうんだよね。問題は、肘を曲げ続けるとその姿勢に疲れてしまうことで、これが要因となって、腕がお手本通りに曲がってくれなくなる。これは無理のある姿勢なのかと思っていた。

肘を意識して曲げることは簡単なのに、無意識のうちにポジションが取れなくなってしまうことを解決するにはどうすればいいのだろうか?

以前から、肘をどうすればいいんだろう?って思っていたのだが、中野浩一が部活動の練習を訪問する番組をみることがあって、ここにそのヒントがあった。その番組では、中野浩一が小指を握ることによって腕が外側に膨らまなくなるとアドバイスをしていた。

とりあえず、小指を握るようにしてみると、自然な感じで肘が曲がっていく感じとなり、外側に膨らむこともなくなった。走行中に肘が曲がっているかどうかを意識する必要はなく、小指でハンドルを握れているかどうかを確認するだけ。肘を絞りたい時に小指を握ると自然とその姿勢に近くなっていくことを実感。腕をたたむことで、頭も下げられるし、肩も丸くさせることができるようになってくるのがわかるんだよね。

姿勢の自由度が高くなる上ハンとブラケットでは、小指の握りが特に有効な感じ。意識としては、小指を握るだけなのに、適切な姿勢を維持しやすくなる不思議な感覚。息があがりやすくなったり、疲れが出始めるとポジションも悪くなってくるのだが、小指を握ることでそれが最小限に抑えられる感じもする。姿勢が悪い時というのは、小指で握っていることが出来ていないとも言える。

小指の握りは、自転車関係者の世界では当たり前のことなのかもしれない。それにしても中野浩一はスゲーと思った。



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