2014年10月26日日曜日

さいたまクリテリウムの翌日の様子

さいたま新都心をサイクリングしたことがなかったので、昨日の観戦の記憶が薄れないうちにコースを走ってみると、このコースはなかなか良い印象を受けた。プロでも何でもない素人ながらの意見になるけれど、ビルの谷間をこれだけ爽快に走り抜けていくコースはさいたま新都心ならでは。

驚いたのがトンネルの下りの速度で、普通に走っていて簡単に50km/hを越えてしまった。登りの区間も相当な速度であったのだろうと思う。昨日の選手は一体何キロの速度が出ていたのだろうか。コーナーというか、信号の交差点の速度も気になった。自分のテクニックの感覚で言えば、30km/hでも厳しそうな印象なのだが、昨日の観戦では40km/h近くでコーナーリングをしていたような気がする。

自分でコースを走ってみて、改めて選手たちの凄さを実感するとともに、コースレイアウトが優れていることに気付かされた。ニーバリ、サガン、キッテルなどのトップ選手が走ったコースを翌日走るのも、テンションが少し上がる気がするので悪くはない。一応、ASOがオフィシャルになるのだから、ツール・ド・フランスのコースを走ったことになるのだろうと思いたい。

それにしても、youtubeでアップされている会場の様子を見る限り、昨日の観客数は凄まじかったのだと改めて感じるとともに、今日の状態は昨日のイベントがウソのように普通の日曜日の状態に戻っていた。また来年に期待だね。




2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを観戦

昨日は2回目のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを観戦。昨年は台風による悪天候の最中での開催だったこともあって寒かったという記憶が蘇るのだが、今年の天候は文句なしのサイクリング日和。去年の感想と同じになってしまうが、現役のトップ選手の走りを目の前で観戦できるので来てよかったと思っている。

昨年と比べて、オフィシャルグッズや運営方法が進化しているようで、来年も引き続き開催されることに期待したい。ツール・ド・フランスを開催しているASOのオフィシャルイベントということもあって、本場の走りを気軽に観戦できる良いチャンス。招致に成功したさいたま市には感謝したいね。

テレビで見る方が選手や状況をよく把握できるのは間違いない。ただ、実際のツール・ド・フランスを観戦している現地の人達の状況を体験する意味においては、現場で観戦するのが一番だと思うし、ASOがオフィシャルイベントに設定していて、ニーバリやサガンなどのトップ選手本人達が走るわけだから、第22ステージだと考えてもいいのではないかと思いながら観戦した。

興行的なクリテリウムだと思う一方で、やはり本物の選手が目の前で走っていることを考えると、そんなことよりも、本物の選手の走りを見ることができることの方が重要。去年も感じたことになるのだけれど、海外選手は体格が大きいという印象。線の細さは感じられない。脚も腕も全身も細くはない。写真や映像で見ると細く見えたりするのだが、生で見る実際の姿はそんな印象。150~200km近い距離のレースを3週間に渡って続けるのだから、こういった強靭な肉体が必要になるのだろう。 オフシーズンに入ったとはいえ、こういう体格の人達がレースに参戦しているのだなと感慨にふけってしまう。平均速度40kmを超えるのも、あのような体格から生み出されるものになるのだろう。




2014年10月20日月曜日

初心者と定峰峠を目指す

一昨日はパートナーと一緒に定峰峠に行ってきた。先週もパートナーと一緒に定峰峠から堂平山を登って、白石峠を下ったので、二週連続で定峰峠に向かうことになる。定峰峠から白石峠に向かう最後の急坂で脚をつけてしまったことが、パートナーのモチベーションに影響した模様。

1年目の時の自分も最後の急坂で脚をついたのだから、そんなに気負う必要もないだろうし、ロードバイクに乗り始めて5回ほどしか走行していないという状況で定峰峠を登るだけでも凄いと思っていたのに。パートナーの目標は高いようだ。

ルートは小川の道の駅をスタートして、円良田湖に向かった後、定峰峠から堂平山を目指すもの。走行距離は73.3km、平均速度は16.5km/hで、数値を見る限り運動強度が高いというわけではないが、重いギアで走るようにしたので、それなりの筋トレになったかと思う。前日のゴルフの疲れが出てくるのか気になったが、身体は思ったよりも動く感じだった。問題は両手の握力で、ゴルフのスイングで無駄に握力を使い切っていたことが影響していたため、下りのブレーキがキツかったぐらい。

先週に続いて2週連続で定峰峠を走行したわけだが、やはり定峰峠は走っていて気持ちがいい。路面の状態は悪くはないし、センターラインが引かれた道幅は安心できる。クルマやバイクの通行は少なく、ロードバイクで黙々と登っていける雰囲気は良い感じ。白石峠や弓立山の勾配に比べると物足りないかもしれないけれど、そこはギアを重くして登ればいいわけで、初心者から上級者まで実力に合わせて走行できる懐の深さがあると思う。

3年目の自分もロードバイクの初級者であるわけだけど、1年目の初心者と一緒に走行することで、自分自身のためにも勉強になったような気がする。1年目の自分がそうだったように、ペース配分や細目なギアチェンジというのは、経験で学んでいくことになるので、教えられることが限られてくるのを思い出す。ただ、先導としての役割は重要になるので、パートナーの走行状況を見ながら、ちょっとしたアドバイスをその時々で伝えるようにしたつもり。

パートナーは先週は登れなかった白石峠の最後の急坂を見事に登りきってしまった。2週続けて走行しているわけだから、それなりに脚力は付いてきているのかもしれないのだが、それにしても、パートナーの走りを見て、刺激を受けたことは確か。やはり、ロードバイクは誰もが楽しめるスポーツと言えるのかもしれない。


2014年10月8日水曜日

今年のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムのアパレルは充実しているようだ

昨年に続いてツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが開催されるようなので、今年も観戦しに行こうかと考えている。昨年は初開催だったこともあって、どんな大会になるのだろうと思って観戦していたわけだけど、2回目の今年はより充実した大会になりそうな予感がする。

このクリテリウムはUCIのレースではないので、ガチンコの勝負になるわけではないと思いながら昨年は観戦していたのだけれど、本場の有名選手達が前を通過する迫力を目の当たりにすると、そういう考えは頭の中から消えてしまう。今年の観戦も十分に楽しめるのは間違いないと思う。

雑誌やネットでしか見ることのできない本場の選手達の走りを観戦できるのがこの大会の一番の見どころ。レースの勝敗よりも、有名選手達の走りを見に行くのが目的になるかと思う。こういう大会が自宅から電車ですぐ行ける距離で開催されるのは本当にありがたい。

ホームページを調べてみると、昨年と比べてその内容が充実してきているような印象。今年はオフィシャルグッズも昨年と比べて充実しているよだ去年はそれほどグッズに関心があったわけではなかったのだが、ルコック製のサイクルジャージを見てしまうと単純に物欲が湧いてきてしまうな。

ウィンドブレーカーは買ったばかりなので、このオフィシャル品を買うことはないけれど、このオフィシャルのウィンドブレーカーの存在を知っていたら、こっちを買っていたかと思う。派手すぎず、シンプルであって、ローカルっぽいジャージは、ある意味貴重な感じがしないでもない。


 

 
 
 

2014年10月6日月曜日

身体の柔らかい人はレース向けのカーボンフレームでも問題がないようだ

一昨日はロードバイク初心者のパートナーを小川の道の駅まで往復するサイクリングをしてきたのだが、ここでサイクリングに最適なロードバイクとはどういうものなのかということを深く考えさせられた。自分としては、サイクリングであればとりあえずコンフォート系がいいだろうと思っていたのだが、どうやらこの考えは違っていたようだ。

パートナーのロードバイクはアンカーRS8で11速の105を装備。ホイールはシマノのRS21となっている。サイクリングロードで何回か走行していたが、今回の小川までの道中はアップダウンが多少あるので、初心者にとってはそれなりにハードなものになるかと思っていた。

自分のロードバイクはキャノンデールのアルミのシナプス。ホイールはコスミックカーボンとなっている。ホイールだけを見れば、パートナーのバイクよりコストが掛かっているので、トータルの性能を比べるとRS8に劣っているわけではないと考えていたのだが、パートナーの感想を聞く限り、RS8の方が性能が上のような気がしてきた。バイクの重量が1kgほど異なるのだが、それだけが理由ではないような気がする。

やはりエントリーモデルのアルミフレームをレースにも使えるカーボンフレームと比較するのは無謀なのかもしれない。自分が初めて小川の道の駅を目指した時のアップダウンではそれなりに脚を使わされた記憶があるし、嵐山渓谷に向かう登り坂ではフロントをインナーにしなければ登れなかったんだけど、パートナーは小川の道の駅までずっとアウターのまま走行していたことに衝撃をうけた。帰宅後もそれほど身体に疲れは出ていないようで、まだ走れるというコメントにも驚かされた。自分が80km弱のアップダウンのある往復に初めて挑戦したときは、疲れが出てきていたのに。これがカーボンフレームの性能なのかと。

いくら初心者だとは言っても、この辺りの登り坂をアウターのまま登れるとは思っていなかったし、場合によっては脚を付いてしまうのではないかと心配していたんだけどね。こういうのを見せられるとカーボンフレームはやっぱりいいのかなと改めて考えさせられるな。

パートナーは腕が長いこともあって、下ハンドルを握ることも苦にならないらしい。通勤でママチャリを使っていることもあって、ロードバイク初心者であるものの脚力を心配する必要はなかったようだ。レース用のジオメトリーであってもそれほど問題はないみたい。自分の場合は身体が硬いこともあって、下ハンドルは辛くなるため、シナプスのようなコンフォート系でハンドルが高く設定されているタイプの有難さに助けられているんだけど。

それぞれのメーカーがレース向けとロングライド向けをラインナップしているので、自分の目的に合ったロードバイクを選べばいいと思うのだが、パートナーのように、初心者であっても身体が柔らかくて腕が長い場合にはレース向けのロードバイクであっても苦にならない事例を見てしまうと、レース系かコンフォート系で単純に分けることができないこともあるんだなと実感してしまった。

RS8の本来の目的はレースなのかもしれないが、パートナーの状況を見る限り、普通にサイクリングを楽しむことができているので、これはこれで良いのではないかと思ってしまう。ただし、パートナーは身体が柔らかくてスタミナにも自信があるようなので、ロードバイクの素養が元々あったと思える。体重も自分より軽いので、ひょっとしたらヒルクライムでは負けてしまうのかも、と思ってしまった。

パートナーがレースに出ることはないだろうけれど、最初からこのポジションで無理なく乗れていることを考えると、レース系のフレームであっても何の問題もなさそうだ。コンフォート系のシナプスの下ハンドルですら苦痛の自分にとっては羨ましい限り。






2014年10月5日日曜日

やはりBB30から異音が・・・

先月の埼玉のラルプデュエズに挑戦した時にペダリングのタイミングに合わせて異音が発生。異音が鳴らない時もあったが、鳴る時は治まる感じがしない状況で、走行した後にショップで見てもらうことになった。

ショップで見てもらうと、やはり原因はボトムブラケット。最初は預ける必要があるのかなと思っていたのだけれど、作業時間のタイミングが合ったこともあって、その場で交換してもらえることになった。交換後は音が聞こえなくなったわけだけど、今思えば、音鳴りの兆候は以前からあったのかもしれない。

当初、BB30の異音は、シートポストが緩くなっている時の音に近かったこともあって、BBではなく他のパーツからの軋み音なのかと思っていた。常に音が鳴っていたわけでもなかったので、こんなものなのかなと思っていたのだけれど、今回の交換で完全に軋み音が消し去られたこともあって、当初に感じていた異音もBBが原因だったのではないかと思える。

期間としては3年目(26か月)、これまでの走行距離は6800km以上、週末走行で一回当たりの距離は50~120km、こういった条件でBB30から異音が発生したので、やはりBB30は消耗品と考えた方がいいようだ。

ネットで言われているように、BB30には問題があると言えるのかもしれないと思ったが、まー、こういったものは仕方のないことだし、交換すれば解消される話ということで割り切るしかない。交換の回数が増えていくとフレームへの負担が出てくるようなので、そうなったらその時に考えようかと思う。

cannondale synapse alloy 2012にいつまで乗るのか分からないけれど、今後5年くらいは乗れればいいのではないかと思っている。BBの交換を2~3回やるようになるのかもしれないが、それくらいは耐えてくれるのではないかと思っている。BBを交換した後の秩父へのサイクリングや昨日のサイクリングでは無音で快適だったし、これで2年ほどは問題ないと思いたい。

普段から仕事帰りにショップに行くこともあって顔を覚えてもらっていたので、その場でBBを交換してもらえた要因のような気がしなくもない。ロードバイクのトラブルに対応してくれるショップとの付き合いは大切にしようと感じた出来事になった。



2014年10月4日土曜日

小川の道の駅まで車を出せばロードバイクは快適に

先週(9/27)は小川の道の駅まで車で、そこからロードバイクで秩父の合角ダムを目指した。走行距離は118kmで、自宅からの自走だったら190kmを超えていたかもしれない。同行者のアドバイスというか、さすがに190kmを走行する気にはならなかったので、小川の道の駅からのスタートにしたわけだけど、これは正解だった。

小川の道の駅を起点にすれば、秩父まで足を延ばせるところは大きい。自宅からの自走だと、行きはいいんだけど、帰りがカッタるすぎる。これは体力が消耗するのも一つの要因といえるのだけれど、小川町周辺の走りやすい道路に慣れてしまうと、市街地を走るのが苦痛になってしまうのが大きな理由。これだけロードバイクに適した環境で走行してしまうと、市街地はストレスにしかならないんだよな。

小川町の道の駅まで車を出すことで、こんなに快適になるとは思わなかった。帰りの市街地を抜けるときのストレスがなくなるのが、これほど快適だったとはね。自走に拘っているわけではないので、今後も小川町の道の駅の活用を考えていきたい。

秩父までの往復もなかなか快適だった。秩父はやっぱりロードバイクで走るには良いところだと実感。動画撮影が合角ダムのところでバッテリー切れとなってしまったのは悔やまれるが、アップダウンを含めて、程よいトレーニングにもなったし、景色を楽しむことができたな。ダムカードの存在を今回初めて知ることになったのだが、ロードバイクでこれを収集するのは結構大変なことになりそうだ。

今の自分は、5時間程度の走行であれば集中力を維持できるのだけれど、それ以上になると注意が散漫になってしまう。こういうこともトレーニングで改善できるのだろうか。

帰る途中、自転車で長旅をしていると思われる人に話を聞いてみると、今年の5月から兵庫県をスタートして全国を回っているようで、これまでの走行距離が12,000kmということだった。この話にはかなりの衝撃を受けた。おそらく学生かと思うけれど、最初、兵庫県から来ていると聞いた時点で凄いなと思っていたのだけれど、1万キロを超えているなんて、一体なんなんだという感じ。あれだけのフル装備で全国の峠を走行しているのかと思うと凄すぎて言葉を失った。