2021年12月12日日曜日

2021年に購入可能な20万円前後のカーボンホイール

 これから購入する新車に履かせるホイールは何がいいのか、色々と調べてみると、価格破壊というか、自分が知っていた5年前の状況と大きく異なる展開になっていることに衝撃を受けた。

参考として、8年前に購入したリムブレーキのコスミックカーボンエグザリットの価格は20万円で、カーボンホイールは価格が高すぎて、自分の選択肢として最初から外れていた。クリンチャー用もあったけど、チューブラー用がほとんど。20万円でも届かない価格だったのがカーボンホイール。

カーボンクリンチャーのリムブレーキだと、ブレーキの発熱でパンクのリスクがあるのに対し、ディスクブレーキ用のカーボンホイールは、クリンチャーにもなるし、シーラントを入れてチューブレスとしても使用可能。自分が知る昔のカーボンホイールの面影はない。全く新しい概念のホイールに思える。

まずは、スペシャライズドのホイールRapide C38 Disc、価格は前後セットで11万円(税込み)。

前後セットで11万円というのは衝撃を受けた。重量はモデルの時期によるみたいだけど、前後合わせて1560~1600gらしい。性能的には、これで十分だろうし、価格を抑えたい自分としては、これで決定だった。店長にも勧められたホイールだし、ネット上での評価も高い優秀なホイールと言える。

そんな中で、ショップに入荷したばかりのDura ace C50 R9270を見ることになる。

自分の知っている以前のDuraホイールと比べて、ロゴが控えめな感じだった。C36、C50、C60とリムハイトに関わらず価格は同じ、前後セット約23万円。シマノの最高峰ホイールがこの価格帯になっているとは知らなかった。シマノの転がりの良さはRS20で十分に把握しているし、Dura aceのアルミホイールC24の感動が自分には残されていたので、これは選択肢に入るホイール。C50の前後合わせた重量は1500g未満。リムハイトがあるのにRapide C38 Discより軽い。

そして、Ultegra C50 R8170。アルテグラにもカーボンホイールがラインナップされた。
前後合わせて約15万円。リムはDura aceと同じで、前後セットの重量は1600gに近い。価格を抑えたい自分としては、コンポーネントをアルテグラDi2にしているわけだから、ホイールもアルテグラでいいんじゃないかと思ったりする。この価格でカーボンディープリムを買えることになるとは想像できなかった。

Rapide C38 Disc 前後セット11万円 1600g
Dura ace C50 R9270 前後セット23万円 1500g未満
Ultegra C50 R8170 前後セット15万円 1600g超

価格と重量を考慮すると、どれを選んでも、それなりに納得のいくものだと思う。完成車の価格が跳ね上がっている現状を考えると、カーボンホイールの価格はそれほどでもないのかもしれない。

新車には、最初から良いものをつけたい点と、見た目をよくしたいというのもあって、リムハイト50mmのDura ace C50が最終候補になる。



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