自分が言えるのは一つ。趣味で自転車に乗るのであれば、提灯記事やアマチュアレーサーの言葉を鵜呑みにしない方がいいということ。このブログで言いたいことを伝えている自分自身の発言にも当てはまることになるが。
自転車好きなら、S-works roubaix, S-works venge, Cannondale Topstone, の各自転車に興味を抱くと思う。
自分はcannondale slateが出た当初から関心があったし、グラベルバイクとして後継となるtopstoneも本気で考えていたバイクの1台だった。
S-works vengeは言わずもがな。見た目、実績、価格の3拍子が揃う逸材。
S-works roubaixはサス付きロードとして異彩を放つ代物。
https://lovecyclist.me/gravel-road-through-topstone-carbon/
https://lovecyclist.me/sworks-venge-3rd-review/
https://lovecyclist.me/s-works-roubaix-review/
これらの記事を続けて読んでみて欲しい。読んだ後に違和感があったのは自分だけなのだろうか?
提灯記事の方が、それが販売促進という側面があるから理解できるけど、まとめ方がこれだと、単なる個人的感想を言っているだけで、記事を並べて読むと矛盾を感じるんだよね。意識高い系のようなので、それが逆効果になってしまう典型のような気がしなくもない。
Vengeを乗りこなすには・・・・・・どうたら、こうたら、一般人には乗りこなすレベルには達してないと書いてある一方で、Roubaixに対しては、称賛しているように見えて、レース経験者のコメント「買わない」を最後に伝えている。メーカーの売り出し方がよくないとのコメントもついている。
アマチュアレーサーのコメントも興味深い。レースに使うならVengeかTarmacで、Roubaixは選択肢に入らないということらしい。そりゃ、ヨーロッパのプロ選手も、石畳ステージがなければ、そう答えるだろう。
このアマチュアレーサーは、さらに、「でもルーベ乗り続けたら自転車のコントロール力が落ちそう(笑)ちゃんとしたスキル身に付けたい人は、難しい自転車乗りこなしてから買った方が良い気がします。」と言っている。たかが、趣味で乗る大勢の人達に、そういった発言をしてまで、Roubaixを勧めたくないのか?
レース参加者の母数に比べて、レースに参加せずに趣味で乗る人が圧倒的多数なわけだし、万人に読ませたいのであれば、レーサー目線の指摘がどれだけ無意味なのかを推して知るべし。S-works Roubaixはメーカーとプロ選手が石畳という特殊なステージ用に準備したバイクなわけだから、一般人やアマチュアレーサーの思考とは異なる哲学で生産されていると思うんだけどな。
チーム向けにハンドルを下げられるタイプのRoubaixフレームも準備されているし、普通のS-works roubaixも、プロチーム直系の作りを採用しているわけだから、VengeやTarmacと同等に造り込んでいると思う。
Topstoneについては、グラベルロードの紹介ということで、未舗装の場面で走行している写真を掲載しているけど、どうみてもハイキングするような道であって、どちらかというとマウンテンバイクで行くような道にしか見えない。
この記事を見て、ハイキングコースをグラベルバイクで走行するような人が現れたらどうするつもりなのだろうか。マウンテンバイクのコースが公開されなくなった問題を知らないわけでもないだろうに。河川敷の砂利道、田んぼの畦道は都内でも探せば見つかるはずだし、そういうところで撮影すればよかったのではないかとも思う。
Roubaixの記事では、ちゃんと舗装された道が多い国内だと、本領を発揮できる道があるのか、と言っているのに、Topstoneの記事を読むと、そんなことがなかったかのように、ハイキングコースを紹介している。
なんだかな、と感じる記事だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿