2021年12月29日水曜日

レースやイベントに参加する遠征費用は、そのうちロードバイクの価格を超える気がする

これからロードバイクを購入しようとする人達に対して、エントリーグレードやミドルグレードを紹介する時の決まり文句として「このモデルは、レースにも向いていますよ」というのがあると思う。レースに参加した場合の費用がどのくらいになるのだろうか?

遠征費用については、ロードバイクの価格よりも重要な部分になるのではないだろうか。ちなみに、自分は自宅からの自走をメインにしているので、遠征費用はほぼゼロ。レースやイベントに参加していたら、どのくらい支払っていたのかという仮定の話。


上記のスポエンでは様々なイベントにエントリーできるようになっているので、これを見れば分かると思うけど、参加費は数千円~1万円程度のものがほとんどなので、エントリー代だけを考えると、それほど高いわけではない。

問題は交通費と宿泊費。近場であれば大きな負担にならないけど、様々な会場に行きたいのであれば、1日当たり1万円以上はかかる状況になる。自分は関東に住んでいるので、しまなみ海道や東北に向かう場合は交通費と宿泊費が必要。

普通の旅行と同じようにコストがかかるし、自分のロードバイクを運ぶことを考えると、手間暇は、普通の旅行以上にかかることになる。そして、海外のイベント参加は、さらにコストが跳ね上がる。

昔、社会人サッカー部が上位リーグで戦える実力があったのに、遠征費用の捻出が困難で断念したという話を思い出す。県内で試合をする分には問題はなかったんだけど、県外遠征を繰り返すことになると現地集合が不可能になって、バスを手配する必要が生じて、資金が持たない状況だったらしい。そりゃ、そうだよな、と思った。

旅行好きの人が年間どのくらいの費用をかけているのか分からないけど、イベントやレースに参加して、各地を移動するようになると、2~3年でかなりの金額を費やすことになるのではないだろうか。ハイエンドモデルにも届くような金額に達するような気がしなくもない。

ツールド沖縄、佐渡一周、他にも興味深いイベントがあって、行きたいという気持ちがある一方で、そんなにコストがかかるの?っていう冷めた気持ちがあるのも確か。毎年参加するような人は、かなりの情熱を持っているのだろう。


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