2014年12月13日土曜日

Pinarello dogma f8を試乗

今日はピナレロドグマF8を試乗してみた。コンポは電動カンパニョーロ、ホイールはレーシングゼロ、タイヤはビットリアで、総額は100万円を超えるバイク。ビンディングは自分のMavic furyに合わせてもらい、SPDペダルを装着してもらうことになった。

試乗で感じたことは、これが最高級のバイクなんだなと実感できたことに尽きる。スピードメーターがないので実際の速度は分からないけれど、明らかに速度は出しやすいし、軽量にもかからわず走行安定感が抜群。シフトレバーも指に絡みやすいし、クランクの軽さもなんとなく分かる。スーパーレコードはやっぱりスゲーと思った。フレームの剛性や足に来る硬さというのはよく分からなかったけれど、乗りにくいなんてことはなく、慣れれば問題はなさそうで、全てが好印象。もうさ、最高級のバイクに乗れただけで満足してしまった。頂点に君臨するバイクに乗ってしまえば、ミドルグレードやエントリーモデルの違いを理解しやすくなりそうな感じ。これでネットや雑誌のインプレから勝手に妄想していた先入観から抜け出せたのかも。

その後、続けてショップの試乗車のスーパーシックス電動アルテグラを試乗することにしてみた。やはりスーパーシックスは良いフレームで、ドグマに乗った後にもかかわらず、残念な気持ちになることはなかったのはさすが。アルテグラクラスでも、ここまでハイエンドに迫ることができるということになるのだろう。




2台目のロードバイクとしてカーボンフレームのバイクを調べるようになってきてからは、仕事帰りにショップへ寄ることが多くなっていた。店員さんの話を聞くだけでなく、実物をみながら、それなりの知見を集めることにしていたのだが、カーボンフレームのグレードとしてどういったものを選ぶべきか、ミドルグレードがいいのか、もう少し背伸びをしてハイエンドにした方がいいのか、非常に悩ましいということが大きな課題。

ロードバイク乗りの人からは、「2台目のロードバイクを選ぶのであれば、それなりのグレードを選んだ方が後悔はしない」といったアドバイスを受けていて、そのとおりだと思う一方で、どこまで上のグレードを選べばいいのだろうかと考えていた中で、ドグマF8の試乗車が目に留まるようになったのが試乗の動機。

さすがに2台目の購入候補としてドグマが入ることはないのだが、店員さんに聞いてみると、近いうちに試乗車はショップからなくなるとのことだったので、今のうちに試乗をしておかなければと考えての試乗になったわけだけど、この経験は大きいと思った。上のモデルを知ることは重要だね、本当に。ネットや雑誌などのインプレで思い描くイメージではなく、自分自身の体験以上のインプレはないだろうから。

ブランドが異なってしまうが、ハイエンドモデルと、アルテグラモデルの違いが少しわかってきたような気がする。今回の試乗によって、自分の中で一つの結論として出てきたのは、自分にはアルテグラモデルでも十分すぎるということになるのだろうか。そして、新たな課題となったのが電動シフトの良さを体感してしまったこと。

電動シフトがこれほどストレスフリーになってしまうとは思っていなかったな。今のティアグラでもシフトに不満はなかったので、電動シフトはそもそも頭に入っていなかったんだけど、これは欲しくなる。試乗したのは15分程度で、街中を走行するシチュエーション。ママチャリやロングライドの帰り道に使っているような道路で、いつも通りに走行しているつもりだったんだけど、変速回数が頻繁になっていることに気付く。

電動シフトって簡単に操作できるから、走行に合わせてすぐに変速をしたくなっちゃうんだよな。これが効率の良さに繋がっていく感じはする。ワイヤーだと変速が面倒くさいと感じて、踏み脚を強くしてしまうのとは対照的。こういうのはロングライドでじわじわと効果が出てくるだろう。変速回数が電動とワイヤーだとかなり違う気がするし、これが電動シフトの長所になるのだろう。今のエントリーモデルのアルミフレームに可能であれば装着したいぐらい。







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