2014年11月10日月曜日

気になるハイエンドはColnago V1-r

ホイールを購入して以来、ロードバイクに対する物欲はほとんどなくなったわけだが、新たな2015年モデルが登場してくるのをみていくと、気になるモデルが出てきたので書いておこうかと思う。

高級ロードバイクは直ぐに買うような代物ではないし、それに加えて簡単に買えるものではないとは分かっているのだが、2台目を購入するとしたらという仮定でそれなりに考えてみた結果、導き出されたのは「Colnago V1-r」。以前のブログにはLook795だとか、CAAD10discといった候補があるわけだけど、自分の中ではColnago V1-rはこれらの候補を抑えて堂々の一位。

フレーム価格は46万円になるので、最上級のコンポーネントを装備することによって100万円近くになるのだろうか。賛否が出てくるのは承知の上で、自分が装着させたいコンポーネントはアルテグラ。デュラエースやスーパーレコードでなくてもいいと思っているし、電動でなくてもいいかと思っている。ホイールは今使用しているCosmic carbon SLEを使うつもりなので、なんとか60万円ぐらいに収まるのではないかと勝手に妄想。

Colnago V1-rについてはホームページ(http://www.colnago.co.jp/2015/product/v1-r/index.html)に書かれていること以上のことは知る由もないのだが、コルナゴの歴史とフェラーリとのコラボレーションから生み出されたフレームということであれば、詳しいことが分からなくても間違いのない買い物としかいいようがないと思う。

フェラーリを所有したいと思ったことはないし、同じようにコルナゴを所有したいと思ったことはないのだが、高級ロードバイクフレームとして、他のブランドと比べて似たような価格であることを考えてみると、不思議と考えが変わってくる。現実的に手に入れることのできる価格帯に高級ブランドがあるわけだ。本気で買うかどうかは別として、2台目の予算としては50万近くあってもいいのではないかと考えているので、アルテグラで抑えておけばColnago V1-rは十分に射程圏内に入ってくる感じになる。

イタリア車を所有していたことがあるので、フェラーリが持っている価値観はある程度分かるつもり。維持費などの現実を考えれば、自分の経済力を考えるとあまりにも無謀な気がして、最初から購入の視野に入ってくることはなかった。あまりにも高い壁がありすぎたんだよな。現実離れしているわけだけど、その魅力に魅入られてしまっていることも確かで、遠くから眺めるだけで十分だと思っていたんだよね。

ところが、ロードバイクであれば、自分である程度の整備はできるようになるし、部品交換をするにしても車のように高額になるわけでもないので、そんなに維持費を心配する必要はない。ここが重要で初期費用以外のコストを考えなくても良いところはロードバイクの長所だと思う。オーバーホールや消耗品の交換のコストはそれほど心配になることはないからね。

ロードバイクそのものに本格的に興味を持ち始めるようになったのは、ロードバイクを始めるようになった3年前になるわけで、学生時代や子供の頃に憧れたこだわりのブランドというものは自分には特にない。有名選手も本やネットで調べるようになって知るようになったし、当時の有名選手の現役時代の機材への憧れを持っているわけでもないしので懐古主義になることはない。

いわゆる高級ロードバイクであれば、どのブランドであっても同じように興味が出てくるような状況。どれかを優先するような基準があるわけでもないのだが、Colnago V1-rについては色々とロードバイクの知識を深めていく上で、その成立とフェラーリの存在が他のものを寄せ付けないような気がする。車好きの自分のようなタイプであれば、こういったフレームは気になるのではないかと思う。

スペシャライズドがマクラーレンと共同で開発しているようだけど、コルナゴとフェラーリの関係の方が長そうだし、何よりもコルナゴ本人とエンツォ・フェラーリ本人同士のつながりによって生まれたフレームということを考えてしまうと、ただのフレームに見えなくなってしまうんだよな。コルナゴとフェラーリを乗りこなすことができるなんて、こんなのはこのバイクでしかあり得ない。高価なものであるけれど、これほど所有欲をくすぐられるフレームはないと思った。

性能だけでなく、こういった背景を持つフレームの魅力は時が経っても簡単に失われるわけではないだろうし、週末のサイクリングでも十分に楽しめるだろうから、案外、今の自分の生活にあっていそうな理想のバイクになるのかもしれない。






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