最近のガーミン510JのアップデートによりDi2のギア表示が可能となったのだが、それと合わせてギア切替数も表示されることに気付いた。履歴の概要に加わることになった項目になるわけだけど、2回のライドを比べてみようかと思う。
(1)秩父山岳ライド(距離:71.6km、総上昇量:1295.0m)
フロントギア切替数:5回 リアギア切替数:132回
~勾配のある林道では耐える走りが続くイメージ~
(2)彩湖までの平坦ライド(距離:42.5km、総上昇量:319m)
フロントギア切替数:3回 リアギア切替数:121回
~平坦区間をできるだけ飛ばしていくイメージ~
距離も勾配も異なる条件での感想になってしまうが、意外と平坦区間の方がギア切替数が多くなる傾向があるのではないかと思えてくる。
秩父山岳ライドで林道区間では、リアのギアはほとんど固定状態となってしまったし、林道に辿り着くまでの緩い勾配区間もギアをあまり変えていなかった気がする。まー、これは同行者に合わせた走行ということも影響しているけれど、単独で走行したとしてもギアの切り替えは似たような感じになるかと。
彩湖までの平坦ライドでは、視界の良い場所では飛ばしていく走行を心掛けて、心肺が上がりすぎたらギアを変えて回転を落とし、脚に負担が掛かりすぎているなと思ったら、ケイデンスを上げていく感じで、頻繁にギアチェンジをしていたかと思う。特に帰りは向かい風ということもあって、ペースを考えながら無理のない負荷をかけていくイメージ。
もしも、秩父山岳ライドで攻める走りをしていたとしたら、おそらくリアギア切替数は200回近くにいっていたはず。トレーニングと考えながら、34t-25tで登り続けたわけだけど、28t、32tをそれぞれ使い分けて、脚の筋肉を使う走りとケイデンスを上げる走りを交互に繰り返すようにすれば、もう少しタイムを縮めることができただろうと思う。まー、実際に攻める走りをしたらボトル1本が途中でなくなってしまい、ジリ貧になってしまう確率の方が高いので妄想になってしまうだろうけどね。
ガーミンは走行中にギア比を表示させることも可能となっていて、その表示を見ながら、ケイデンス、心拍数、勾配の数値を参照して、どこまで踏み込むことができるのか、どこまで心拍数とケイデンスを上げることができるのかを考えることができるようになったのは大きいと思う。
やっぱりね、今の使用ギアがリアルタイムで表示されるのは、自分自身の余力を知る上で重要な情報だと思うし、この歯数であればこのくらいの勾配やケイデンスは維持できるんだろうなと把握できるのは有益だと思うね。
シマノのサイコンも装着していて、同時にギア表示をしているのだけど、このサイコンでは何枚目のギアに入っていることしか分からなかったから、この違いは大きいと感じる。11-32tを使用しているわけだけど、トップ側の11、12、ロー側の32、28ぐらいしか走行中に思いつかなくなってきてしまうので、中段の何枚目の歯数がいくつになるのかなんて、走行中に思い出せないからね。
今後のライドのデータを比較していくことで、ギア切替数による走りへの影響が見えていくことがあるのかもしれないと感じた出来事だった。まー、こういうのはDi2でなければカウントできないだろうし、自分に合うスプロケ探しやどの歯数を使っていることが多いのかを知りたいのであれば、ガーミンを使ってみるのも一つの方法になるのかも。
自分としては、峠であっても平地であっても、表示を見ていく限りギアが余るだとか足りないなんてことはないので、11-32tで今後も問題はないということなんだろうな。というか、11-32tで万遍なく使えるイメージだし、アウターであってもインナーであっても中段部分を上手く使えるセッティングと言えるのかもしれない。こういったギアの使い方はフレームをスーパーシックスエボハイモッドに変えたら変わることになるのか気になった。
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