2015年5月23日土曜日

CAAD10が2台目として最有力候補となってきた

 




2台目のコストとパフォーマンスを検討してみるとしよう。今のバイクに装着している電動アルテグラ、Cosmic carbone SLEを乗せ換えることを前提として考えてみた。

(案1)合計50.4万円
想定重量7kg前後
Super six evo hi-mod di2 フレームセット(シートポスト付)・・・38万円
SiSL2クランク・・・8.5万円
FSAエナジーコンパクトハンドル・・・1.1万円
FSA SL-Kステム・・・1.1万円
アリアンテR5サドル・・・1.7万円

(案2)合計28.7万円
想定重量7kg前半
CAAD10フレームセット・・・15万円
SiSL2クランク・・・8.5万円
FSAエナジーコンパクトハンドル・・・1.1万円
FSA SL-Kステム・・・1.1万円
FSA SL-Kカーボンシートポスト・・・1.3万円
アリアンテR5サドル・・・1.7万円

やっぱりエボハイモッドは高すぎる。フレームの価格差がそのまま表れる感じで、この差はどうしようもない。この合計額に工賃+消費税となるわけだから、エボハイモッドはため息まじりの状態。フレームをCAAD10に変えると30万円台で収まるわけで、ここは冷静に考えれば考えるほど、心の中でCAAD10を推す気持ちが支配していくる感じ。

SiSL2のクランクは既定路線となっており、自分の中では必須のパーツだと考えている。483gのクランクは今のところ最軽量となっているし、試乗車でSiSLを体験したことを踏まえると、SiSL2は期待度の高い譲れないパーツになってしまった。今使っているFSA SL-Kよりもさらに軽量になるわけで、このクランクを装着するのであればキャノンデールのフレームに、ということになるからね。そして、メーカーが販売しているフレームセットは、エボハイモッドとCAAD10の2種類となるので、このどちらかを選択することになる。ポタリング、本気走り、どちらにしても最軽量クランクは性能を発揮してくれるだろうから。

エボハイモッドの方が安定感や乗り心地が優れているのは理解しているが、レースに出ることもない自分にそこまでの性能が必要だろうかと思うようになった。イベントに出るとしても「もてぎエンデューロ」のような誰もが参加できるようなレベルのものになるだろうし、1秒、1メートル先を争うようなこととは縁がないと思うから。そうするとCAAD10はバランスの取れたフレームに見えてくるから不思議なものだね。

まずエボハイモッドの敷居が高く感じるのは価格だけの話ではなく、週末ライドでの取り扱いになるんだよね。それと、せっかくの最軽量フレームなのだから、パーツも最軽量を装着させたくなる気持ちが出てきてしまうので、電動アルテグラとコスミックSLEよりももっと良いパーツを装着させたくなる気持ちが出てきてしまいそうで怖い。電動アルテグラもSLEもコストパフォーマンスのバランスを見た上でのパーツとして選んだわけだし、底なし沼に嵌まってしまうのは避けたい。

CAAD10はアルミになるし、ハイエンドとはいかないにしても、他にもっといいフレームがあるはずなんだけど、コストと重量を考慮すると最後まで外せないフレームとなっていた。ミドルグレードもしくはそれより上のフレームセットは価格としては検討可能な部分なのだけど、問題なのは15万円のCAAD10のフレームセットと重量があまり変わらないところ。

軽さに拘っているわけではなかったのだけど、高い金額を支払って15万円のフレームと同じ重量というのはちょっと考えてしまう。カーボンの方が乗り心地が良いだろうし、破損さえしなければアルミよりも長く乗れるということは十分理解しているし、その点がアルミの敵わないところだと思うのだけど、2台目のバイクをそんなに長く乗るかと言えば、そんなこと考えていないから、これは自分には違うだろうなと。数年後には間違いなく、今より良いフレームが登場しているだろうし、今のハイエンドが低価格モデルになるわけだから、だったらそういう時に乗り換えればいいではないかと思うんだ。

数年後にはCAAD11、CAAD12が似たような価格で登場してくるだろうから、それに乗り換えることで、フレームのリフレッシュ交換することも可能。今のハイエンドを長く乗るよりも、低価格フレームを交換していくことで乗り続ける方が楽しい気がしてきた。エボハイモッドの価格を考えると、CAAD10の2倍近く長く乗らないと元はとれないような気がするのとは対照的。

CAAD10 2015モデルは電動に対応しているし、SiSL2の装着も問題がないわけで、一応、自分が調べた中での2台目の条件としては最有力候補となっている。思い返せば、1台目のバイクとしてCAAD10を勧められていたし、当時それを選んでおけば良かったと思うと同時に、今のシナプス・アロイも十分気に入っているので、それはそれで悪くはないかと思えるようになった。

CAAD10 2012を選んでいたとしたら、ホイールもコンポも今とは異なる選択をしていただろうけど、1台目がCAAD10だったら2台目はハイエンドしか選択肢がなくなりそう。逆に気楽に使える安いエントリーモデルを欲しくなったりするのだろうか。自分の中では、気軽に乗れるバイクとガツガツ乗れるバイクの2台体制が理想なので、アルミとカーボンの2台体制でなくてもいいかと思っている。CAAD10以上のカーボンを求めるとしたら、エボハイモッドクラスになってしまうわけだし、そこのところは納得してCAAD10を選ぶことになるだろうから。それと2015CAAD10はマットブラックなので、これも気になるというか、ここも惹かれる理由。まー、何も考えなくていいカラーリングということで、特徴がないんだけど、飽きることもないだろうなと思える。

2016モデルの発表を見てから、2015モデルを選ぶべきかを考えることになりそうだ。それにしても、CAAD10は色々なカスタムがあって面白そうだね。

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