2015年5月9日土曜日

総合的に検討してみて、ウィリエール チェントウノSR が欲しくなってきた

今はバイクが1台体制なのでこれが全てという状況。連休中に後ろから追突された時はホイールにフレが出てしまい、急いでショップで直してもらうことができたのだが、もしも直すことが出来なかったらエンデューロの参加は厳しかったかもしれない。

1台体制に不満があるわけではなかったのだが、スペアのない状況というのは心もとない気がしてきた。それと、今の一台はエントリーモデルと言っても高価なパーツを装着させているため、取り扱いに気を使ってしまうので、気軽に輪行やバッグ詰めがしにくい。

いずれは2台目ということで、ディスクブレーキモデルを視野に入れていたわけだけど、これには大きな課題があるようだ。ディスクブレーキで欲しいのは油圧+電動シフトであり、これは今後も変わることはない。機械式のディスクブレーキを先日のエンデューロで試乗したのだが、機械式のブレーキの効きは期待されるほどのものではなく、やっぱり油圧式というのが正解になるのだろうと思った。

油圧式の課題というのは、気持ちよい操作感を得るための調整がリムブレーキと比べて格段にハードルが高くなること。技術のあるショップであっても調整に時間がかかることもあるらしい。メンテナンス全般はショップにお願いしているので、自分としてはそれほど調整が課題になるとは思っていなかったのだが、自分でチェックできるレベルの調整ではないことが気になった。

追突や転倒なんてことは避けたいことなんだけど、ロードバイクを続ける限り、その可能性はゼロではなくなる。リムブレーキであれば多少の歪みがあっても、その場でなんとか自分で調整できそうな気がするけれど、ディスクブレーキだと厳しくなりそうな感じがする。UCIがディスクブレーキを認可することで、ディスクブレーキモデルの普及が加速化していくことになると思うが、しばらく様子を見ていくことになるのかな。

こういった背景がある中で、欲しくなったバイクはウィリエールのチェントウノSR。理由は色々あるけれど、まずは試乗会で感じた時の印象が良かったことと、エアロ効果を感じさせるデザインが所有欲を満たすことが大きな理由。それと合わせて追加されるのが、連休のエンデューロでもっと高速に慣れておきたいということが挙げられる。

ディスクブレーキが普及するのは時間の問題だろうけれど、TTバイクやエアロ効果を謳う高速系のロードバイクにはディスクブレーキは不要な感じがしてきた。TTバイクまでもディスクブレーキが普及するのだろうか。オールラウンド系のロードバイクにはディスクブレーキが必要だと思うけれど、エアロ系はどうなるのだろうかと考えると、しばらくはリムブレーキのモデルが続くのではないかと思える。

そう考えてみると、チェントウノSRはエアロ系になるわけで、オールラウンドというよりも、どちらかと言えば平坦系。平坦な場所やちょっとしたアップダウン程度であれば、ディスクブレーキは不要とも言える。ディスクブレーキが欲しいと思う場面は長い下り坂に限定されることになるので、油圧式ディスクブレーキと比べてしまうと効きは悪くなってしまうけれど、まー、ホイールは今のエグザリットを使うことになるから、大きな問題はないんだよな。

フレームセットを買うことで、今のバイクがスペアバイクとなり、それぞれ使い分けができそうな気がしている。もともとそういうつもりでパーツのアップグレードをしてきたわけで、問題はどのフレームを選べばいいのかということだった。そういう状況でディスクブレーキ普及の波が押し寄せてきて、検討していくことが中断されていたんだけど、ここにきて少し方向性が見えてきた気がする。今のバイクを元のエントリーモデルとして気軽に使いたい気持ちも影響しているのかな。

ウィリエールのホームページを調べてみると、チェントウノSRの2016モデルが掲載されていて、どこが変わったのかを見てみると、シートポストがISPではなくなっている点が注目すべきところで、自分としては歓迎できる変更になる。試乗会ではチェントウノairも同時に試乗していて、シートポストが調整できるairの方がいいかなと思っていたのだから、これでairを選ぶことは無くなったのかも。

カラーリングはウェブで色々と選択できるようになっているけれど、これは日本で購入する時に可能であれば選択してみたくなるね。先日のエンデューロで思ったことは、カラーリングは重要だなってこと。色々とネットやショップでバイクのカタログを見てきた自分からすれば、どのバイクもどこかで見たことのあるものだったので、カスタムできるカラーリングの方が既視感がなくなるような気がする。ユナイテッドヘルスケアのカラーリングは好みだし、カスタム出来るのであれば、そういったものを選ぶことになるのだろうか。










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