2014年8月10日日曜日

トレーニングは田舎の林道が一番良いと実感

昨日のライドは鳩山町の物見山、越生町のクスノキを目指すものとなった。走行距離は81.7km、平均速度は23.3km。台風の影響で昼前には雨が降りそうな感じだったけれど、なんとか大降りの雨を避けることができた。昨日のライドでは雨を避けるため、なるべく早く帰ることを心掛けていて、距離よりも強度を考慮したサイクリングになったので、ロングライドと言える距離ではないが、結構疲れが残る充実したものになった。

自宅から自走で走りやすい場所で、距離もそれほど遠くない場所と言ったら、越生か都幾川になる。今まであちこち走行しているわけだけど、この辺りの走りやすさと、自宅からのアクセスという面では他に比べるところは無くなってしまう。越生の梅林近辺やときがわ町を基準にしてしまうと、鳩山町の物見山が悪く見える環境になってしまうのは仕方がないのかも。

越生の梅林付近は最近走るようになったのだけれど、飽きさせないコースと少ない交通量、走りやすい舗装路、どれをとっても申し分ないところだと思う。弓立山も良いルートになるかと思うが、越生梅林の良いところは、あちこちと林道と生活道路がつながっているところにあると思う。目的地を適当に決めても、それとなく試される登坂が出てくるし、下り坂も本当に気持ちが良い。奥武蔵グリーンラインまで足を延ばさなくても、一人でブラブラ走行するには一番良い場所になるかと思う。

鳩山の物見山と越生の峠を登った後は、入間川サイクリングロードで帰路についたわけだけど、以前と比べて、平地の走行で維持できる速度が増してきたような気がする。最後の荒川サイクリングロードに合流する上江橋までの土手上で、なんとか35kmの速度を維持できるようになったのは、毎週続けている峠での走行の成果なのかと感じる。これは、峠を走りこんでいなかった1年目、2年目では出せなかった速度。

トレーニング理論やペダリングスキル、バイクの性能、色々と向上させるべき課題は出てくるわけだけど、ロードバイクのトレーニングって、そんなに難しく考えるものではないと思えるようになった。峠での走行を続けているだけで自然と体が鍛えられていくようになることが分かってくると、これで十分に楽しめるものだと思えるんだよな。

峠を上りきったという充実感は、平均速度やケイデンス、心拍数などの数値で評価できるものではないと思う。交通量の少ない田舎の静かな林道を駆け抜けていくことがロードバイクの一番の魅力であり、リラックスしてストレスフリーで走ることが心身の健康に役立つことなのだと実感している。この魅力と充実感は、ハイエンドモデルであろうが、クロスバイクであろうが、同じだと思えるんだよな。逆にいうと、この環境こそが、ハイエンドなもので他に変えられないのではないかと思ってしまうぐらいに。

自走で行ける往復100km以内の距離で、交通量の少ない林道でそれなりの峠があるところ、この条件であれば、それほど無理なものではないし、継続していくことが可能かと思う。登り坂で負荷をかけたトレーニング、下り坂では車体コントロールのトレーニング、平地では巡航のトレーニング、目的地を越生の梅林とすることで、これらの全てが可能となる。越生町がちょうど良い距離にあって幸せだと思った。










0 件のコメント:

コメントを投稿