2014年8月7日木曜日

3年目の自分が欲しいと思う理想のロードバイクはCAAD10 disc

やはりというか、ロードバイクは奥が深い乗り物だとつくづく感じるようになってきたのは、本気で2台目のロードバイクを考えてみると、まだまだ悩むことになりそうな気がしてくるから。

今の自分の思考を整理してみると、
・ハイエンドモデルのカーボンバイクが一番良い選択になることを理解している。
・重量が軽いバイクが役立つことを理解している。
・登りに強いだけでなく、下り坂でのコントロールがしやすいバイクを求めている。
・空力性能は普通にあれば十分だと理解している。
・平地の走行であれば、エントリーモデルで十分だと理解している。
・ディスクブレーキモデルが充実してきていることを把握してきている。

これらが自分の理想となるロードバイクのヒントになる。

ハイエンドモデルの魅力に抵抗するのは簡単なことではないし、これが最新のロードバイクの性能だということを考えれば、特に悩む必要はないのだけどね。やはり、一番気になるのはディスクブレーキモデルが台頭してきていることに尽きる。

今日、ショップの店員さんにディスクブレーキモデルのロードバイクについて、話を聞かせてもらう機会に恵まれたので、そのアドバイスを含めて、少し整理してみたい。店員さんによると、ディスクブレーキモデルについては次のとおりとなった。

・CAAD10のリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルの重量を比べると、若干ディスクブレーキモデルの方が重い。同じモデルを比較すると、ディスクの方が重くなるようだ。
・ディスクブレーキモデルには、太いタイヤを履かすことが可能だが、あくまでロードバイクとしてのタイヤであって、27,28ぐらいの太さが限界。
・シクロクロスのような28よりも太いタイヤではフレームと干渉してしまう恐れがある。
・マウンテンバイク用のディスクホイールを履かすことが可能。しかし、マウンテンバイク用はもともとが太いタイヤ用であり、ホイールの幅がロードバイク用よりもあるので、全てのマウンテンバイク用のホイールが適合するわけではない。
・マウンテンバイクの29インチ、27.5インチのホイールを履かすことは可能であるが、ホイールの幅の問題もあるので、シクロクロス用のディスクブレーキ用ホイールを選択した方が無難。
・ホイールの取り外しについては、リムブレーキの方が楽。ディスクブレーキの場合、ローターとパッドの調整が少し面倒。
・油圧式のディスクブレーキであっても、油は密閉されているので、バイクを多少ひっくり返した状態にしても問題はない。車で10時間程度運ぶ程度なら問題はないとのこと。1日中ひっくり返しておくのはお勧めできないらしいようだが。
・富士山の下りぐらいであれば、ローターの摩擦によってブレーキが効かなくなるということはないらしい。ローターが熱をもってしまい、ブレーキが効かなくなる状態が仮に発生するとなれば、リムブレーキでも相当な熱を発生する事態になるとのこと。
・レースの集団になると、ディスクブレーキモデルに課題はあるが、プライベートで走行する分には全く問題はないのではないか。

まー、取り扱いについてはリムブレーキの方が楽であることは間違いないようだ。ディスクブレーキにも色々と課題があるのかなと考えさせられるのだが、マウンテンバイク用のホイールを履かすことが可能という点は、新たな知見が得られたように思う。

店員さんによると、Cannondale syanpse のモデルにMavicのcrossmaxを履かせたデモ走行があったとのことで、フレームのエンド幅が135mmであれば、マウンテンバイク用でも履かせることが可能ということに魅力を感じる。

今のバイクの性能に満足できない点があるのは、下り坂での性能であって、今までは単に強力なブレーキが欲しいと思っていたわけだけど、それだけではないということに気付くと、ここで一気にブレーキディスクモデルへの期待に火が付くようになってしまう。

下り坂では太めのタイヤを履かせたくなる。速度を求めているわけではないし、安全に下りたいというのが一番なわけで、路面が悪くてもグリップが失われないような性能が欲しいと思っている。そして、ハンドルにガツンとくる振動を極力無くしていきたい。

平地での乗り心地であれば、カーボンフレームでの振動吸収が役立つのかもしれないが、下り坂での手にガツンと来るような嫌な振動は、23cのタイヤだと限界があるのではないかと感じている。25cあるいは27cぐらいのタイヤで下り坂を行くと、随分と気持ちよく走ることができるようになるのではないかと想像してしまう。

それと、ロードバイクではリアブレーキをほとんど使わないと言う意見もあるようだが、下り坂で重要なのはバイクコントロールであって、このためにはリアブレーキの動きが非常に重要。平地ばかりを走っていると、リアブレーキをそれほど気にする必要はなく、フロントブレーキの動きが重要だと認識してしまうのかもしれないけれど、峠を下るたびに感じるのは、リアブレーキはフロントブレーキと同じくらい重要だということ。

ディスクブレーキモデルに期待しているのは、ブレーキの効きが良くなることだけではなく、フロントとリアのブレーキの両方でバイクを上手くコントロールできるようになるのではないかということに尽きる。

重量で考えるとリムブレーキの方が優位になるわけだけど、今の自分のエントリーモデルのバイクより軽ければ、それで十分だと思っているので、重量はそれほど気にしていない。7kg以下が理想といえるけれど、7kg台でも今のバイクと比べれば、十分に軽量化の恩恵を感じることができるだろうから。

そうすると、今のラインナップで、自分の理想は何になるのかと言えば、CAAD10 discの一択。synapse carbonのディスクモデルも悪くはないけれど、2台目もsynapseになるのはちょっとなぁと思うんだよね。ハイエンドのディスクモデルだと価格の面で躊躇してしまうし、ある程度の軽量モデルで長く使えそうなものとしたらCAAD10の実績と価格は高く評価できるんだよな。ちょっと本気でCAAD10 discを考えるようになってしまった。

マウンテンバイク用のホイールが装着できるのであれば、自分が想定しているホイールはただ一つ。それはクランクブラザーズのホイール。これが最強の組み合わせになるかと思う。









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