電動アルテグラに乗せ換えと同時に、クランクもFSA SL-Kのカーボンクランクに変えることになったのだが、一昨日のロングライドで感じたことは、「カーボンクランクは軽くて踏み脚にやさしい」ということ。このクランクは、キャノンデールの上位モデルには標準装備となっているものとなっていて、このクランクだけでもエントリーモデルと明らかに差がありすぎると思った出来事になった。
もともと電動アルテグラに乗せ換えようと思った時に、クランクもアルテグラにしようかなと考えていたんだけど、ドグマF8とスーパーシックスエボの試乗によって、カーボンクランクの存在と性能の違いを自分で体感してしまったことで、カーボンクランクが頭に残ることになってしまった。
ドグマF8のスーパーレコードのクランクの良さはすぐに分かったし、続けて試乗したスーパーシックスエボについているFSA SL-Kも同じような感覚でペダリングしていく感じで、カーボンクランクの良さというか自分との相性の良さを感じるようになったんだよな。
巡航中にカーボンクランクを意識することはなかったのだが、信号で停止した時のクランクを上げる操作が今までと比べて異常に軽くなったことに気付く。前のクランクの重量があるといっても、停車時にクランクを上げる操作が苦痛になったことはなく、それは普通のことだと思っていたし、何の不便も感じていなかったのだが、カーボンクランクはシューズにペダルが付いていないかのような感覚ぐらいに軽い。前のクランクとの重量差で劇的に軽くなったというわけでもないはずなんだけど。
ケイデンスを上げた走行でも順調に維持できるし、登坂でのダンシングでもリズムよくペダリングしていく感じだったので、ペダリングの軽さが相当効いていると思った。FSA-SL-Kの定価が高額すぎるので、そんなに違いをもたらすのか半信半疑だったのだけど、これは目から鱗が落ちるというか、カーボンクランクの性能を見せつけられた感じ。走行後にチェーンの汚れを拭き取る作業でも回転の軽さが変わった気がする。ベアリングも良い物に変えてもらったのだろうか。
試乗で感じたスーパーレコードとSL-Kには似たような感覚があるということを、一昨日のロングライドで再確認したことになるのかな。高級モデルには初期装備で良いクランクが使われているだろうから、SL-Kに変えたところでその違いを体感するのは難しいかもしれないが、自分のようなエントリーモデルの完成車のクランクをカーボンクランクに変えてしまうと劇的な変化を体感できるようになると思う。
いやー、それにしてもカーボンクランクってこんなに凄かったんだね。やっぱり高級モデルの完成車を最初から買っておいた方がお買い得なんだろうな。フレーム以外のパーツを色々と交換してみたけれど、カーボンクランクは軽量ホイールに交換するのと同じくらいのインパクトがあるのかも(元が重いクランクに限った話になるけど)。
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