2015年1月2日金曜日

2つのサイコンを比較(GARMIN Edge 1000J と SHIMANO PRO SCIO ALTI ANT+)

自分が走行時に確認している情報は、速度、ケイデンス、使用ギア、の3つで、ロングライドや登坂で自身の状態をイメージしやすくなる。どのくらい頑張ればいいのか、どのくらい楽をしてもいいのか、ギアに余裕があるのかどうか、こういったことを考えながら走りに集中していく感じ。

コンポをアルテグラDi2に入れ替える予定なので、これでロードバイク関連の物欲は終了したと思いきや、Di2に対応しているサイコンの存在を知ることになってしまった。今のシグマ1609は使用方法も見た目もシンプルで結構気に入っているわけで、変えるつもりは全くなかったのだが、ここにきて大きく心が揺れ動いている。

ネットで調べてみたところ、現時点でDi2に対応しているサイコンは2つあって、それはガーミン1000JとシマノPRO SCIO。ガーミンの高機能サイコンとシマノのサイコンを比較するのはどうかと思われるかもしれないけれど、シマノのサイコンも自分が求めている機能を十分に満たしているので、これら2つのサイコンを同じ目線で評価してもいいのではないかと思っている。

Di2対応の機能として最も欲しいと思っているのは、使用ギアの表示機能。ティアグラを使っていることもあって、走行中のギアを手元で確認できるのは便利だと感じているだけに、アルテグラDi2でも同じ機能を搭載したいと考えている。最初はギア表示は無くてもいいのかななんて思っていたけれど、冷静に考えれば考えるほど、そんなはずはないだろうと思うようになった。個人的にはパワーメーターよりもギア表示機能の方が重要。

自分の経験では使用ギアの確認は想像以上の恩恵があると言える。坂道で残りのギアがどのくらい残っているかどうかってことも重要だけど、サイクリングロードでギア表示を見ながら、「今日の俺はこのギアでも脚を回すことができてる!」って感じでモチベーションを保つことができるのも重要かと。それと、後半になって疲れてくると、使用ギア範囲の変化を手元の表示で感じ取れることも重要になる。

使用ギアを目視で確認しようとしたけど、よそ見運転になってしまうことの危険性が高くなるので、頻繁にやっていられない。頭を下に向けるだけならともかく、その後ろを注視しようとするのは無謀かも。ティアグラはアナログ的表示ながらも、どの辺のギアを使っているのかが分かるようになっているので、やっぱりティアグラは良くできてるなと改めて納得。

ベストのサイコンを選ぶのであればガーミンを選択することになるかと思う。タブレットPCに近いんじゃないかと思うような性能だし、GPSも走行データの記録も一番充実しているからね。ガーミンのカメラも一緒に使えることになるので、走行動画の撮影を行っている自分からみても、ガーミンは完璧な存在。ガーミン使用者と同行するサイクリングでは、ルート案内として物凄く活躍する状況だったのでユーザーが多いのも納得できる。

対するシマノのサイコンは液晶の小さいサイズで、今使っているサイコンと使い勝手はそれほど変わらないような感じ。買い替えの必要があるのかと思ったりするのだが、そこはやっぱりシマノ製品ってことで、Di2の専用品みたいな位置づけで考えてみれば、それはそれで納得。バッテリー残量の表示もそうだけど、ANT+に対応していることも大きいかも。

アルテグラDi2のギア表示機能が欲しいことがきっかけなのだが、ガーミンとシマノのどちらを選ぶべきか、ちょっと迷うことになりそうだ。ガーミンを選べば、自分のバイクはキャノンデールになるので、来シーズンのプロチームみたいな組み合わせになれそう。シンプルなシマノのサイコンも気に入っているし、ガーミンのPC的な使い方にも興味がある。この2つのサイコンは性能が違いすぎるので、普通だったら比較検討することはないのだろうけれど、自分の場合は比較対象になってしまうな。







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