2015年4月27日月曜日

草津ダウンヒル 2015



一昨日の土曜日、草津白根山を昨年に続いてサイクリングしてきた。火山の警戒態勢となっているので、コースが解放されるのが午前8時となっており、白根山の施設は閉鎖されていた。雪は去年よりも減っていたような気がするのだが、他と比べようがない絶景であることに変わりはなかった。

良好な天気で、登りは冬用の装備は必要がないくらい。下りも冬用の手袋とウィンドブレーカーでちょうどいい感じ。登りでは景色の良い場所で写真を撮ったり、ゆったりと周りを見ながら走行して楽しんだのだが、やはり20km弱の登りは長すぎる。去年よりも少しは楽に登れたと思うのだが、同行者のペースに追い付くことは出来なかった。長距離の登りを克服するのは簡単ではなさそう。

スキー場の駐車場からスタートしたのだが、アップもできていない状態で重いギアを踏んでしまったのも失敗だったような気がする。最初から一番軽いギアで回していけば少しは違ったのかも。長距離の登りは今後の課題ということか。

登っている時は、去年と比べて風が少し強いと感じたが、それほど問題にならない風速だった。問題は下りでの風の強さと向き。コスミックカーボンを使った下りは自己責任みたいな印象で、谷間の横風でのディープリムは特にやばい。30~40km/hオーバーでの横風はサイクリング楽しむ余裕はなくなる。まー、ブレーキで速度を落とせばいいわけだけど、こういった下り基調が延々と続く場所ではエグザリットでなければ手の握力が大変なことになっていたかと思う。去年はエグザリットではなかったし、ティアグラシフトだったのでかなり大変だったんだけど、電動アルテグラとエグザリットの恩恵はあったと思った。

良い走行ができたわけではなかったけれど、下りの動画撮影についてはリベンジができたかと思う。去年はアクションカメラのバッテリーが振動でずれてしまうことで、下りの撮影ができなかったのだけど、今回はきちんと全部の撮影ができたので、これだけでも十分満足できたかな。

下りは常にブレーキを握っている状態で、路面の状態を見ながらの走行だったので景色を見る余裕はあまりなかったので、撮影した動画を見る方が景色を楽しめるような気がする。ブレーキを離すと簡単に40km/hオーバーとなってしまうような状況だし、下ハンドルで首が疲れてくることもあって、登りよりも苦労する感じだった。こういうところでディスクブレーキになると余裕のある走りができるのだろう。

今のバイクは平地専用みたいなものにして、本気でディスクブレーキモデルが欲しくなった。ヒルクライムをすれば、それだけの勾配を同じように下ることになるのだから、ヒルクライム用のディスクブレーキモデルのバイクがあれば使い分けができるのかも。

再生速度を2倍速にすると、下りで体感した緊張感が出てくる感じになる。このルートを50~60km/hオーバーで下るのは自分には不可能なのだが、動画の編集で雰囲気を楽しむ方法で十分満足している。








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