2016年5月8日日曜日
神宮の試乗会とラファへの立ち寄り
今日は神宮の試乗会まで足を運んでみた。2台目を買ったばかりだし、新しいロードバイクが欲しいわけでもないので、試乗ではなく、現在の販売車のラインナップを間近で見るのが目的ともいえる。まー、先着400名までとなるマビックのグッズを狙っていたのだが、試乗をしないと貰えないようだったので少し残念。
この試乗会では自分のペダルとシューズでコースを走行できることと、ハイエンドモデルまで揃っていることが特徴。試乗に来ている人達もそれなりに良いバイクを乗って来ているので、初級者だけでなく、ハイエンドモデル狙いの人も大勢いた感じになる。
ハイエンドモデルを集めて、ここまで比較できるような試乗会はそんなにないだろうな。ショップでは眺めることしかできないようなハイエンドモデルが持って触れる場所に置かれているので、試乗をしなくても、モデルを眺めるのが好きな自分のようなタイプの人にもおススメできる試乗会になるのかもしれない。
若い人から年配の人までいたし、女性の比率も結構高かったような気がする。ロードバイク人気は継続しているということか。今後も増加していくことになるのかも。
自分の独断と偏見から見たイチオシのバイクは、ラピエールのゼリウス、キャノンデールシナプスディスクになる。ラピエールの造形とグラフィックは数ある試乗車の中でも印象に残る感じ。シナプス、ディスクブレーキモデルのオールラウンド的なバイクとして選ぶなら、これだろうなという思いから。
ファブリックのサドルの展示も行われていて、色々なサドルを跨ってみると、意外とカーボンモデルのサドルが合いそうな感じがしたな。レールを含めたシナリにより、乗り心地もそれほど悪くはならない感じだった。自分のCAAD12にカーボンサドルを考えてみてもいいのかも。
トレックは全般で良い印象があった。同じアメリカンブランドのキャノンデールは、エボもCAADも見た目がシンプルな丸パイプフレームなのに対して、トレックの造形は四角フレームとギミックを組み合わせた複雑なフレーム。カラーリングも他のブランドだとほとんどが黒ばかりになってしまうのだけれど、トレックの場合はカラフルなものが多い。そして、トレックの振動吸収に対する研究の情熱は凄いものがあると思った。クラシックのスペシャリストであるカンチェラーラが開発に加わっていたことが大きく影響しているのだろう。
ドマーネのISOスピードの説明を受けると、これは他のブランドにはない別物のバイクだなと感心してしまう。ヘッドチューブ、シートチューブのしなり具合は素直に欲しいと思った。日本の道路は他国と比べて、路面が荒れていない方だと思うけれど、だからといって振動吸収が不要なほど綺麗なわけではない。
トレックのカーボンハンドルにも感心させられた。ゴム入りのカーボンハンドルはコツコツ感が普通のカーボンハンドルに比べてマイルドになっていたから。CAAD12にISOスピードの装着は不可能だと思うが、ゴム入りカーボンハンドルは装着させてみたいと思ったな。
帰りは近くのラファに寄ってみることに。商品を色々と見てみると、良い素材が使われていることがよく分かる。skyのジャージも定番で良いと思ったし、水色の派手ではない普通のジャージも良い感じがしたね。
ピナレロのロードバイクを買っていたら、自分の場合、間違いなくラファのジャージで揃えることになっていたと思うし、これが高額なジャージを買わずに済んだ理由ということで、欲しい商品が目の前に一杯あったのを諦めることが出来た、と気持ちの上では整理しておく。まー、上下で揃えてみたくなるよな、ラファは。
カフェには結構人が入っていて、これが都心のサイクリストの生活なのかなと思った。越生のシロクマパンとは別の空間になっている感じ。都幾川や越生でのサイクリングだと、補給所兼休憩所として機能しているのにの対して、ラファはショップという側面の方が強い感じがしたね。まー、場所柄から言えば、運動して汗ダラダラで入っていくような場所ではないんだろうな。
本当は、早起きしてサイクリングする予定だったのだが、寝坊してしまい、都内の試乗会を見に行くというマッタリした一日となった。
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