※空気圧を低めにする人にはパナレーサーのパセラ28Cをロードバイクに履かせることはお勧めできません。理由は最後に書いておきます。
クロスバイクにロード用の23Cを履かせる人は多いと思うけど、ロードバイクにクロス用の28Cを履かせるのもアリだと思った。
昨日は金曜日の飲み会の影響で早起きすることができなかった。ショップに注文していたガーミンのセンサーを取りに行って、シナプスアロイにもようやくセンサーが付けられることになった。これで、シナプスのQ-rings、ライトニングアルパインのホイール、そして、パナレーサーの28Cタイヤに乗れることになる。
今日も起きるのが遅かったので、近場の鳩山町の周回路で以前の状態のシナプスの乗り味を思い出すことにした。まー、Q-ringsもライトニングアルパインも自分には合っているのだろうね。1年以上乗っていなかったのに、すぐに馴染んだから。
以前と違うのはタイヤで、28Cは初めて履くことになる。乗り始めはモッサリしている感覚だったんだけど、ある程度の速度で漕いで行くうちにそういった感覚はなくなった。ホイールが軽量なので、28Cタイヤによる重さは特に感じなかったな。
推奨空気圧が7.4barになっているのだけど、7.4bar入れるとどうなんだろう。23Cでも7barまで入れたくないので6.3barにしてみたら、これで結構平気な感じでフニャフニャしているわけでもなかった。太いタイヤになるので、ブレーキアーチを開放してもタイヤが挟まってしまう状態になるので、空気を抜かないとホイールの脱着が出来ない点は仕方のないところ(後日談になるが、ブレーキシューに少し引っかかる程度で、押し込めば空気を抜かなくてもホイールの脱着は可能。)
このタイヤは28Cの街乗り用のようなタイヤであって、そういった用途の完成車にも装着されているようなのだが、今回の初乗りによって、このタイヤの好感度はかなり上がることになった。スリックでもなく、シクロクロスのようなブロックでもないパターンなんだけど、これがちょうどいいのかもしれない。
一番良かったのはその乗り心地。これはさ、ロングライドの次の日に乗っても良いと思わせるほどで、これはシナプスの今後の用途にピッタリ合っていると思った。アルミフレームであっても、28Cを履かせれば乗り心地は相当なものになる。これは23C、25Cのタイヤでは実現することが不可能だと思える。チューブラーであっても厳しいんじゃないかな。
その乗り心地と引き換えに、速度の伸びはやや落ちるようで、ガーミンのログを見てみると、思っていたイメージよりも数値はやや低め。しかしながら、今日のような郊外でのサイクリングであれば、何の問題もなく、走りは楽しかったんだよな。
マッタリというわけでもなく、それなりのアップダウンを自分なりに攻めていく走り、周りは田舎道でクルマを特に気にする必要もないシチュエーション、多少のオフロードであれば気にする必要もない状況、こういったところで走るバイクは、遊びの要素を持たせた方が楽しめると思う。キャノンデールのスレートがこれに一番合っているんだろうけど、シナプスアロイに28Cに履かせるだけで高い性能を見せつけられた感じになった。
CAAD12がメインになるかと思っていたし、シナプスは用途が限定されると思っていたけれど、28Cタイヤとシナプスの特性によって、十分な棲み分けが出来るようになったということなのだろう。CAAD12とは別の要素で楽しさがあるのだから。
冬は早起きも厳しくなってくるし、遠出するほどの時間も限られてくる。身近な場所でサイクリングを楽しむのであれば、冬はシナプスでもいいのかもしれない。
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