2015年12月21日月曜日

バイクを評価するインプレライダーについて


http://www.cyclowired.jp/news/node/186799

デローザから新しいバイクが登場するようだ。ピニンファリーナってクルマ好きなら誰もが知っている名前なんだけど、ついにというか、ようやくロードバイクにも登場するようになったということか。

見た目はドグマっぽい気がするんだけど、どっちも正真正銘のイタリアンだからね。それぞれの良さが出ているのだろう。ピナレロの英国のskyチームとjaguarの組み合わせに対して、デローザ+ピニンファリーナの方が純粋なイタリアンに近いのかな。

コルナゴフェラーリみたいに、こういったコラボが増えていくことになるのだろう。日本のメーカーだとどの会社がこういったコラボレーションに適していることになるのか気になる。日本だと4輪よりも2輪メーカーの方が合っているのかも。

まー、前置きはここまでで、ここのインプレは様々なライダーが登場して、それぞれの経歴に裏打ちされた印象を語るようになっている。日本トップレベルだった人から、アマチュアトップレベルのような様々な人達で構成されていて、ロードバイクに対する知識はかなり豊富な人達といって良いだろう。

気になったのは、「機材に対する部分」と「走りに対する部分」。機材の性能としてのインプレであればメカニックとして優秀な人の意見が参考になるのではないかと思うし、走りの性能のインプレであれば、限界を攻めていけるトップレベルの人の意見が参考になるのではないかと思うんだよね。

ここで、この記事を参考にする人はどのレベルになるのかということで比較する部分が異なってくるのかもしれないなと思った。自分の場合、トップレベルの意見を聞いたとしても、まー、そんな状態で走ることはほとんどないだろうから、参考になるようで、なっていないのかもしれない。一方で、メカニックとしての意見であれば、これは参考になるのではないかと思える。

クルマでもそうなんだけどさ、F1パイロットの走りを真似したくてもそんなことは不可能で、レーサーの意見に耳を傾けることができて、それが理解できるのはかなりの上級者になるはず。素人が話を聞いたところで、同じようなドライビングができるわけでもなし。

ところが、メカニックの話であれば、どういったテクノロジーで、この部分はこういった条件で機能するといった機械的な話を聞くことができるので、これはこれで納得ができるんだよね。クルマの楽しみ方の一つにメカニカルな部分を理解して、それを走りに生かすことがあるんだけど、同様にロードバイクにも同じことが言えるのではないかと思った。

ロードバイクはクルマほど複雑ではないので、感覚で捉えられる部分も多いと思うのだが、ピニンファリーナやフェラーリ、ジャガーがやっていることはクルマでやってきたことをそのまま応用しているはずなので、メカニカル的な部分に共通しているところはあるのではないかと思う。

そうすると、ロードバイクのインプレッションとしても、機材に深い知識と経験を持った人の意見が物凄く参考になるのではないかと。まー、トップレベルの人で自分でも相当なメンテナンスができる人が一番になるのかもしれないな。




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