2014年2月25日火曜日

Mavic cosmic carbone SLE 2014 review

This text is Japanese. Please use the google translator.
日曜日(2/23)にCosmic carbone SLEで走行してみたので、そのレビューをしてみようと思う。この日は雪が所々に残されているコンディションだったので、雪の影響が少なそうな入間川サイクリングロードを走行。本当は都幾川や小川町周辺に行きたかったんだけど、まー、こういうのは仕方がないな。

Cosmic carbone SLEでポジティブなところを上げると、
①見た目の迫力
②よく転がる
③まっすぐ進む走行安定性
⑤高速でのさらなる走行安定性
⑥よく効くブレーキ
⑦乗り心地が良い
⑧「重い」というよりも「普通」の重量

ネガティブなところは何があるのかというと、何を上げればいいのか分からない。多くの人が重さをネガティブな点として取り上げると思われるが、自分にはこれが普通の重さなんじゃないかと思う程度で問題なし。横風に注意する必要があるのもネガティブなところだと思うが、ビルなどの谷間の突風でない限り、不意を突かれることはないと思う。特別な強風時は別として、普段の荒川の強風ぐらいなら問題なさそうだな。

横風の影響は、自分の体重とロードバイクの重量が関係しているのではないかと思う。自分の体重は66kg、ロードバイクは装備を含めて10kg程度となり、このぐらいの重量であれば、風で飛ばされにくいのかも。逆に、風の影響を受けやすい人は体重が軽い人なのかもしれない。体重60kg以下、ロードバイク重量が7kgの人がいるとしたら、自分とは10kgも違うわけで、それだけ横風の影響を強く受けやすくなると思える。身長174cmで体重66kgというのは、ちょうどいい体重のようなので、これ以上体重を落とすつもりはないな。ガリガリ体型はちょっと抵抗があるし、健康体でいるのが本来の目的なのだから。

ロードバイクの重量はこれで充分。ボトルを含めた装備はなんだかんだで1kg近くなってしまうのだから、6kg台のバイクにしたところで結局装備の重さが加わるわけで、競技者でない限り、重量に拘るのは良くないと思った。登坂がつらいけれど、そういうのはスプロケ12-30tで対応できているし、時間はかかっても登ることはできるわけで不満はない。まー、どうせ上りは何を使っても楽になることはないと割り切ってるからね。それよりも、下りや平地の安定性を楽しむことを自分は選びたい。

Cosmic carbone SLEは、こういうホイールと思って購入したわけで、ネガティブなところが嫌いになってくるような印象はない。どちらかというと、ネガティブだと思っていた部分は先入観であって、普通のレベルだったという感じ。スペックやネット等での情報を鵜呑みにしていたということを実感する。2014モデルは、何世代か前のCosmic carboneとは別物になるのではないかと思った。過去のモデルよりも明らかに重量は減少しているし、ハブの回転もスムーズなわけで、これのどこが悪いと言えるのかが分からない。過去のモデルに乗ったら違いが判るのかもしれないな。ホイールは重いと感じる重量ではなく、普通と感じる重量であって、エントリーモデルの付属ホイールよりも軽いのは明らかなわけで、重さを強調する必要はないと思う。自分の使い方では、普通の重さで問題はないのだから。

Cosmic carbone SLEの走行安定性は、これまでに感じたことのないもので、これは向かい風であってもそうだったし、多少の斜め向かい風であっても直進安定性の感覚は変わらない。これがディープリムというものなのかという感じだった。そして、時速30kmからの加速もこれまでに味わったことのない感覚。だからといって、時速30km以下でディープリムの恩恵はないのかというとそうではないと思える。真っ直ぐに走ろうとする転がりの感覚は時速30km以下でも感じることはできるわけだから。

ディープリムによって速度が上がるといったことは考えていなかった。その理由は、最初の付属のホイールから軽量ホイールとなるLightning alpineに変えた時に速度は全く変わらなかったから。そりゃ、スプロケが同じで人力も変わらないのであれば、そんなに速度が変わるものでもないでしょ。変に速さに固執する必要はないと思う。ディープリムだからと言って、こういった幻想を抱いていなかったので、自分には関係がなかったのかも。ただし、走行の安定性はローハイトのホイールとは異なるのは確かだと思えるので、こういった部分を体感できるかどうかで違いを感じることになるのではないだろうか。

ディープリムに変えただけで速度が今までよりも2km、3kmも上がるなんてことはないんじゃないのかな。まー、こういった部分は100km走行をしてからでなければ評価はしにくいのかも。今回は50km程度の距離しか走っていないので、速度の違いは分からなかった。ただ、身体の感覚で言えば、そんなに速度は上がっていないだろうなと。

エグザリットは本当によく効くブレーキ。入間市街地でちょっとした下り坂があったんだけど、ブラケットポジションで充分なブレーキがかかる。下ハンドルでブレーキをかける場面は全くなかったと言っていい。やっぱりこれぐらいのブレーキの効きが欲しいよな。というか、欲しかったんだな。

ブレーキの鳴きはよく聞こえるものなんだけど、自分はこの音が嫌いではない。逆に、歩行者に近づいた時の徐行の際に相手に気付いてもらえるので、これはこれで良い性能なんだと思える。笛を吹くような音なので、それほど不快な音にはなっていないのではないかと思える。歩行者に気付いてもらえるようになったことで、変な抜き方をしなくてもすむのは良い点だよ。

乗り心地はタイヤの性能のようだ。もちろん良いホイールに装着していることも重要なことなんだけど、ショップに話を聞いてみると、Mavicのタイヤの性能はかなり良いということで、コンパウンドも良いものを使っているのが要因らしい。この日は同行者がシクロクロス用のブロックタイヤで来ていたこともあって、途中でバイクを交換して乗り心地を比較してみたんだけど、さすがにブロックタイヤの乗り心地の良さには適わないはずなのに、比較が可能なくらいに、よく健闘していると思えるほどの乗り心地。

Mavicのタイヤはしなやかでシットリ感があるのが特徴。これが乗り心地に大きく影響しているのは間違いない。今までのVittoria rubino pro3 slickだと7bar以下にしないと固さが残る感じだったのに、Mavicのタイヤは8barであったにも関わらず、こちらの方が弾力があって乗り心地が良かった。やはり乗り心地はタイヤの性能が大きいということなんだな。この乗り心地で100kmを走行すると疲れが今までよりも軽減しそうな感じかな。

Mavicの乗り心地はPeugeot 106に乗っていた頃を思い出させる。このフランス車はいわゆるネコ足と言われていて、しなやかでシットリ感があると表現されていたかと思う。実際に運転してみて、確かにその言葉の通りだと当時は思ったな。これがフランス車の乗り味なのかと。こういう感覚を再びロードバイクで経験できるようになるとはね。Mavicもフランスの会社なわけで、これがフランスの乗り心地になるのかもしれないな。

試乗会でMavicのホイールを試していたこともあって、それなりに肌で感じた部分はあったんだけど、実際に所有してそれなりに走行をしてみても、当初に感じた感覚と違いはなくて、この乗り味は病みつきになりそうな予感。もうね、タイヤはMavicしか選択できなくなるのではないかと。しなやかさとシットリ感が自分の求めていた性能だったわけだから。各メーカーの特性が出てくるわけだけど、乗り心地は空気圧よりもタイヤのコンパウンドの方が重要ということが言えると思った。

見た目も性能だとするのであれば、Cosmic carbone SLEの見た目の性能はトップレベル。というのは、入間のアウトレットで多くの人がいたわけだけど、駐輪場に止めているときに他の人の視線を感じていたし、子供が注目しているのが分かるぐらいのインパクトがあった。駐輪場にはロードバイクを含めて色々な自転車が止めてあったし、そんな中で今までのSynapse alloyだったら景色に埋もれてしまうはずだった。自転車を知らない人も注目するぐらいの印象を与える存在感がこのホイールにはあると思えたな。もっとも、マットブラックのフレームだったから見た目の印象が一気に上がったというのもあるのかもしれない。本当に見た目の性能で言うならば、Cosmic carbone SLEは最強となるホイールの一つと上げてもいい。このホイールを装着するだけで、どんなエントリーモデルであっても、ハイエンドかのような迫力を身に纏うことになってしまうのがよく分かった。

このホイールは誰が乗っても問題のない性能だし、初級者の自分が使っても満足できる点がいいところ。上級者でなければホイールの性能を生かせないなんて考えは必要ない。これほどの所有欲を満たすホイールは他を探しても見当たらないわけだし、頑丈で耐久性があって、信頼性の高い製品ということであれば、なおさら初級者である方がより長く使えるからいいのではないかと思った。そもそもがアルミリムの最高峰のホイールなわけで、カーボンディープリムにも見た目の引けを取っていない。自分の信念としては、カーボンよりもアルミの方が日用品としての信頼がおけると考えている。カーボンは軽さを求める代わりにそのトレードオフとして、扱いにデリケートさがあるのは疲れちゃいそうなんだよね。

Lightning alpineのホイールと交互に使っていくつもりだったんだけど、Cosmic carbone SLEへの不満が全くない状況なので、Lightning alpineの出番は激減しそうだ。普通に使えるのは大きな魅力だし、自分のような週末ライダーだと雨天時の走行を避ければ、ホイールの消耗を抑えて長く愛用できるのは間違いない。
















2014年2月22日土曜日

Mavic Cosmic carbone SLEを装着したら見た目が最強になった

ショップで初めて見た時の印象は、これはやばいという感じ。自分のSynapse alloyが別物になったと言ってもいいぐらい。子供ではない、いい大人なのだがテンションが上がってしまった。正直、Synapse alloyはカッコいいというものでもなく、どちらかと言えば、ただの快適指向のエントリーモデルだったのに。自分で言うのもなんだけど、ここまで似合うとは思っていなかった。ヤリすぎたかも。

マットブラックのフレームとディープリムの組み合わせは、最初の頃にカッコいいなと思っていたロードバイクのイメージそのもの。こういう組み合わせにするためには、フレームも買いなおす必要があると思っていたんだけど、これはSynapseの見た目の性能を評価しきれていなかったということだな。Synapseは見事に化けてくれた。Synapseのフレームは白の割合も意外と高いので、これがSLEの白いロゴとよくマッチしている。サドルやサドルバッグもカッコよく見えてくるから不思議なもんだね。

ロードバイクの見た目は、ホイールが決め手になるということがよく分かった。見た目の性能はもうこれで十分すぎるので、新たなバイクが欲しいという欲求はしばらく出てこなくなりそう。重量は10kg以下であればそれでいいと思ってるし、軽さを求めようとすると、前回のブログではないけれど、財布も非常に軽くなってしまうわけで、とてもじゃないけど決裁の判断は無理。見た目重視であれば、これで満足できる。

エントリーモデルのティアグラやソラであっても、このホイールを装着してしまえば恐ろしいまでにカッコよくなってしまうのを実感する。Synapseでこうなのだから、他のモデルだともっとカッコよくなるのだろうか。見た目に限定すれば、ハイエンドモデルにも簡単に負けることはなくなったと思う。コンポを変えたり、二台目を検討する前に、Cosmic carbone SLEを検討してみてはどうか。レースに出ることのない自分のような週末ライダー(月に1回ということもある)であれば、乗る回数が限られてくるわけで、サイクリングそのものが貴重な時間になる人ほど、気分の良くなるバイクに乗った方がより楽しめるはず。こういった意味ではこのホイールはおススメ。ホイールが増えた程度なら置き場所にも困らないし、最初に買ったバイクも長く愛用できるわけで、今回は良い選択だったと思っている。



2014年2月21日金曜日

Mavicホイールの2014モデルを比較してみるとCosmic carbone ultimateはやっぱり究極

Mavic公式ホームページを見ていると、Cosmic carbone SLRが無くなっていることに気付いた。モデル名は同じであっても、性能がアップデートされているものもあるので詳細をチェックした方がいいようだ。ロード向けのFast & Lightのラインナップは次のとおりとなっている。
①Cosmic carbone ultimate(チューブラー ペア重量:1185g ¥530,000)
②Cosmic carbone 40T(チューブラー ペア重量:1435g ¥300,000)
③Cosmic carbone 40C(クリンチャー ペア重量:1545g ¥280,000)
④Cosmic carbone SLE(クリンチャー ペア重量:1620g ¥200,000)
⑤Cosmic carbone SLS(クリンチャー ペア重量:1695g ¥150,000)
⑥Cosmic elite S(クリンチャー ペア重量:1770g ¥70,000)

Cosmic carbone SLRでなくても、Cosmic carbone 40Cで充分な代用が効くのかもしれない。価格もほとんど重なるような感じもしたから、カタログ落ちしてしまったのかも。こうやって並べてみると、SLEは4番目のグレードで普通と言えば普通のホイールと言えるのかな(一般的な価格は別としてね)。Performance & Comfortのラインナップを見てみると、
①R-sys SLR(クリンチャー ペア重量:1295g ¥235,000)
②Ksyrium SLR(クリンチャー ペア重量:1410g ¥195,000)
③R-sys(クリンチャー ペア重量:1355g ¥155,000)
④Ksyrium SLS(クリンチャー ペア重量:1395g ¥130,000)
⑤Ksyrium elite S(クリンチャー ペア重量:1520g ¥90,000)
⑥Ksyrium equipe S(クリンチャー ペア重量:1690g ¥55,000)
⑦Aksium S(クリンチャー ペア重量:1735g ¥35,000)

こうして眺めてみると、Cosmic carbone ultimateの重量が飛び抜けすぎているのがよく分かるし、価格も飛び抜けている理由がよく分かってくる。Cosmic carbone 40Tは重量と価格のバランスで言えば結構良い線を言っている気がする。このラインナップの中だと、SLEはどちらかと言えば、かなり重い部類に入ってしまうな。

ただし、見た目がカッコいい、ブレーキ性能が圧倒的に良い、走行安定性が良い、といった数値に表せない部分がCosmic carbone SLEには多い気もしてきた。贔屓目に見てるだけになっちゃうけれど。ここで、Hyperaero(ディスクホイールを除く)を見てみると、お買得に見えてくるから不思議なもんだね。
①Cosmic CXR 80T(チューブラー ペア重量:1630g ¥340,000)
②Cosmic CXR 60T(チューブラー ペア重量:1645g ¥300,000)
③Cosmic CXR 60C(クリンチャー ペア重量:1825g ¥280,000)

Cosmic carbone SLEはHyperaeroで比べたほうがいいような気がしてくる。この中だとSLEであっても軽量の部類になるからね。重量と価格を並べてみてもしょうがないのでグラフにして考えてみよう。グラフを見てみると、コストパフォーマンスとして優秀なのはR-sysになるのだろうか。Cosmic carbone SLEはどうやら普通のホイールとして埋もれてしまうようだ。まー、このグラフは重量と価格を比較しただけのものになるので、参考程度で考えたほうがいいと思うが。

それにしても、Fast & Light のホイール群は、相関係数が1に近くなるような綺麗な近似曲線が描けそう。これらのホイールは価格と重量がほぼ直線となる比例関係があると考えていいみたい。それから、Cosmic carbone ultimateはやっぱり名前の通り究極のホイールだよ。グラフを見てもこれだけ飛び抜けているのがよく分かるくらいにね。





2014年2月19日水曜日

黄色いジャージが欲しくなるのはツール・ド・フランスのファンだから

Mavicのアパレルが気になり始めてから、Mavicのカラーとなる黄色いジャージを手に入れたいと思うようになってきた。それも強く。Peugeot106に乗っていたことがあるんだけど、この車が黄色でなかなかカッコ良かった思い出もあって、黄色自体が好きな色になるし、やっぱり黄色はいいよなと。

Mavicのジャージを探してみると、マウンテンバイク用のノッチグラフィックジャージがいいと思ったのだが、後ろにポケットがないようなので他のを探すしかない。自分的にはこれが一番欲しいと思っていただけに残念な感じ。他のジャージを見るとスプリントジャージもいいかなと。ただ、このジャージは黄色がないので白を選ぶしかない。最もMavicカラーが相応しいインフィニティジャージが選択肢として残ることになるのかな。

Mavicのアパレル以外での黄色いジャージを探してみると、これはやっぱりツール・ド・フランスのオフィシャルのレプリカジャージが一番良いと思えてくる。シンプルな黄色はいいよね。マイヨジョーヌの黄色とMavicの黄色は似た系統の黄色だと思うので、これを着てもMavicのイメージに相応しいと思える。新人賞の白も良い感じになるけれど、やはり黄色へのこだわりが強くなりすぎているので、黄色を買わないと自分を納得させることができなくなりそう。

ロードバイクは趣味の世界になるので、自分の好きなものを揃えて走行する方が断然楽しくなるのは間違いない。ただ、ロードバイクの世界では黄色いジャージが特別な意味を持つので、自分がロードバイク乗りになって以来、黄色いジャージを躊躇してしまっていた気がする。実力の伴わない素人が黄色いジャージを着ると冷やかしの対象になりそうなのがその理由なんだけど、このことについては逆の発想で解決することができた。

逆の発想というのは大したものでもなんでもなくて、一般人からすればエントリーモデルだろうがハイエンドモデルであろうが、ロードバイクに乗っている人を同じような目で見ているに違いないし、黄色いジャージが意味することを知っている人なんて少ないってことを考えれば良いと思ったから。

まー、フットサルでサッカー日本代表や有力チームのレプリカユニフォームなんて、上手い下手にかかわらず、誰が着ても全然おかしくないからね。ファンであって、そのチームが好きなんだなというぐらいの印象しかない。こう考えると、黄色いジャージを着てロードバイクを走らせても気にはならないと思った。黄色いジャージを着ていれば、ツール・ド・フランスのファンですってことでいいんじゃないの。

100回記念大会のマイヨジョーヌのレプリカはまだ買えるのだろうか。シンプルな黄色いジャージを探すと、このジャージは外すことができないし、飾っておくだけでも悪くはない代物だから欲しくなるな。当初は黄色いジャージは気恥ずかしいものがあったんだけど、こうやってだんだんとロードバイク生活にどっぷり浸かっていくことになるのかも。









2014年2月18日火曜日

ある人物と自分のセンスが同じだった

Mavic Cosmic carbone SLEを注文しているので、シューズとジャージもMavicで揃えたくなる衝動に駆られている。シューズはSPDのフーリーで決まり。ジャージもMavicのイメージカラーの黄色を取り入れたい。マウンテンバイク用のノッチグラフィックジャージがMavicらしい黄色になっているので、ジャージもこれで決まりになるのかな。色々と想像していく中で、「シクロワイアード」の会長の記事が目につくことになった。

どうやら自分の目指す格好は、ホイールを含めて会長と全く同じ方向性のようだ。これが自分の将来の姿というわけか。会長は中々いいセンスをしているじゃないか。というか、黄色と黒のシンプルな色遣いの組み合わせで充分にカッコいいと思う。誰であってもできる簡単な服装というのも悪くはない。変に目立つわけではなく、良い意味でオシャレに見えてくるのが不思議なくらい。黄色いシューズも重要なポイントだな。

黄色はツール・ド・フランスでは特別なジャージになっているわけで、黄色いジャージを着てロードバイクに乗ることに対して腰が引けてしまっていたのは事実なんだけど、プロでもなんでもない自分は何を着てもいいのだから、こういうのはただの思い込みに過ぎないものということに気付く。

モノトーンだとやっぱり黄色が一番いいな。白いジャージも悪くはないんだけど、Mavicじゃなくても他にあるわけで、やはり黄色が良いなと思える。特に、Mavicのイメージカラーが黄色なんだから、この機会で着用しないのなら、いつ着用するのかと自分に言い聞かせられる。サイクリングで見かける服装は、白系や黒系のものからチームジャージと様々なんだけど、山吹色はほとんど見かけないんだよな。レモンイエローは結構見かけるのに。

改めて、ごちゃごちゃしない色使いのジャージがいいと感じた。Mavicにするなら黄色いジャージだな。これは会長に勇気づけられたような気がする(写真はシクロワイアード Cyclowired.jp「美ら島オキナワ センチュリーラン」から引用させてもらいました。)。



2014年2月17日月曜日

Mavic cosmic carbone SLR と cosmic carbone SLE の比較(海外サイトを見て)

Mavicのcosmic carbone SLRとcosmic carbone SLEの違いについては、ロゴが白と黒で異なることと、スポークがカーボンとスチールで異なるということぐらいしか知らなかったので、これらのホイールを比較している良いサイトはないかと探してみたら、Embrocation cycling journal(http://www.embrocationmagazine.com/store/?c=wheels)というサイトに辿り着くことになった。これはアメリカのサイトになるのだが、SLRとSLEの違いを的確に説明していると思う。他のブログや雑誌等のインプレには書かれていない内容だと思うので以下に紹介してみたい。

まずCosmic carbone SLRはどう表現されているのかというと、"The most beloved wheelset amongst racers.$2449"。対して、Cosmic carbone SLEは"Best cost to speed ratio of any wheel we know.$1699"となっている。これを見るとSLRはレーサー向けホイールで、SLEは速度を求めるには最も廉価なホイールということのようで、この価格差は十分な魅力ということになる。

Cosmic carbone SLRの詳しい内容を見てみると、レーサーや熱心な人達に受けているとのことで、今までにCosmic carbone製品が世界中のトップレベルのレーサーやアマチュアに使われていて、ホイールの歴史から見ても輝かしい製品の一つとも言っている。このホイールが他のホイールと大きく異なる特徴は2つあり、その1つはエグザリット加工されたブレーキ面で、もう一つはリムからリムに繋がるカーボンスポーク。そして、20mph以上の速度になると、車に例えるならば、自分が所有している車よりもパワーのある車に乗り換えて高速道路を走るような感覚になるのではないかと言っている。

Cosmic carbone SLEについては、基本的な構造はSLRと同じで、スポークがスチールになることでの利点を上げている。価格が抑えられるのはスチールのスポークが理由ということらしい。また、価格を比較する場合、SLRよりも僅かに重い程度のSLEはお買い得。SLRのカーボンスポークの繊細さについては、何かトラブルになった時には最悪の事態になってしまうが、SLEのスチールのスポークではメンテナンスが安くて楽になることを言っていて、ここがコストを考えればベストの選択になるということのようだ。そして、スチールスポークを使用することで伝統的なホイールの味付けがなされているとも言っている。

自分としては白いロゴの方が良かったのでSLEを注文することになったんだけど、このサイトで書かれていることは「なるほど」と思わせる部分がある。"Best cost to speed ratio of any wheel we know."というフレーズもなかなか良いんじゃないかな(スゲー高い買い物をしたはずなのに、そう思わせなくなる魔法の言葉)。正直、SLRの方が良いはずなので、SLEの利点は何になるんだろうと思っていたところだったんだけど、こういった内容を知ると良い選択をしたんだなと思えてくるから不思議だ。

あれだけ試乗をしてネットサイトでも色々と調べつくしたというのに、SLEよりももっと良い買い物ができたのではないかという疑念が僅かに残っていたんだけど、ここまではっきりと言ってくれるのは素直に気分が良くなるもんだね。単に価格の違いだけでなく、修理の際の評価として、SLRは深刻すぎるけれど、SLEは気軽にできるということが大きく違うし、スチールスポークがトラディショナルという表現は悪くはない表現。100年以上の歴史を持つ会社のホイールがトラディショナルだなんて、そりゃそうだろうと思うと同時に、エグザリット加工やディープリムで現代の技術も詰め込まれているのがこのホイールの魅力になるのだろう。

ここのサイトで紹介されているホイールはほとんどMavicで、バイクについてはスチールフレームが幾つか紹介されている。Cosmic carboneはスチールフレームでも合うということになるのかな。スチールフレームにも合うのであれば、どんなバイクにも合うということになるのかもしれないな。

自分のようなアマチュアはSLEを長く愛用できると改めて感じるとともに、時速20mph(32km/h)を出せるようになる時間を少しでも増やしていきたいと思った。最初は短時間しかもたないだろうけれど、インターバルを繰り返していくことで、その持続時間を増やしていくことが目標になるのかな。この速度がそれほど難しい目標ではないこともモチベーションが上がる理由になるな。

それから、"Cosmic carbone"というのは商品名になるんだね。カーボンというからてっきり"Cosmic carbon"となるかと思いきや、フランスの会社の製品ということでcarbon"e"になるみたい。でも、英語圏ではcarbonと表記されているのもあるので、どちらでもいいのかもしれないな。色々と勉強になった。





2014年2月16日日曜日

自分の巡航出力を計算してみる その2

前回、自分の巡航出力をネットサイト(http://www.electricsheep.co.jp/hc/cruise.html)で計算してみると随分と少ないものだなと思っていたのだが、CdAという数値がいわゆる下ハンドル状態の数値を入力していたようで、ブラケットポジションでの計算値で再度やり直してみた。

このサイトの説明ではドロップの上のCdA=0.4程度、ドロップの下のCdA=0.28程度としていて、この数値が巡航速度に結構な影響を与えていることが分かる。CdAは抗力係数Cdと全面投影面積Aの積ということで、空気抵抗を表しているのだが、これはロードバイクを乗っていれば誰もが経験する向かい風のように感じる空気抵抗のこと。

微風の状況であれば、速度25kmぐらいまではブラケットポジションであってもそれほどの空気抵抗を感じないと思っていたのだが、グラフを見比べてみると巡航出力に25Wの違いがあり、それなりの差が出ていることが分かる。速度30km以上になるとますますその差が大きくなっていき、速度35kmでは70Wもの違いになってしまうようだ。

ブラケットポジションで速度27kmに必要な巡航出力は130W。自分の実力はだいたいこんな感じの巡航速度になるのだろうか。これを下ハンドルで130Wの巡航出力を出すことになると、速度30kmが可能と計算されているので、速度を求めたい場合には下ハンドルのポジションを強化しなければならないことがよく分かる。確かに下ハンドルにしたときに自然と速度が2km程度上がる経験をしているので、この巡航出力の計算値は十分参考になると思えるな。

今の自分の巡航出力は130W前後という実力になるのだろう。前回の計算だと100W以下のような気がしていたので、少しは自信を取り戻せたような気がする。今年の荒川サイクリングロードの初ライドでの追い風では、ブラケットポジションで速度40kmオーバーとなった区間があったのだが、計算によるとブラケットポジションでの巡航出力は372Wとなるので、追い風のアシストは240W以上もあったということになる。これは前回の計算で想像していた数値よりもはるかに高い数値。やっぱり荒川の追い風はそれだけ凄かったということなんだな。

パワーメーターを導入できない(高価すぎるのと、自分のパワー不足)ような自分のような素人でもなんとなく出力を教えてくれるこのサイトの存在はありがたい。トータル出力が少ない自分にとっては、5W、10Wの違いが大きな違いになることがよく理解できるようになったし。Cosmic carbone SLEを導入した時の違いもそこそこ体感できるのではないかと思える。

これを契機にして、トータル出力をどのような配分で消費していくのかということを心掛けながら走ることにしよう。まっすぐ安定して走り続けることと、効率の良いペダリング、そして必要に応じた下ハンドルでの空気抵抗の削減、こういった積み重ねが僅かな無駄をなくすために重要になってくるのかもしれない。なんだか「己を知る」といったことに感慨深いものがこみあげてきてしまった。









2014年2月15日土曜日

クリンチャータイヤのパンク修理の優位性が凄すぎ(海外でのパンク修理を見て)

YoutubeにアップされているGlobal cycling networkの動画「No More Inner Tubes? How To Get Home - GCN's Roadside Maintenance Series」が面白い。こんな修理の仕方があったのかと。予備のインナーチューブが無い状態での措置は、普通のパンク修理とは異なるところだし、こんな発想は思いつかない。チューブを切断してもキッチリと結んでいれば、空気が漏れることもないようだ。最後に草を入れて応急措置をしてたのは究極的。

これを見て感じたのはパンク修理でのクリンチャータイヤの優位性。タイヤをはめ込みやすいとか、空気を入れやすいという次元を超えた部分での優位性になるな。チューブラーもチューブレスもさすがにここまでの応急措置はできないだろう。自分はクリンチャータイヤを使っていて、予備チューブを常に携帯するようにしているんだけど、例え予備チューブがなくなってもこういうテクニックがあるということを知っておくのは安心につながる。知っておいて損はない。



2014年2月13日木曜日

Mavicの歴史は古いということを最近知った。。。

ホームページで商品をチェックしたり、店頭で現物を見てきているので、それなりにMavicの知識があると思っていたんだけど、その歴史は全く知らなかった。何で今まで知らなかったんだろうという気持ちになる。

公式ホームページを見てみると、会社の創業はなんと1889年!(会社の設立は1879年とも言われている模様)ちょっとした驚きを感じた。Bianchiが最古の自転車メーカーをということを売りにしているところがあるんだけど、Mavicもそれに近いというか、自転車の歴史そのものに深く携わってきた会社と言っていい。こういう歴史があることを知っていたらもっと好きになりそうだ。自分はこういう歴史ものに弱いからね。

Mavicのロゴも創業当初から存在していて、現在のロゴは1996年から使われているものらしい。ツール・ド・フランスでのサポートカーがMavicということは知っていたけれど、それがいつから行われているのか知らなかったし、技術を売りにしている会社なので、割と新興メーカーなのかなと勘違いしていた。

Cosmic carbone SLEを注文したのは、試乗会での自分の感性とホイール性能の良さに確信を持てたからなんだけど、これだけの歴史があることを踏まえると、そりゃホイールを知り尽くしたメーカーが出した答えが今のラインナップになるわけで、どれを選んでも間違うことはないのかもしれない。自分の感覚が正しいものだったというのではなく、100年以上の歴史があるメーカーの製品を肌で感じることができたと言った方がいいのかもしれない。頼もしいメーカーだな、Mavicは。





2014年2月12日水曜日

自分の巡航出力を計算してみる

巡航出力を計算してくれるページがあったので、自分の巡航出力を計算してみた。参考にしたのはhttp://www.electricsheep.co.jp/hc/cruise.html (国際プロ級から普通など結果を判断してくれるのだが、自分は問題外だった。ちと厳しい現実だな、おい。もう少し柔らかい表現はないのだろうか。職場で100km走っていることを伝えると異常な目で見られて普通じゃないみたいに言われてしまうというのに。プロ目線から見ても、一般人から見ても容赦のない返事がもらえる実力ということがよく分かった。)。ここで算出されたデータをエクセルの表でまとめてみたものが次のグラフ(体重66kg、装備9.9kg、向かい風なし、気温20℃〈他にも色々とデータを入力できるようになっているけど省略〉) 




自分の想定するルートは荒川サイクリングロード(国道16号から吉見総合運動公園事務所で距離は約20km)で、今の実力だと巡航速度は25~30km程度。グラフを見てみると自分の出力は90~100W程度ということがわかった。経験上、このルートを往復するのにかかる時間は90分超となる。一応、自分の実力は100W弱で90分は走り切れる実力はあるということになるのかな。

グラフを見て思ったことは、速度が35km/hを超える状況を維持するためには今の出力の2倍必要になるということと、40km/hに達するためには2.7倍も必要になるということ。パワーを身に着ける必要があると常々思っているのだけれど、簡単なことではないことを突き付けられた感じ。

荒川の向かい風では速度20kmを維持するのが精いっぱいになるときがあるのだが、そういう場合は50W近くものパワーが向かい風で相殺されているということになるんだな。そして追い風で楽に速度が30km以上出るような場合は50Wのアシストを受けているというわけか。

今年の初ライドで荒川を走ったときは強い追い風により、33分で往路を走ることができたことがあるんだけど、このときのアシストは100W近くあったと考えていいみたい。あの時の走りが常時200Wで走り切ることのできる上級者の走りなんだろうな。

今の自分の走り方は8割ぐらいの力で流す感じなんだけど、パワーを上げるためにはこういった乗り方でいいのだろうか。10割の力は一瞬しか出ないし、それを出し続けてしまうと後が続かなくなってしまうので、8割というか余裕のあるライディングを心がけるようになってしまった。ヘロヘロになるまで走る根性が失われてきてしまっているのかも。








2014年2月11日火曜日

SPD片面ペダル(シマノDeore XT PD-T780)とSPDシューズ

彩湖の試乗会で自分のペダルを装着して試乗することで改めて考えさせられたことは、自分はこのままSPDペダルを使い続けていくことになるのだろうかということ。使っているロードバイクがエントリーモデルということもあって、装備の面で言えば今のペダルに全く不満がないのだが、ロードバイクにはまっている人達を見ると多くの人がSPD-SLペダルを装着しているので、SPD-SLが気になるところ。

ロードバイクに乗り始めた当初はSPDペダルの装着に慣れていなかったので、シューズとペダルをカチッと嵌めるのに苦労したんだけど、1年半使ってみて思うのは、自分のライドではこの片面ペダルの恩恵を受けた使い方をしていて、この乗り方に慣れすぎてしまったというのが正直な感想。自分の場合、家からサイクリングロードや郊外に出ていくためには市街地を通過しなければならない。市街地を通過する時は両足をフラット面で使用することが多く、戻ってくる際にも市街地を通過することになるので、このときは必ず両足をフラット面で使うことにしている。

自分の感覚としては、フラット面で走った方が危険回避に役立つのではないかと思う。SPDシューズでもフラット面を使えるのが魅力(若干滑りやすいけど)。市街地での危険回避に当たっては、急停止を想定した徐行が必要になるし、信号を含めて一時停止の場面が多くなるので、クリートをペダルに付けて走るのは面倒くさいと感じてしまう。車と歩行者の通行が多い道路になると、速度もそんなに出せるような状況でもなくなるわけで、フラット面でも十分な速度域で走行することになる。

SPD片面ペダル(PD-T780)を使っているのだが、どちらかというと、このペダルはロードバイクに相応しい形をしているわけではない。マウンテンバイク用なので当然と言えばそうなのだが、このペダルを使っていて、フラット面にしろ、クリート装着面にしろ、どちらにしても踏む面積が小さいと感じたことはない。何故、この話をするのかというと、SPDとSPD-SLの違いとして踏む力が伝わる面積が異なると言われているからであって、SPD-SLの方はプロが使うくらいなので踏む力がより伝わりやすくなるのは間違いないと思う。しかしながら、今のところ、このSPDペダルで力が逃げてしまう場面に出くわしたことがないので、SPD-SLとの違いがあるにしても自分で実感できるのかどうか自信がない。プロというか、相当な脚力のある人が使うときに力が逃げてしまうということなのかもしれない。

片面フラットSPDの一番良いと思う点は、ロングライドの帰り道で両足を外して漕ぐことができるところ。これが本当に一番の理由。歩くのが楽ということもあるけれど、SPDであっても歩く際にはクリートがガリガリするのが分かるので積極的に歩きたいとは思わないし、SPD-SLだともっと歩きにくくなるわけで、そういうのはちょっと面倒くさいと思ってしまう。片面フラットだと、疲れた状況でダラダラと速度を落として走行することが可能なペダルになるので、いちいちクリートを装着したり外したりする必要がないのは本当に気楽なもんだよ。疲れてくると立ちごけのリスクが高まってくるのだけれど、フラット面を使えば完全にこれを回避できるようになるのも良いところと言える。

気になるのは、SPD片面ペダルを使っていると初心者というイメージがあるということと、形状的にロードバイクに似合わないといったことになるのだが、走行中の自分からすればペダルを見ることなんてないので特に気にするところでもなくなっちゃうんだよな。ペダルに反射板が組み込まれているのもカッコいいものではないんだけど、走行中の自分からは見えない部分になるし。ロングライドの終盤で疲れた時に市街地を通過するときのメリットの方が大きいので、これで充分満足してしまっているし、今後もしばらく愛用していくことになりそうな感じはする。

問題はシューズの方であって、初心者向けのシマノのSPDシューズはお世辞であってもカッコいいとは言いにくい。見た目はちょっとアレなんだけど、フィット感は気に入っているのでこのシューズもしばらく使い続けていくことになると思う。ただし、雑誌のインプレ記事やロードバイク愛好者のシューズを見ると、みんな結構カッコいい奴を履いていることに気付くようになってしまい、自分も見栄えがいいシューズが欲しくなってきてしまうんだよね。SPDでカッコいい奴はどんなものがあるのかと思って調べてみると、自分の中でベストのものが見つかってしまった。

ベストと思ったシューズはMavicのフーリー(¥39,900円)。ロード用のゼリウムがカッコよくていいなと思っていたんだけど、所詮自分の使い方ではSPDが適切だということを深く理解しているので、ゼリウムは手の届かない(価格もそうなんだけど)シューズだと諦めがついていたんだけど、そのマウンテンバイク版があったとは。ただし価格がちょっと問題。他のブランドのシューズを比較してもこの価格は慎重に吟味する必要がある。シューズは消耗品なんだし、使っていくうちにどうしてもボロボロになってしまうわけで、どのくらい耐久性があるのかが気になる。Mavicのホイールを注文したわけで、どうせならシューズもフーリーにしてみたいという気持ちがあるんだけど、即決は難しいわな。












2014年2月10日月曜日

Mavic Cosmic carbone SLEを注文

前のブログで色々と自己分析やらホイール性能を書き綴ってしまったが、もうとっくに結論は出ていたような気がする。今日、仕事帰りにショップに寄ってホイールを注文することになった。店長さんからも色々とお話を伺い、Mavicのホイールの特徴を教えてもらえたのだが、試乗会で感じたイメージと重なる内容だったし、試乗したからこそ納得できる説明だった気がする。

まー、このクラスのMavicのホイールだったら、他のホイールと比べても欲しいと思わせる迫力というか魅力がある。これより上のグレードを求める場合にはフルカーボンホイールとなり、Mavicで言うと、コスミックカーボンアルチメイト(約55万円)しかないのではないかと思う。さすがにカーボンホイールを求めるのは、今の自分にとって勇気が必要というか、あまり自分の用途に合っていない感じがするので、購入対象にはならないけれどね。やっぱり普段使いを考えるとアルミのクリンチャーっていうのは大きいよ。自分にとってはCosmic carbone SLEがホイールとして究極のものになるな。

Cosmic carboneについて色々と調べれば調べるほど、Mavicのロングセラーで結構長い歴史があることを知ることになった。ロゴのシールのデザインが何回か変わってきているものの、基本的なところは変わっていないようで、SLEになってエグザリット加工が追加されたのが比較的最近のことらしい。歴代のロゴを実物で見たことはないのでなんとも言えないけれど、現行モデルのロゴは歴代のものと比較して一番良いデザインだと思えることも購入する動機かな。おそらく次のモデルではロゴが変わっていくことになるんだろうけど、現行のロゴのままでいいと思えるぐらい気に入っている。

ロードバイク生活を続けていくことが自然になってきたので、長く愛用できるホイールを使いたいと考えるようになると、実用性があるだけでは満足できなくなってくる。やはりホイールのデザインは重要な要素で、2012モデルのSynapse alloy BBQカラーに合うホイールが欲しくなってしまう。こういった考えはシリアスなサイクリストだけでなく、初心者を含めた普通のサイクリストにも当てはめることができる重要な要素だと思えるんだよね。

今回の購入の決断を後押ししたのは、Cosmic carbone SLEの性能は当然のことなんだけど、これがロングセラーということだけでなく、長く愛用している人達が世界中にいるということで、自分も同様に長く愛用できると思えることが大きい。そして、今の時代のフレームに合うホイールは、やっぱり今のラインナップで揃えていきたいと思うのもあるからね。

数年前のモデルをネットで見ていくと、時代を感じさせるものから、今でも通用しそうなデザインまで様々なロードバイクがあるわけだけど、Cosmic carbone SLEとマットブラックのフレームの組み合わせは、時が経っても簡単には陳腐化しない組み合わせになると思う。簡単には陳腐化しないデザインで、性能を含めて長く愛用できると分かっているものであれば、十分な購入動機になると思うし、自分はそのようになってしまったと言うしかないな。

Cosmic carboneの性能の長所となるのは、長く愛用できるということに尽きるのではないだろうか。このことは初心者であっても上級者であっても違いはないと思える。この先、カーボンフレームあるいは軽量アルミフレームに手を出すことになったとしても、Cosmic carbone SLEはほとんどのフレームに合いそうな感じはするので、そういう状況になってもホイールで悩むことはないだろうし、ディスクブレーキが一般的になったとしても、エグザリットのブレーキ性能はそれを十分にカバーできるわけで、今後の動向が多少変わろうとも、Cosmic carbone SLEの存在価値は変わらないと思えるぐらい。まー、自分の勝手な思い込みになってしまうけれど、良い買い物になると思っている。






2014年2月9日日曜日

シクロクロス東京2014を観戦

今日はお台場で開催されたシクロクロス東京を観戦してきた。去年に続いて2回目の観戦となったのだが、大雪の影響のため観戦者は去年の方が多かった気がする。お台場付近の車の通行も少なかったので、観戦者というよりもお台場への観光客そのものがあまりいなかったんだと思う。昨日は雪が降り続ける最悪のコンディションだったと思うが、今日は晴天で寒さもそれほど気にならなかったため良い感じで観戦することができた。それにしても、選手達は凄いよね。雪が残る状態の中で走り続けるわけだから。

ロードバイク歴1年半という初心者なので、乗り始めてから色々なネットサイトを調べて来ていることもあって、それなりに誰がどういった選手で、誰がどういった関係者なのかといったことが少しずつ分かってきたんだけど、会場をうろついていると、そういった関係者が身近なところを歩いていることに気付く。海外招待選手も会場を歩いていたりするので、観戦者と同じように会場を動き回っている感じになるのだろうか。自分はゴルフ観戦をすることもあって、女子プロ選手の近くで観戦したりするんだけど、ゴルフでは写真撮影はできないことになっている。それと比べると、自転車のイベントは写真撮影が自由だし、会場内で色々と撮影ポイントを探すこともできるので、かなり自由な観戦ができると思える。選手と大会関係者、それと観戦者の間に敷居がほとんどないところは大きな魅力の一つだと思った。

出発時間が遅くなったので、会場に到着した時はエリート女子のレースが終盤に差し掛かったところだった。あのコースをよく自転車で進んでいけるなと思った。自分は家から駅まで自転車を使ったんだけど、雪が残っているところは漕ぐのが大変になるだけでなく、自転車を安定させることも難しくなるので、降りて歩くしかなかったのに、こういった選手はそのまま突き進んでいくわけだからね。気力というか根性も必要になるに違いない。

エリート男子はザック・マクドナルド選手の圧勝。一人だけスピードが違う感じ。自分でも知っている実力のある選手が一緒に走っているのに、あれほどのリードを広げていくわけだからね。エリート選手の身体つきをみると脚力がどれも異次元な感じがするのに、その中で突出したスピードを出してくるザック選手は凄すぎる。それと、走り終わった後に、選手達が集まってくる場所は印象に残ったな。なんというか、戦いを終えた選手同士がお互いの健闘を称えている感じで、こういったところも見所の一つになると思った。ロードバイクで走り終えた心地よい達成感と疲労感は、ロードバイクをやり始めた人には共感できるものがあると思うし、選手達の健闘は自転車に乗っている人であれば誰でも共感できるのではないだろうか。

帰りに外付けハードディスクの買い物をしたかったので、表彰式は見送ることとなった。帰りは秋葉原で買い物をして、御徒町の販売店にも寄り道をすることに。それにしても秋葉原は人が多いんだな。ここは大雪も関係なさそうだ。これだけ人が多いんだから、ここで自転車のレースをやってもいいのではないのだろうか。外国人観光客も多いし、歩行者天国のノウハウもあるのだから、誰かが企画をして粘り強く交渉していけば物凄い集客効果が見込めそう。まー、部外者の自分が適当な意見を言っているだけなので、責任のある発言はできないけれどね。

御徒町の店にはターゲットにしているMavic Cosmic carbon SLEがあったので値段をチェックしてみると、この店であってもそれほどの値引きになっていないんだなという感じ。それなりに人気があるということなのかもしれないな。シクロクロスでディープリムを多く見かけたのだが、やっぱりディープリムは欲しくなるな。見た目も性能の一つになると思いたい。