Mavic公式ホームページを見ていると、Cosmic carbone SLRが無くなっていることに気付いた。モデル名は同じであっても、性能がアップデートされているものもあるので詳細をチェックした方がいいようだ。ロード向けのFast & Lightのラインナップは次のとおりとなっている。
①Cosmic carbone ultimate(チューブラー ペア重量:1185g ¥530,000)
②Cosmic carbone 40T(チューブラー ペア重量:1435g ¥300,000)
③Cosmic carbone 40C(クリンチャー ペア重量:1545g ¥280,000)
④Cosmic carbone SLE(クリンチャー ペア重量:1620g ¥200,000)
⑤Cosmic carbone SLS(クリンチャー ペア重量:1695g ¥150,000)
⑥Cosmic elite S(クリンチャー ペア重量:1770g ¥70,000)
Cosmic carbone SLRでなくても、Cosmic carbone 40Cで充分な代用が効くのかもしれない。価格もほとんど重なるような感じもしたから、カタログ落ちしてしまったのかも。こうやって並べてみると、SLEは4番目のグレードで普通と言えば普通のホイールと言えるのかな(一般的な価格は別としてね)。Performance & Comfortのラインナップを見てみると、
①R-sys SLR(クリンチャー ペア重量:1295g ¥235,000)
②Ksyrium SLR(クリンチャー ペア重量:1410g ¥195,000)
③R-sys(クリンチャー ペア重量:1355g ¥155,000)
④Ksyrium SLS(クリンチャー ペア重量:1395g ¥130,000)
⑤Ksyrium elite S(クリンチャー ペア重量:1520g ¥90,000)
⑥Ksyrium equipe S(クリンチャー ペア重量:1690g ¥55,000)
⑦Aksium S(クリンチャー ペア重量:1735g ¥35,000)
こうして眺めてみると、Cosmic carbone ultimateの重量が飛び抜けすぎているのがよく分かるし、価格も飛び抜けている理由がよく分かってくる。Cosmic carbone 40Tは重量と価格のバランスで言えば結構良い線を言っている気がする。このラインナップの中だと、SLEはどちらかと言えば、かなり重い部類に入ってしまうな。
ただし、見た目がカッコいい、ブレーキ性能が圧倒的に良い、走行安定性が良い、といった数値に表せない部分がCosmic carbone SLEには多い気もしてきた。贔屓目に見てるだけになっちゃうけれど。ここで、Hyperaero(ディスクホイールを除く)を見てみると、お買得に見えてくるから不思議なもんだね。
①Cosmic CXR 80T(チューブラー ペア重量:1630g ¥340,000)
②Cosmic CXR 60T(チューブラー ペア重量:1645g ¥300,000)
③Cosmic CXR 60C(クリンチャー ペア重量:1825g ¥280,000)
Cosmic carbone SLEはHyperaeroで比べたほうがいいような気がしてくる。この中だとSLEであっても軽量の部類になるからね。重量と価格を並べてみてもしょうがないのでグラフにして考えてみよう。グラフを見てみると、コストパフォーマンスとして優秀なのはR-sysになるのだろうか。Cosmic carbone SLEはどうやら普通のホイールとして埋もれてしまうようだ。まー、このグラフは重量と価格を比較しただけのものになるので、参考程度で考えたほうがいいと思うが。
それにしても、Fast & Light のホイール群は、相関係数が1に近くなるような綺麗な近似曲線が描けそう。これらのホイールは価格と重量がほぼ直線となる比例関係があると考えていいみたい。それから、Cosmic carbone ultimateはやっぱり名前の通り究極のホイールだよ。グラフを見てもこれだけ飛び抜けているのがよく分かるくらいにね。
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