2014年7月7日月曜日

ツールドフランスの覇者が使用する11-32tのスプロケ

シクロワイアードのツールドフランスの記事で気になるものがあったので、自分なりの感想を書こうかと思う。あのクリス・フルームですら11-32tのスプロケを使っているんだな~。走行ルートには一体どのくらいの勾配があるんだ??フルームは山岳で強い選手になるわけで、確かコンタドールも32tを使用しているとの記事があったのを思い出す。

それよりも、11速化の恩恵ってこういうところに出てくると感じた。ティアグラ10速には32tがラインナップされていないわけで、いずれは32tも出てくるようになるのだろうか。大きいスプロケはマウンテンバイク専用かのような印象を持たれているかもしれないけれど、これほどのエースが使用しているのであれば、勝利のために必要なパーツということになるんだろうな。極限のレース展開の中で32tの存在は大きそうな感じがする。個人的には、プロのエースが使うかどうかに関わらず、アマチュア向けにもっと大きい34t、35tぐらいがあっても良さそうな気はするけどね。

昨日のダンシングの練習で思ったことなんだけど、ダンシング後のシッティングで脚の負担を軽減させるためには、どうしても大きめのスプロケが必要になってくるんだよね。ダンシング時に2速あげて、シッティング時に1速落とす。そして、シッティングで速度が落ち始めたらもう1速落とす。ここで小休憩的なシッティングとなり、脚を少し休めたら、2速上げてダンシング。この繰り返しになるので、自分のペースと坂の勾配が合っていれば特に問題がないんだけど、突然の急勾配の出現や、呼吸が乱れてくると、このギアチェンジが思ったように上手くいかなくなってしまう。

一番大きいスプロケのギアを使っている状態で、このペース配分が上手くいかないと、一気に疲れが増す。まだ最後に1枚残っていれば、身体を休ませることもできるんだけど。このブログを書いているうちに自分も11速の32tが欲しくなってきてしまった。プロのエースが使っている状況なのだから、32tを使っているから貧脚だと言う人はいなくなるのかもしれない。普通に考えても、剛脚、貧脚に関わらず、過酷な長距離ルート(その人にとっての)を走行する場合には、ギヤの幅が大きい方が脚の負担は少ないよな。剛脚の人であっても、それなりに脚を休ませることができるわけだし。

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