synapse alloy 6 2012の納車は2012年7月5日。当時のブログを読み返してみると、ロードバイク本体の価格とポンプ等の装備、ウェアとシューズを一通り揃えると総額21.1万円だった。その後、lightning alpineホイール5万円、Mavic cosmic carbone sleホイール20万円、Mavic furyシューズ4万円、その他アパレル4~5万円の追加費用を考えると、2年間の総額は50万円を超えていたことになる。総走行距離は5,641kmになるので、1km当たり約89円ほどのコストということになるな。100km超のロングライドをする場合は約1万円のコストが掛かっているというわけだ。総走行時間は258時間になるので、1時間当たりのコストは約1,940円。この金額が趣味の時間として妥当かどうかの判断は各自様々な意見があると思うけれど、このコストはロードバイク本体だけでなく、ウェアやシューズ等も含めた全体のコストなので、自分としては妥当な金額のような気がしてきた。
冷静に考えると、ロードバイク本体は12.9万円だったわけで、それほど高価な部類にはならないんだけど、いつの間にか総額が50万円を超えていることを振り返ると、金銭感覚が少し麻痺していたように思う。ハイエンドのロードバイクの価格に届きそうな金額をそのうち費やすようになってしまうのだろうか。ロードバイク本体の価格が10万円台だったので、それほど金銭を掛けていないように思っていたんだけど、結構使っているんだなとしみじみ実感する。
まー、年間25万円で収まっているのであれば、そんなに大きな負担になっているわけではないので、金銭面に支障をきたすことはない。逆に、以前だと車や他のことにコストをかけていた分、ロードバイクに集中していることもあって、トータルの支出で見れば軽減しているのかもしれない。ゴルフに行く回数も減ったし、日常生活でほとんど車を使わなくなったことでガソリン代も発生しなくなったことを考えれば妥当だと思うことにしよう。
2年間で50万円以上のコストを掛けたことに後悔はしていない。勉強代になった製品もあったけれど、だいたいが満足のいく物を選んできたと思える。ホイールを2セット買うなんて、一般の人から見れば馬鹿げていることだと思われるだろうし、無駄な買い物になるのではないかと自分自身でも当初は考えていたんだけど、軽量ホイールとディープリムホイールの2セットを使い分けるのは価値アリ。
ホイールの2セット体制は、耐久性の高いエントリーモデルのアルミフレームのバイクを買った人であれば、アルミフレームの使い回しができるので、最初の一台が無駄になることはないと思う。2台目を購入していたとしたら、総額100万円を超えている事態になっていたのかもしれない。さすがに年間のコストも含めて、2台目を検討するのはかなり先のことになると思う。自分が欲しいと思う理想的なバイクも見えてきているので、これを踏まえてもますます2台目は当分先の話になるな。自分が欲しいのは、ディスクブレーキ対応のロードバイクであって、今のラインナップで少し様子を見て、製品としての完成度が高まった時のタイミングで購入したいと思っている。
今の軽量ホイールとディープリムとの使い分けで、走行も見た目も満足してしまっているので、物欲がほとんどなくなっているわけだけど、自分自身のペダリングスキル、心肺機能や筋力アップのための向上心がなくなることはない。機材よりも、乗ることに対して充実した気持ちがある。欲しいアパレルも揃ってきたわけで、今後はそれほどコストを掛けずに趣味に没頭できるのではないかと考えている。まー、自分の気に入ったバイクを最初に手にしておけば、イニシャルコストが高くなってしまうのはどうしようもないけれど、趣味としては無難な金額に落ち着くのではないだろうか。
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