2016年10月25日火曜日

ホリゾンタルなCAAD12 2016が1年で終了

http://www.cyclesports.jp/depot/detail/70531

この記事によると、自分のCAAD12は既に絶版となり、1年で生産が終了したことになる。
まさか1年で自分のバイクがなくなってしまうとは思わなかったな。。。ははh

2016モデルの50サイズはスローピングがほとんどなく、ホリゾンタルといっていいくらい。同サイズのCAAD10やスーパーシックスエボと比べると潔さが感じられるほどで、他のがスローピングに見えてくるような感じ。

56以降の大きいサイズであれば、CAAD10もスーパーシックスもホリゾンタルに見えていたのだが、50前後のサイズになると、なんとなくスローピングが見えてくるわけで、こういった中で50サイズのホリゾンタルなCAAD12は貴重な存在だと思っていた。

今更、説明しても仕方がないけれど、短足に厳しいジオメトリーなのは確かだけど、だからと言って完全否定されるほどのジオメトリーというわけではない。乗れる人が限定されていたわけではなかったと思っていたのだが。

2017モデルで方針を変更したということは、それだけ販売に影響していたということになるのだろうか。50サイズでスローピングが出てくると、スーパーシックスやCAAD10に近い見た目になるのだろう。

それにしても、自分のCAAD12がこんなに早く絶版になってしまうとは想像できなかったな。CAAD10のように、息の長いモデルとして、その初代を乗り続ける予定でいるつもりだったのだが。レアモデルを買ったつもりで乗り続けることになりそうだ。

2016年10月4日火曜日

30km/h以上の巡航速度を目標にしたい

久しぶりのブログ再開。

9月は天候が安定していなかったので、狭山湖や物見山のサイクリングばかりとなっていた。台風による被害が全国各地で発生しているのをみてしまうと、自分の住んでいる地域に被害がなかったのは幸運だったと言える。

健康診断によると、去年に比べて体重マイナス3キロ、腹囲マイナス2センチ、という結果となっていた。血液検査が一番気になるところだけど、アーモンドを食べ続けているので結果に期待はできそう。乾燥肌に悩まされていたのだが、今年の冬は大丈夫な気がする。

症状を振り返ってみると、今まで脂肪肝に近い症状だったのかもと思えてる。おそらくはロードバイクで運動した後の過剰な食事が要因となってしまい、日常的に糖分などを取りすぎるようになってしまっていたのかも。過剰な食事は空腹感を抱えてしまうようになるからね。今は、運動後の食事も普通だし、変な空腹感を覚えることもない。アーモンド、クルミは良い効果を与えてくれたようだ。

競技者でもないのに、過剰なカロリー摂取は身体への負担が大きすぎる。特に甘い物は要注意で、自分のような週末ライダーであれば、普通の食事で何の問題もないということなのだろう。

巡航速度については、ここ最近の記録は過去最高といっていいぐらいのもので、平地で30km/hを維持して走行できるようになってきている。脚力もそれなりに維持できている実感もあるし、バイクに乗れている感がある。以前の状況だと30km/hはちょっと無理をして走行するような状況だったのにね。

http://www.electricsheep.co.jp/hc/cruise.html

このサイトで今の実力を計算してみると、かろうじて問題外をわずかに上回る程度の実力だった。まー、そのとおりだと思う。一方で、35km/h以上出しているような集団ってどんな人達なのかというのは実際に見てきているので、とても自分とはレベルが違う世界という認識も持っている。

物見山ルートでこういった人達を多く見かけるのだけれど、これは高校部活、もしくは社会人チームでそれなりにやっている人達に当てはまるものなのではないかと感じたね。すね毛を剃っているし、服装や装備も一定レベル以上、脚の筋肉、身体の鍛え方、どれをとっても自分には何一つ勝てる要素はなさそうな感じ。

一昨日の物見山の往路では、単独で37km/hで走行している人に無理して付いて行ったのだが、もう途中でいっぱいの状態となってしまい、その実力の違いを改めて感じさせる出来事となった。一番きついのが信号ストップからのスタートで、加速でのパワーの違いをものすごく感じさせられたね。

それなりになんとか巡行では後ろに付いていけるんだけど、加速する余力がないので回復することもなく、引きちぎられておしまいだった。

食生活の改善により、身体能力が改善されつつあるので、今の実力をもう少しでも上げたいと思っている。目標の巡航速度は33km/h。前傾姿勢、脚力と心肺をもう少し強化することができれば見えてくるのではないかと考えている。






2016年8月21日日曜日

週末ライダー(年間走行距離3,000キロ)の実力

平坦区間で30km/h、平均速度25km/h以上というのは、今の自分の実力であり、これが限界かなと思う。

昨日は雨、今日も天気が悪いかと思っていたら晴れていた。朝6時過ぎに自宅を出発し、物見山までを往復。距離は50kmで平均速度は26.5km/hだった。物見山に到着すると暑さで気分が悪くなるほどで、日頃の体調管理をしっかりしていないとダメなんだろうなと思った。

休憩中にVAXレーシングチームのジャージを見かけることになった。原付が先行して、その後を選手が追走する練習のようだが、物見山の登り坂をかなりの速度で駆け上がっていくのを見て、自分には辿り着くことのできないレベルだということを見せられたような気がする。

物見山の登り坂は、いつ登ってみてもキツイ。ペースを落とせばそんなことはないのだろうけど、平坦区間からそのまま坂道に突入するタイミングは、自分の力を試されているような感じで、なんだかんだでほぼ全力を出し尽くしてしまうような状況。脚力のある人が登っても、キツイ感覚は同じなんだろうなと思う。

物見山の往復を続けると、週末ライダーとしての限界を感じる。なんとか平坦区間で30km/h以上を心掛けているのだが、自分より速い人が多く感じるので、鍛えられた人がこんなにもいるのかと思えてしまう。自分より速い人は、体調管理だけでなく、トレーニングの質と量が自分とは圧倒的に違うのだろうと思った。

体調管理をできていないもの自分の課題になるのだろう。今日みたいに物見山で具合が悪くなるような体調だったのは、自己管理ができていないとも思える。ネットやゲームのやりすぎで夜遅くまで起きているのがダメなのだろう。まー、ネットやゲームをしていなくても寝苦しさでまともな睡眠がとれていないのがダメなのだろうな。




2016年8月14日日曜日

涼しさを感じたお盆休み

今日は真夏日ではなく、日中曇りで気温は30℃を下回るぐらい。時折、日差しに照らされることがあったけど、涼しさを感じられるサイクリングとなった。

最近のサイクリングは物見山ルートばかりとなっていたので、以前のルートで雀川ダムを目指すことにした。久しぶりなこともあって、途中で道を間違ってしまい、小川の道の駅まで行くことになった。しばらく行っていないルートを選択すると、覚えている景色の方向に自然と向かってしまうのが間違いの原因だったのかも。

都幾川の水量が少なくなっていたので、今年は水不足だということを改めて実感。埼玉のどこかで大雨警報になったというニュースを聞いたことがあるけど、県内全体としてはそれほど雨が降っていないんだよな。

行き先を雀川ダムから松郷峠に変更して、小川の道の駅を出発すると、松郷峠でCAAD12乗りに追い抜かれることになった。自分もCAAD12乗りなので、抜かされた自転車が同じであることを意識するわけだけど、追い抜いて行ったCAAD12乗りも自分のCAAD12を意識していたと思う。

CAAD12乗りを追い続けると、終盤でギアチェンジのミスがあったようで、ペースダウンとなったところでかなり距離を詰めることができたわけだけど、CAAD12乗りはハイペースで登って行ったのではないかと思った。後姿を観察していたわけだけど、一度、追い抜いた人に追い抜かれないようなペースで登っていたような感じ。気持ちは分かる。

その後は松郷峠を下るのではなく、左折して林道を登る。雀川ダムに近い林道を通過し、そのままダウンヒル。ここのダウンヒルは1年目の時によく行っていたルートで、当時はこれで満足していたんだよね。標高がそれほど高くはないけれど、景色の良い場所があって、車の通行が少なく、自宅からの往復でちょうどいい距離。それは今でも変わらない。

松郷峠へ向かう女性サイクリストが何人かいたので、ロードバイクの人気が女性にも浸透してきていることを改めて実感する。夫婦あるいはカップルで走行しているのも見かけるし、グループライドでも見かけるのが普通になってきたようだ。

帰りは物見山ルートで巡行。物見山と高坂駅を越えてしまえば、信号の少ない平坦区間が続くところが気に入っている。ここで、トライアスロンのグループに追い抜かれることになったのだが、後ろに付いていけそうだったので、少し頑張ってみたりする。35km/h以上だと数分で千切られるだろうけれど、そこまでのペースではなかったので落ち着いて付いて行けた。

今年はそれなりに走行距離を増えているのと、日頃の筋トレが少しずつ効果を上げているようだ。それとペダリングが自然な感じになってきたのも良い兆候で、体幹が向上しているのも良い影響を与えているのかもしれない。無風平坦区間であれば30km/hの維持は普通になってきたので、これを32km/hぐらいまで伸ばすことが当面の目標。まー、真冬になれば速度が落ちるので、今の季節での目標になってしまうのかもしれない。








2016年8月8日月曜日

真夏の熊谷のクリテリウムの事故

http://www.cyclisme-japon.net/1919

熊谷のクリテリウムで死亡事故が起こったようだ。日曜日は朝6時からサイクリングをしたのだけど、暑かったので9時前に帰宅して終了していたのだが、こんな事故が同じ埼玉県内で起こっていたとは。

事故は単独とのことで接触ではないらしい。熊谷の暑さは普通じゃないから、こんな昼間にアスファルトの上を走行していたら身体は持たないだろうと思った。レースで追い込むなら、なおさら危険。原因が暑さと関係しているのかは確認できないが、何かしらの影響はあったのではないだろうか。

真夏のイベントは要注意なんだろうな。ヒルクライムやら、クリテリウムやら、色々なイベントが開催されているようだけど、どんなに注意をしていても明日は我が身にも起こりうるということを認識しておきたい。


2016年8月7日日曜日

梅雨明けは暑すぎる、、、「1カ月で磨くヒルクライム力」と「ディスクブレーキ記事」を読んでみて

先週は暑すぎてロードバイクに乗っていない。今週末は土曜日は見送りで、日曜は朝6時から8時まで物見山を往復。朝6時で気温が27℃というのは身体にこたえる。熱帯夜で睡眠が浅くなる時は要注意かも。

物見山は相変わらずチームや高校の自転車部で賑わっていた。日曜の朝7時台は人が多いということか。自転車部の高校生は皆速いだけでなく、良いバイクに乗っているのが印象的だった。ホイールを含めると50万以上がざらにある。ハイエンドも混ざっていたりするので、最近の高校生は凄いなと思った。

http://www.cyclesports.jp/publishing_contents/2016/8


写真:サイクルスポーツより


サイクルスポーツの8月号「1カ月で磨くヒルクライム力」を読んでみると意外と面白くて、自分の意外と盲点だったことが指摘された気がする。ヒルクライム以外にも役立つのではないかと感じた。

ヒルクライムは苦手だし、この意識が今後とも変わることはないと思う。平地巡行は少しずつ上達してきている感覚はある一方で、ヒルクライムは上達の手がかりが掴めない状況だった。思えば、平地巡行は速度維持を目安にして、自分のペースを保つことができているのに、ヒルクライムは自分のペースが維持できていないことが課題であり、この特集でヒントが得られた気がする。

それにしても、雑誌のライターによるディスクブレーキ化に対する抵抗記事は何なのだろうと思う。ディスクブレーキはホイールも含めて専用品が必要になる、リムブレーキと比べて軽快さに欠けている、といったネガティブな意見を並べている。リムブレーキが最高という書き出しが目に付く。25Cタイヤについても同様にネガティブな記事を書かれている。

もうさ、リムブレーキは既にあるのだし、リムブレーキモデルだけの書き続けて、ディスクブレーキモデルに言及しなくていいのではないかと。

趣味で乗る限り、リムブレーキを選んでも、ディスクブレーキを選んでも、特に問題はないはず。トップ選手によるトップレースを引き合いに出して、バイクを選択する必要はないだろう。

彼らはリムブレーキ評論家であって、それ以外を排他的にみる評論家であり、自転車全般の評論家ではないということがよくわかる。彼らの評価対象は各ブランドのハイエンドモデルであって、これが基本という考えなのだろう。

一方で、bikeraderの説明の方が納得がいく。自分の必要に応じて、それぞれの組み合わせを選べばいいって話であって、その中にディスクブレーキが追加されたことになる。こういう視点で発言するのが評論家になるのではないだろうか。





ディスクブレーキDi2使用のスペシャライズドのハイエンドを試乗した時、リムブレーキでは考えられなかった世界がそこには存在することを初めて知った。これだけでディスクブレーキのロードバイクは十分な存在価値がある。問題は価格。

一度、機械式のディスクブレーキモデルも試乗したことがあったけど、整備不良のためか、ブレーキの利きはリムブレーキとほとんど変わらない。整備不良じゃなかったのかもしれないけれど、機械式の利きでもって、ディスクブレーキを誤解する人は多いのかもしれない。整備された油圧式であれば、ブレーキの利きは不自然さはないし、変に力を入れずに済むのでリラックス状態で長く乗れる。

自分の好みに合わせて組み合わせを選択できるようになった今のラインナップはいいと思うんだよね。自分がロードバイクを始めた2012年はディスクモデルがほとんど存在しなかった。今はエントリーモデルにもディスクブレーキモデルが存在しているから、良い方向に向かっているのではないだろうか。





2016年7月25日月曜日

ロードバイクのインプレで共感できるもの

http://fiction-cycles.blogspot.jp/2014/10/blog-post_2.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+FictionCycles+(FICTION+CYCLES)

ロードバイクのインプレについて、上記のブログを見つけることになった。

それなりに試乗車を自分なりに乗ってみたけれど、印象のほとんどが見た目、カタログ、価格といったところから影響を受けているのは間違いない。このブログで言っていることは、そうだよな、と思った。

10万円台のエントリーモデル同士の比較インプレをほとんど見かけないのもオカシイと思っていた。そして、20万円以降のバイクのインプレが多くなるのは、商品の魅力を引き出すための宣伝と言えるのかもね。

だってさ、自分の体験からいうと、50万円近くかけたCAAD12は良いバイクだと思っているけど、20万円ほどかけたエントリーモデルのシナプスアロイが悪いというわけではない。

コストをかけているバイクの方が良いと思うのは確かだけど、一方で、エントリーモデルの性能で十分だったのかも、と考えてしまうほどにサイクリングを楽しむことができている。

バイクの性能でタイムを削る話は別の話になるかと。

ガーミンのセグメントで自分の順位を他者と比較すると、身体の性能の差がありすぎて、バイクの性能をハイエンドにしたところで順位は変わりそうもないのが現実。。。。パワーや心拍数を見る限り、そのレベルまで自分を引き上げることができるのだろうかと思ってしまう。少なくとも、雑誌などで書かれているインプレ通りにバイクを乗りこなすことは難しいだろうな。

2016年7月21日木曜日

CAAD optimo が気になる

http://cyclist.sanspo.com/269265
http://bikeport.bike/blog/?p=9589

CAAD optimoが2017モデルとして登場する模様。

カラーリング、グラフィック、フレームデザイン、どれも申し分ない感じ。正直なところ、自分がロードバイクを初めて買った2012モデルに、こういったラインナップがあったらな、、、と思った。シンプルなグラフィックは飽きるものではないし、ゴチャゴチャ感がない方がスッキリするからね。

フレームのジオメトリーをハイエンドモデルに匹敵させているというのは好感が持てる。フレームの重量が気になるところだけど、クロモリや年季の入ったバイクに乗っている人でも速い人は多い。自分のCAAD12もそれなりに軽いはずなんだけど、CAAD12より重いバイクにあっさり抜かれたりするから、CAAD optimo乗りでも自分より速い人が沢山出てくることになりそう。

105、ティアグラ、ソラ、ディスクブレーキ、それぞれに良さがあるので、どれを選んでも良いのではないだろうか。ホイールのグレードアップを考えてる人には10速以上のティアグラを選べばいいし、まずはロードバイクを始めてみたいという人にはソラで問題はないだろうから。

BB30ではなく、ねじ切りBBとなったのも今までにはなかった流れ。音鳴りのイメージが定着してしまった感のあるBB30を払拭する狙いがあったのだろう。最初からシマノで統一しておいた方が最初の一台を買う人にとっては魅力的になるだろうし。キャノンデールのSIクランクに興味がある人は上位モデルを、ということになるのだろう。

隙のない良く出来たモデルというのがCAAD optimoという感じになる。そして、自分好みの乗り方を探すための最初の一台として最適になるのではないだろうか。

ここ最近の傾向として、20~30万円台のバイクに乗っている初級者を見かけることが多くなった。高価な良いバイクを選択することは悪いことではないのだが、果たして、自分好みの乗り方に合わせたバイクを選んでいるのだろうか、と思ったりする。

カタログで言っているエンデュランスやレースといった分類で選ぶのではなく、自分が乗り続けてきて養ってきた感覚をもとに、30万円台のバイクを選んだ方が幸せのような気がする。

まー、2台目の購入が前提となってしまうので、一台で全てをカバーするという場合には最初から高価なバイクを選ぶのもアリなのかな。


2016年7月18日月曜日

ウィリエール cento uno air

三連休は天気が悪いという予報だったけど、雨にならずにすんだので、三日間全てをサイクリングに費やすことになった。梅雨がそろそろ明けることになるような時期であり、真昼間のサイクリングは非常に危険な状況と言えるのかも。これからは早朝に出発して午前10時前には帰宅するようなスケジュールが必要かも。

今日のサイクリングは暑さでやられた。出発が遅かったのが要因で午前10時~11時が非常に苦しかった。午前11時過ぎに帰宅したから良かったものの、あと1時間走っていたら脱水症状に陥っていたと思う。

大変だったのは、物見山から川島、そして荒川サイクリングロードで帰路につくと、川島あたりでピタリと後ろに食いつかれたこと。30km/hの速度だと抜かされることが多いルートなのだが、今回は自分が先頭を曳く役割となった。速度を維持しつつ、ほぼ直線と言える平坦区間を心拍数を確認しながら、自分のペースを念頭に走行するが、一向に振り切れないし、相手が抜く素振りもない。

思い出したのがスターウォーズでタイファイターに追いかけられる場面。I can't shake it!!というセリフにふさわしい状況だったのかもしれない。暑い中で全力で振り切ろうとするのは無謀だと思った。意地になってはいけない、素直に先を譲るべきだろうな。





http://htrsp.exblog.jp/24493203/

それなりに走りこんだ3連休を終えた中で、ウィリエールの2017モデルの発表で気になるフレームが一つあった。それはcento uno air 46。白フレームは欲しくなる色だよなぁ。

2台目の候補としてウィリエールは検討していたし、GTRも候補の一つだったのだが、ハイエンドモデルとなるcento uno air の試乗でのインパクトと見た目の格好良さに惹かれていた。cento uno air とGTRを比べてしまうと、見た目で言うならばcento uno air になる。エアロという性能もなんだか所有欲を掻き立てられるし、平坦区間をこれで走ったら気持ちが昂るのも欲しくなる理由。
しかしながら、cento uno air はハイエンドモデルということもあって、フレームが高価格となってしまっていた。ハンドルやらサドルなどを揃えると、結構な価格になりそうだったし、GTRのラインナップを見ていると、完成車で買った方がお買い得感が強くなるんだよね。

2台目を買ってしまった今、これを買うことはないだろうけど、2台目が欲しいと考えていた時期にこれが出ていれば、最後まで候補に残っていたと思う。105完成車を買って、コンポとホイールは手持ちのものに交換、となれば40万くらいで抑えられる。cento uno air のフレーム代で全てが揃うことになる。

見た目と価格的な扱いやすさ(安いと言っているわけではない)を満たすミドルグレードのバイクは、今後、こういった形でカーボンのグレードを下げて増えていくようになるのだろうね。


2016年7月13日水曜日

心拍数のコントロールが最重要だということを今更ながら実感

土日が仕事だったこともあって、今週も休みを入れようと思っていた。天候は良くないが、小雨程度なので白石峠に再び挑戦することした。

先週のイメージのとおりに登れば、なんとか35分台が見えてくるのではないかというモチベーションのもと、峠スタート地点から15kmほど離れた場所まで車載移動する。15kmがアップにちょうどいい距離になるのではないかと考えていたし、スタート地点でも休憩を入れて気合を入れてスタート。

序盤2kmをなんとか速度を落とさずにクリアして中盤に向かうのだが、心拍数が170を超える状況だったので、思うようにペースを維持できない。シッティングの疲れをほぐすためにダンシングを織り交ぜながら走行し、心拍数が160台になるように調整したものの、身体に力が入ることはなく、吐き気がもう少しで押し寄せてきそうなくらいな状態で登り続けた。

勝負平橋からギアを上げて速度を上げようとするものの、途中のきつくなる勾配でペースダウン。先週と異なり、残り600mのキツさが半端なかった。

先週と同じように、雨天での気温は20℃を少し超える程度なので、涼しさを感じられると思っていたけど、相当な暑さを感じる状況だった。

ここまで気合を入れて、吐き気を感じそうな勢いで登ったわけだからタイムは先週よりも上がっているだろうと思ったら、先週より数秒遅いタイムとなり、先週と同じ37分台だった。

平日休暇で白石峠のタイムを更新しようとしていた目論見は見事に打ち砕かれた感じ。

先週は僅かな余力を残しながら走行していたので、今回は序盤でもう少しペースを上げられるのではないかと思っていた。序盤でタイムを稼げば、全体のタイムを縮めることができるのではないかという単純な思考だったんだけど、これが仇となってしまったようだ。

帰宅してから、今日のタイムアタックの結果が悔しかったので、ガーミンのログで先週のものと見比べてみると(上段が今回、下段が先週)、先週は心拍数がほぼ一定で安定していたことがよくわかる。

今回の心拍数は序盤で170を超える状態がしばらく続いてしまい、心拍数を下げるようにしてもパフォーマンスはほとんど回復しなかった。対して、先週の心拍数は160台で収まるような安定しており、勾配に合わせてダンシングとシッティングを交互に繰り返すパフォーマンスも安定していた。


今回の序盤の速度は自分のレベルでは高すぎたような気がする。中盤で速度が落ちているからね。先週は心拍数も速度も安定していたんだよな。脚は残っているけれど、心拍が先にダメになるということか。

先週は自走で往復したので距離は90kmを超えている中でのログになるし、条件としては先週の方がタイムに影響がありそうな感じなのに、距離の少ない今回の結果の方が悪かったという事実を受け止める必要があるな。

今回の結果をログから解析してみると、自分の場合は心拍数が160台で安定して走行した方がタイムが良いということになるのだろう。170を超えてしまうと、心拍数を下げてもパフォーマンスが低下した状態が続くことになり、トータルで悪化してしまうということか。

スプロケのギアは、今回は身体が重くなったような感じで30tを使うことが多かったけど、先週は30tをそれほど使っていない。今回ほど苦しかったわけではなかった気もする。心拍数は使用するギアにもかなり影響を与えるということになるのかも。乳酸がたまった状態というのはこういうことなのだろうか。

http://cyclist.sanspo.com/126881

この記事で紹介しているとおりであって、「では、適したペースをどのように判断したらいいのか。「峠にはそれぞれクセがあって、上るにつれて勾配が厳しくなったり緩くなったり、途中で下り坂になることもある。そのなかで、自分が『キツいな』と感じる時のスピード感を把握することが大事」と狩野選手。また「最初の1~2kmは全力でいかずに、80%ぐらいの力で入っていけるのが理想」と話した。」

これを守っていたのが先週の走りであって、序盤で100%近い力で入って行ってしまったのが今回のダメな結果だったということになる。

適切なアドバイスとなるこの記事を事前に読んでいたし、頭の中で理解していたはずなのに、それを実践できなかったのが今の自分の実力になるのだろう。

まー、タイムアタックはダメだったけど、いいトレーニングをしたと考えを切り替えていくことにしよう。


2016年7月5日火曜日

平日の白石峠に挑戦

今日は休暇を取って白石峠に向かった。梅雨の天候は曇りもしくは雨が多いのだが、梅雨明けに挑戦することになると暑さにやられると思い、梅雨の合間に決行したのだが、天気は思わしくなかった。自宅付近では曇りだったのに、峠付近では小雨状態となってしまった。

土日は混雑してしまう白石峠になるが、平日だと車の交通も少なく、ロードバイク乗りは一人ぐらいしかいなかった。小雨とはいえ、気温は程よい感じになるので、暑さや喉の渇きでやられることはない、ある意味良い条件ともいえる。

タイムアタックは1回で終わらせて、そのまま午前中に帰宅する計画であったが、スタートから2km地点でリアタイヤがスローパンク。小雨の中でのパンク修理は最悪だった。この時点で諦めようかとも思ったのだけど、2016ツールドフランスのコンタドールが2回の落車があっても諦めていないことを思い出し、意を決して、パンク修理後にスタート地点まで戻って再スタートすることにした。

1回目の登りで脚を使っていたことで、ダンシングを多用しないと登れない状況だった。ダンシングを苦手としている自分がいたけれど、こんなにダンシングができるものなのかと思ったし、以前と比べて脚力がついていると実感できた出来事になるのだが、やはりシッティングでの速度が思わしくなかった。速度を出すためにはシッティングが重要なんだろうな。

勾配がキツクなる区間でダンシングを織り交ぜるものの、ダンシングの速度は10kmも出ていないし、シッティングでも10km出せるのは勾配が落ち着いた区間のみ。

意地でゴールを目指す感じでタイムを確認すると37分だった。今の自分の実力はこんなものなんだろう。35分を目指したかったのだが、次の機会とするしかないようだ。

一回目のタイムアタック時に序盤で速度を維持できていたのが悔やまれる。白石峠は序盤の勾配をどのように切り抜けるかが重要だと改めて感じた。中盤は耐え忍ぶ感じで、後半の勝負平橋からスパートをかけていくつもりだった。しかし、途中で現れるキツイ勾配に脚が吸われてしまう。

帰りも途中でリアタイヤがパンク。2回もパンク修理することになるとは思わなかった。パナレーサーのパセラ28Cを履かせていたのが間違いだったようだ。帰宅後、清掃した後に前後のタイヤをビットリアのルビノ23Cに交換し、パセラはゴミ箱へ。1日に4回もホイールにタイヤを履かせることになるとはね。

それにしても、パセラ28Cは何故、こうもパンクしやすくなってしまったのだろうか。これで草津の渋峠も行ってるし、輪行であちこち使っていたのに。タイヤのサイドのねじれからくるスローパンクだったような感じなので、ロードバイクに履かせてはいけないタイヤだったのだろうな。

今まで使ってきたタイヤのサイドと比べるとパセラ28Cのサイドは心もとないくらいに薄い。軽量で乗り心地が良かったんだけど、こんなにパンクに見舞われるようではこれで最後という気持ちになった。大体、携帯ポンプで推奨空気圧7.4なんて入れられないし、外でパンクしたら、今日みたいに繰り返しパンクとなってしまう。

タイムアタックも思わしくなく、小雨に振られる状態の中での2回のパンク。今日はこれまで経験してきたライドの中でも最悪の思い出になりそうだ。タイヤは信頼のおけるものを使わないとダメだね。

2016年7月4日月曜日

シクロワイアードの最悪なプロ選手のコメント記事は不快としか言いようがない

これらの記事は最悪だと思った。

http://www.cyclowired.jp/news/node/203452
http://www.cyclowired.jp/news/node/203729

プロ選手のコメントとして、これ以上最悪なものはあるのだろうか。

大会の魅力、見所、会場の雰囲気、チームの状況、大会運営者の労力、観客の応援、これらを全て否定するコメントを出して何を伝えたいわけ?これが本当に日本代表選手と言えるのか?


uciの公式動画で女子プロの活動の様子を見て楽しんでいるわけだが、一方で、こんな気持ちで参加している選手がいるということは、この大会を侮辱しているようにしか思えない。こんなコメントを出しておきながら、大会に参加する心理が理解不能。

勝利や記録がプロ選手の最重要事項のはずなのに、そういった機会を設けている大会運営者やチームをボロクソに言うのは、自分で自分の首を絞めていることに等しい。大会運営者、観客と一体になれないプロ選手は必要がないし、ましてや代表選手である必要もないと思った。


2016年7月3日日曜日

CAAD12とsuper six evo どちらを選ぶべきか

最初の一台を購入するとき、どのバイクにすべきか非常に迷ったことを思い出す。ブランドをキャノンデールに絞るまではできたんだけど、カーボンとアルミ、エントリーモデル、どれが自分に合っているのかよくわからなかったし、見た目はどれも同じように見えるのに、何でこんなに価格が異なるのか、信じられないような価格差を感じていた。

結局、自分はエントリーモデルのシナプスアロイを選んだわけだけど、最初はショップの店員さんにはCAAD10とsuper six を勧められていた。どちらもエントリーモデルより軽いというのがすぐにわかるぐらいだったし、形もグラフィックもレース寄りといったイメージのカッコ良さは、素人の自分でも感じられるほどだったからね。ただ、当時の自分としては20万のバイクを勧めるられることに懐疑的だったし、ボッタクリ感がなかったと言えば嘘になる。今思うと、店員さんの勧めは間違っていなかった。

super six
http://www.cyclowired.jp/news/node/53380

CAAD10
http://www.cyclowired.jp/microsite/node/44427

趣味として途中でやめてしまうかもしれない、高価なものを買ってしまうとそれが後悔の元になってしまうのかもしれない、こういったネガティブな部分もあって、CAAD10とsuper sixは候補から外れることになった。足が地面につかない自転車に乗ることに抵抗があったし、自分がそれに慣れることができるのか未知数だったということも大きい。

こうした背景がある中で、今思うのは、最初の一台にCAAD10とsuper sixのどちらかを選んでいた場合、自分のロードバイク人生はどのようになっていたのかということ。結局のところ、ロードバイクでのサイクリングを続けているし、最初から良い物を選んでいても問題がなかった。

おそらく、最初にCAAD10かsuper sixを選んでいたら、2台目としてCAAD12を買うことはなかっただろう。10万円台のエントリーモデルに興味を持つこともなかっただろうし、ハイエンドモデルに興味の対象が向かっていたことになる。ひょっとしたら、ハイエンドとなるevo hi-modを購入するようになっていたのかもしれないので、もっとコストがかかっていたのかもしれないが。。。あるいは、2台目を買うことはなかったのかもしれない。

CAAD10 vs super six という構図は、今でいうと、CAAD12 vs super six evo ということになると思う。2017モデルが登場しているUSAサイトで価格を見てみると、以下の通り。日本のCAAD12 105は21万円、CAAD12は30万円になるので、2017super sixの価格はおそらく$に合わせてくると思うので、super sixは30万からということになりそうだ。USAサイトで気づいたんだけど、CAAD12のネオンスプリング色は、105モデルにはなかったんだな。日本限定ということになるのだろうか。

CAAD12 105 $1680
CAAD12 アルテグラ $2240




Super six evo 105 $2199
Super six evo アルテグラ $2699



自分のお勧めとしては、最初の一台であれば105モデルで十分なのではないかと。105もアルテグラも11速なんだし、コストを抑えたいかどうかが基準というよりも、最初の一台でそこまで分かる人なんてほとんどいないと思うから。しばらく乗りこなしてから変えるかどうかを考えればいいと思う。

それとキャノンデールはクランクを自社製にしているので、クランクは105もアルテグラも関係がないところが重要。SIクランクはおそらくアルテグラ以上なのではないかと思えるし、上位パーツのSISLクランクはデュラエースに近くなるのではないかと思える。自分の経験から言えば、SIクランクに不満はなく、FSA SL-Kのカーボンクランクと遜色はないと思っている。

105、アルテグラ、どちらを選ぶにしても、コンポに物足りなさを感じ始めたら、おそらくデュラエースか電動が視野に入ってくることになるので、その後のカスタムを検討するなら105のコストパフォーマンスは魅力的とも言える。まー、CAAD12もsuper six evoも、ホイールを変えるだけで十分な性能だろうから、コンポの交換は最後の話になるだろうね。

ホイール交換で重要なのが、性能はもちろんのことなんだけど、見た目が大きなウェイトを占めるということ。見た目としてインパクトがあるのはディープリムになるし、カーボンホイールが欲しいと思う人は多いと思う。

ここで、CAAD12もsuper six evoも、どんなホイールにも合わせることができるという重要な要素を持っていることを強調したい。ディープリムで迫力が出てくるのも確かだけど、ローハイトのホイールも十分に見た目のバランスを綺麗にとることができるんだよね。

エアロタイプのフレームだとローハイトのホイールを履かせてしまうと貧弱に見えてしまうのだが、オーソドックスなスタイルのCAAD12やsuper six evoであれば、そのような心配をする必要はないだろう。高価なカーボンホイールを履かせても違和感はないだろうし。CAAD12、super six evoどちらもホイールを選ばないフレームと言えるのではないだろうか。

カーボンフレームとアルミフレームのどちらを選ぶべきか、については色々な意見があるだろうし、最初の一台目を買う人が気がかりになるポイントだと思う。CAAD12乗りの自分としては、どっちが優れているということではなく、自分のスタイルに合った方を選べばいいのではないかという感じ。

それにしても、本当に迷うね、CAADとsuper six evo どちらを選ぶべきか、、、30万を最初から出せるのであれば、super six evo 105を買っておけばいいけど、 割安感のある気軽さを求めるのであれば、CAAD12を使い倒すイメージの方が良いだろうとは思う。

100km超は5~6時間ほどかかるので、暑い季節になってくると昼間の暑さに耐えきれなくなってくる。今の自分は3時間で終わるライドが中心で、距離も70~80km程度で終わることが多い。この距離で力を出し切る感じがちょうどいいといったところで、CAAD12で何の問題もない。振動吸収性がカーボンの方が優れいているというのはわかるんだけど、こういった距離であればどっちでもよさそうな感じ。super six evoを所有していたとしても、暑さには勝てないので、無理なロングライドはしないだろうから。

フレームの寿命はどうなのか分からないけれど、自分の乗り方だと年間3000km程度になるので10年程度は問題なく乗れると考えている。まー、最近思ったのは、30km/hで走行しているときに上級者に抜かされることがあるんだけど、こういった脚力のある人達がアルミをガシガシ乗っているのだとしたら、その寿命は短くなるのではないかと思えるのだが、自分はそのようなレベルには程遠いから、フレームの寿命が来る前に、新しいフレームのことを考えるようになるのではないかと思っている。

5年先までは乗り換えを考えることはないだろうし、10年先までのことは何もわからない。10年という年月は、フレームの寿命というよりも、パーツの寿命が先に来るレベルになるのではないかと思える。

互換性を考えると、10年前のパーツは今のパーツに合わないのと一緒で、結局、パーツ全体を交換することになるのではないかと。パーツ全体の交換を考えた時には、その時の手頃な完成車を買った方がお得だろうし、10年後の105であれば、今のデュラエースの性能を超えているのではないかとも思うし、ディスク化の流れでもっと別の良いパーツに進化しているのかもしれない。

カーボンフレームの方が寿命が長いのかもしれないが、10年先まで乗り続けたくなるかといえば、それはどうなんだろうなと思う。自分だったら、10年後のCAAD、あるいはsuper six evoを完成車で買ってしまった方が良いのではないかと思う派。

アルミフレームの寿命の心配については、自分のCAAD12で試していくしかない。まー、シナプスアロイとの2台体制ということもあり、どこまで距離を伸ばせるかはわからないし、転倒や運搬中にぶつけたりすることもありうるので、どこまで寿命を維持できるのか興味の湧くところだけど、次の新車が欲しくなってきた段階が寿命のような気もしている。

2017モデルの価格を見てしまうと、2016モデルのCAAD12を定価で購入した自分は涙目といったところ。。。。。2017は円高ドル安の影響を受けてお買い得感がハンパないな。

今から選ぶとしたら、super six evoが最有力なのかもしれない。


2016年7月1日金曜日

CAADのヘルメット






今のヘルメットはロードバイクを始めてから使用しているもので、3年以上使っていることになる。そろそろ次のヘルメットを考えてもいいかなと思っていたら、USAサイトに欲しいものがあった。

やはりCAAD乗りとしては、こういったヘルメットが欲しくなる。値段も手頃な感じがするし。日本でも手に入れられるのだろうか。CAADのヘルメットがあるなんて思わなかったな。

キャノンデールUSAのサイトをみて




http://www.cannondale.com/en/USA

キャノンデールのニューモデルをUSAサイトで見ることができるようになっている。スーパーシックスに新型が登場するようで、エボハイモッド、エボ、それぞれにディスクブレーキモデルがラインナップされるようだ。

CAAD12の対抗馬はエボ105といったところ。手頃な価格で、カーボンモデルとなるBBQカラーは人気を集めるのではないかと思う。このBBQは2016モデルのフラッグシップに使われたグラフィックを連想させるので、欲しくなる人は多いと思った。性能も間違いないだろうし、このモデルに力を入れているのがよくわかる。1台目を選ぶ人からみて、カラーリングは重要だからね。

正直なところ、CAAD12とエボ105のどちらを買うべきか、今の自分だったら相当悩むことになるだろう。去年、CAAD12を購入したわけだけど、その当時のエボは新型ではなく、従来のモデルの継続だったので、そのことが候補から外れたんだよね。ハイモッドは価格の問題で候補から外れたわけだけど、BBQのカラーリングは好みだった。

フレームが真っ黒なのはそれだけで雰囲気が出てくるし、ホイールとタイヤも黒くすると、それだけでまとまるところはあると思っている。しかしながら、真っ黒な自転車って、外で見るときの印象や写真写りにそのまま反映されるわけではなく、風景に埋もれてしまうところがあるので、見栄えの良い場所を選ぶようになるところに注意が必要。

1台目がBBQだったので、そう思うようになったんだけど、でも、ロードバイクを最初に始める人からみれば、この真っ黒なフレームはどこか所有欲を満たすところがあるし、無難といえば無難な色であり、何にでも合わせられる色ともいえるので、こういうのを選ぶ人が一定多数いると思う。バッドボーイのように、キャノンデールといえばマットブラックのBBQになるし、これを選んでおけばいいという感じ。

もう一つ気になるのが、ハイモッドディスクのアルテグラ。ディスクブレーキ化の流れはより一層強くなったし、パーツメーカーのラインナップも進化してきている。軽量モデルのハイモッドのディスクブレーキというのは非常に気になる存在。

自分の場合、さすがに3台目を買うのは当分の間はない、と言えるのだけれど、3台目を手に入れることが想定された場合はディスクブレーキモデルが一番の候補になるし、スレートと迷うことになるのかもしれない。

それにしても、エボ105をじっくり見てると、CAAD12 105と同じパーツ構成になるので、性能の差で選ぶというよりも、カーボンとアルミの好きな方を選んでください、というように、メーカーが提案しているような気がする。

キャノンデールは、スレートのような新たなバイクを登場させるし、シナプスカーボンが登場した当時も他のメーカーには無い視点で登場させてきたメーカーになるのに、スーパーシックスやCAADのフレームは、見た目のスタイリングがほとんど変わっていない。革新的はことをしているのに、スタイルは保守的といったギャップがキャノンデールの魅力の一つと言えるのかも。







2016年6月30日木曜日

新型デュラエース9100の登場が気になるけれど



デュラエースの新型が登場するようだ。シマノのトップモデルになるので、以降のアルテグラ以下のモデルチェンジにも大きな影響を与えることになるのだろう。電動アルテグラ6870を使用している身としては、次のアルテグラがどうなるのか気になるし、自分が使っているモデルも近い将来型落ちになるのだろうなと思うと少し複雑な気持ちになる。

思えば、デュラエース9000が登場した年にロードバイクを始めるようになったし、自分の中では10速のデュラエースやアルテグラは古い記憶というものではない。10速から11速へ、そしてディスクモデルの登場を見続けるようになるとは思わなかった。4年の歳月でのモデルの進化は速いように思う一方で、もっと進化できる部分が残されているとも思った。

まー、ハイエンドや最新機種を求めているわけではないので、今の自分のバイクで当分の間は満足というか、これ以上の欲求がそれほど湧いてくるわけではない。もしも、スーパーシックスevo himodを選択していた場合、こういった最新モデルを載せたかったという気持ちがあったのかもしれないが。

CAAD12を選択したのも、こういう部分があったということは否定できない。ほどほどで良いと思っているし、何より自分の能力では限界性能を引き出すこともないだろうから。

今後の注目は「油圧+電動シフト」ということになるのだろう。それとホイールの進化も見逃せない。

デュラエース9100のホイールのラインナップは、24、40、60というリムハイト。35、50、75は姿を消したということになる。2014年にコスミックカーボンSLEを買った時は50のリムハイトは普遍的なものなのかなと思っていたんだけど、時代が変わったのだなと思わずにいられない。今のホイールのラインナップであれば、自分の場合、40を選択することになりそうだ。これは見た目で選ぶ場合であって、本当は24が一番自分の脚力にあってることは理解している。

25Cのタイヤが標準サイズという位置づけになってきた最近の幅広ホイールから見れば、2014モデルのホイールは少し古さを感じさせると思った。自分のバイクそのものが、現在のバイクとは一世代前のものになってしまったかのような錯覚に陥りそう。

コスミックカーボンSLEに23Cと25Cを装着させてみて思ったんだけど、やはり幅広のホイールには25Cが最適であり、幅広ではないSLEには23Cが最適な感じだったんだよな。今後もSLEを使い続けると思うし、タイヤも23Cを中心に使うことになると思うと、デュラエース9100の登場は感慨深いものを感じる。

パワーメーターが標準装備されるのも良いところだと思った。クランクに装備されるのであれば、最初から標準品を使ったほうが保証も整備もトラブルが少ないだろうし、コストも良い方向に行くのだろうからね。








2016年6月19日日曜日

日曜の朝の物見山ルートは猛者揃い

今まで土曜のサイクリングがほとんどで、日曜と続けてサイクリングすることはあまりなかった。日曜日は休息ということでマッタリ過ごす感じだったのを、体調管理の点から見て、もっと運動量を増やさなければならないのかもということで、ここ最近は土日を連続で乗るようにしている。

まー、100km超のロングライドをすることはないし、二日連続で乗るとしても中距離程度のルートとなる。昨日の西武園バンクはたった20分弱の走行だったにもかかわらず相当な疲れが出てきたのだが、こういった翌日にサイクリングをすることで、一応は身体を強化することができるのではないかと勝手に思っている。

今日のルートは荒川サイクリングロードから川島町を通過して物見山、そして越生のシロクマパンへ向かうルート。荒川サイクリングロードから分岐して川島町を抜けるルートは今回が初走行となる。今までは、荒川サイクリングロードを使うときはその先の吉見運動公園、あるいは行田まで行ったりしていたし、物見山へ向かうルートは別の道路で向かっていたので、使うことがなかったんだよな。

今回のルートの印象は非常に走りやすいという感じ。日曜の朝の交通量はそれほど多いものではなく、物見山までそのまま直進で行けてしまう状況なので、信号ストップがなければひたすら漕ぎ続けることになる感じだった。

30km/h前後で走行していると、4人の集団にあっという間に抜かされてしまった。その集団のコンビニ待ちでたまたま追いつくことができたので、少し追ってみると速度は42km/hとなっていた。もうね、異次元の速度域。セミプロなのかと思ったほど。

心拍と脚が持たないので、2~3分ですぐに脱落し、マイペースを維持するようにしたけれど、目の前の集団がどんどん小さくなっていく姿を目で追う自分が少し情けなかったけれど、それでも自分の速度は33km/hペース。

その後に抜かされた一人に張り付くことで33~35km/hペースでなんとか追っていく感じになったけど、物見山の登りで終了。物見山の登りはマイペースで走行し、休憩所で一息とり、越生へ向かうことにしたわけだが、ここでも一人の人にあっさり抜かされてしまった。その人は先にシロクマパンに到着して休憩している状況だった。

帰りは向かい風となり、同じルートを戻るようにしたのだが、ここでも30km/hで走行する人に追いつくことができず、途中でマイペースでの走行となってしまった。あの向かい風の中で30km/hを維持するのは厳しいのが自分の実力。

速い人と一緒に走ることが上達につながるということであれば、日曜の朝にこのルートを走り続けることで、速い人を簡単に見つけることができそうだと思った。ただ、自分のペース以上の力を出さなければならないので、非常に疲れるものになるし、復路は力が尽きた状態で走行することにもなりそうだ。

一人で走る時であっても、このルートなら誰か良い目標となってくれそうな人が現れるだろうし、可能な限り、このルートの走行を続けてみようと思った。それにしても、自信がなくなるね、物見山の猛者が色々と現れる状況になってくると。自分の闘争心がアッサリと失われてしまう実力差をなんとか縮めることができるのだろうか。





2016年6月18日土曜日

西武園バンクを走行







今日は西武園の無料イベントに参加し、競輪のバンクを初走行することになった。一般走行20分、一周タイムトライアルを走行したわけだけど、疲れは想像以上だった。

走行時間の合計は20分弱だったけれど、飲み物は2リットル近く補充するぐらいに疲れた。距離をそんなに走らないからボトル1本あれば平気かなと当初は思っていたのにね。日差しが強く、気温が高かったのも原因になると思うが、それ以上に全力走行を続けることで体力が消耗してしまった。

一般走行20分の最初の数週は調子にのって突き進むことができたのに、脚を踏み切ってしまうと、目の前のバンクが苦行となるくらいキツイ。実際の走行時間は15分弱だった。前半で喉が渇く状態となり、後半は周回を重ねるのがやっとの状況。短距離走の繰り返しは本当にキツイ。

コースの黄色の線の外側を走るには40km/h以上の速度が必要で、スタミナ的には2周も持たない感じ。40km/hで走っても、バンクに対して垂直になっているわけではなく、バンクを利用した走行をするには相当な速度が必要だと思った。

勾配30%と言われているバンクを実際に歩いてみると、感覚的に40%以上ありそうな傾斜になる。ロードバイクで走行している時はペダルが地面に接するのではないかと心配になるぐらいだった。慣れればそのまま行けるようになったけど、40km/hを維持し続けるのはキツイ。

一般走行後は、尻付近のハムストリングが筋肉痛みたいな感じになった。一応、毎週末のライドと日頃の簡単な筋トレをしていたのだが、今回のバンクの走行はそういったトレーニングを上回る強度だったということなんだろうな。

タイムトライアルのタイムで30秒を切ることが出来れば、競輪選手レベルということらしい。自分のタイムは34秒台。スタートでのダンシングの加速、最後のスプリント、これが上手くできればタイムを向上させることができたのかもしれないが、自分にはその踏み足は残っていなかった。男子子供の部で33秒台を出していた猛者がいたから、こういった世界の凄さの一端を垣間見たような気がする。

なんにしても、貴重な経験となったと言えるのかな。間近で見る競輪選手の体格にも圧倒されたし。速い子供や女子が一般にもいるわけだし。

2016年6月12日日曜日

タイヤを25Cから23Cへ

CAAD12のリアタイヤのキズが気になってきたので、交換することにした。このキズは2ヶ月以上前から付いていて、今まで何の問題もなかったのだけど、リアが平らになってきたこともあって、そろそろ交換時期といった感じ。

平らになったリアタイヤを指で裏表で挟んでみると、かなり薄くなっていた。何事もなければまだ走行できるのだろうけど、切り傷などで簡単に貫通しそうな薄さは精神衛生上あまり良くない気がする。

フロントはほとんど削られていないので、まだ使える状況だったんだけど、思い切って前後共に一緒に交換。新しいタイヤは同じマビックイクシオンプロの23C。変わったのは新しいマビックのロゴぐらいで、タイヤのトレッドパターンは特に変わっていない。

最初のイクシオンプロも23Cだったし、今回の交換で戻すことになったのだが、最初の23Cと比べていくらか空気量が増えているのではないかと思える。最初のイクシオンプロはトレッドパターンが一つ前のタイプで、コスミックカーボンのリムに面一といった感じだったんだけど、今回の23Cに入れ替えると若干タイヤの膨らみがなんとなく分かる感じになる。

次の走行で、久しぶりの23Cを味わうことにしよう。


2016年6月11日土曜日

休憩所のバイクラックで感じたロードバイクのヒエラルキー

今日は越生の龍穏寺までのサイクリングで、山猫軒やあじさい街道を散策する感じになった。咲いているアジサイもあったけど、アジサイの見頃は来週当たりになるのだろう。あじさい街道の先まで登ってみると、未舗装となっていたのでそこで折り返し。シナプスの28Cタイヤだったら、その先を目指すことができそうだった。

山猫軒の坂道は異常だと思う。どちらから登るにしても、降るにしても、転倒しないように注意が必要。一方はコンクリート舗装、もう一方はアスファルトなんだけど砂利がばら撒かれてる状況で、途中で力尽きる前に足を付いた方が安全だろうな。砂利ルートから足を付かずに登ったんだけど、今思い返すとちょっと無謀だったような気がする。

越生のルートはやはり厳しいとつくづく思った。6%前後の勾配かと思っていたら、急に10%以上の勾配となる坂道が現れるんだよね。砂利道も出てくるし。

25Cのリアタイヤにキズがあるので、次の新しいタイヤを検討しているのだけれど、23Cに戻してみたいと思っていたのが、こういうルートを走ってみると、やっぱり25Cだよな、と次のタイヤ選択に迷いが生じてきてしまう。







暑さというか、日差しが強くなりそうだったので、龍穏寺で折り返して、途中のシロクマパンに立ち寄ることにした。店に到着すると、先客が数人いて、開店まで数分の間待つことになった。待っている間にも、何人か客が増える感じで、シロクマパン人気は凄いなと思った。

シロクマパンにはバイクラックが用意されていて、そこに自分のバイクを掛けるのだが、そこに置かれたバイクを見てみると、高額なバイクばかりということに気付く。ビアンキ、ルック、デローザ、キャニオン、グレードは色々だったのだけど、ホイールはレーシングゼロ、キシリウムエグザリット、といった状況。

高額バイクばかりが掛けられているバイクラックの隙間に自分のバイクを置く時ってさ、何とも言えないヒエラルキーが感じられる瞬間になるのではないだろうか。パン一つを食べるために立ち寄っただけなのに、そういった瞬間を感じてしまった。

自分のバイクもそれなりのコストが掛かっているのに、何故か気が引けてしまうんだよね。

若い女性も混ざっていたんだけど、ラファのジャージを颯爽と着こなしているのを見ると、さらに、そのヒエラルキーが増幅される感じ。まー、自分が着ていたジャージがセール品の2900円、パンツは1000円だったというのが、その要因になったのかも。ラファのジャージは価格で諦めがついたし、セール品で不満が特になかったという自分への弁明は一応持っているつもりだけどね。

自分が20代の頃を思い返すと、自転車に10万円も使うことはあり得なかったということも、こういうところに繋がるような気もする。

ロードバイクのパーツやブランドの知識が増えれば増えるほど、このバイクはスゲーなっていうのがすぐ分かるようになるわけだけど、こういった知識もヒエラルキーを感じる要因になっているような気がしなくもない。

高額バイクの隣に自分のバイクを置くのは、どういうわけか気が引けるんだよね。心のどこかで、避ける傾向が出てきてしまうのは、おそらく、現実的な場面として、自分の不注意で相手のバイクにキズを付けたくないというのがあるのだろう。ただ、普通に置く分には何の問題もないはずなんだよな。

ロードバイクのヒエラルキーをそれほど気にしていたつもりはないけれど、深層意識の中でこれを取り除くことはできそうもない。やはり、高級ブランドというのは価格以上のものが加算されていくということなんだろうな。


2016年6月8日水曜日

ジロデイタリア2016のニュートラルカー


ジロのニュートラルカーが気になっていたんだけど、この動画で紹介されている内容を見ると、シビックが欲しくなると思ったのと、ニュートラルバイクはピナレロドグマKだったのか、ということ。ニュートラルバイク1台で結構な価格になっていそう。ビットリアのホイールもいいな。

白のドグマKは良いと思ったし、ビットリアのグラフィックをまとった白シビックもカッコいいんだよな。買おうと思えば手の届く価格だし、シビックであればどんな乗り方にも合うだろうし、ロードバイクを載せてあちこち出かけるのも楽しくなりそうな気がした。

シビックのワゴンタイプって、国内で販売されているのだろうか。タイプRなら販売されてるようだけど、ワゴンもあるなら考えてしまう。

2016年6月7日火曜日

ロードバイクで不健康になってしまったのかも

自分の身体は不健康状態となっており、その原因は食べ過ぎにあると思っている。

昨年の健康診断で中性脂肪、悪玉コレステロールが引っ掛かり、再検査となり、その後の診断により投薬という事態に陥ってしまっている。こんなに運動しているのに、という無念さが残る。

思い起こせば、お菓子が好きだったし、もともと中性脂肪は高めだったわけだけど、食べる量を減らせばそれなりに減らすことが出来ていた。ロードバイクに夢中になる前はね。

ロードバイクに乗って2年目に乾燥肌で悩まされることになり、日頃の食生活の乱れとストレスによるものだと思っていたのだが、現状に至った心境としては、ロードバイクによる影響が強く出てしまっているのではないかと思い始めている。

以前は、フットサルとバドミントンを週二回のペースでやっていた。まー、上手い方ではなく、あくまで運動と言った感じで参加している程度で、1~2時間の運動の中で充実していたんだよな。大量の汗をかいていたし、ドリンクも1リットルを飲み干す勢いだった。

フットサルとバドミントンをやらなくなって、ロードバイクに変わったわけだけど、4~6時間の持久的な運動に切り替わったことで、身体が変化してきたように思う。その理由はドカ食い。

ロードバイクでこれだけ運動したのだから、という考えでもって、色々な物を食べすぎるようになってしまったのが原因だと思う。偏食になったつもりはなかったけれど、ロードバイクで帰宅した後のドカ食いにより、大量に食べ物を欲するようになってしまったことで、お菓子や甘いものを食べる量もそれなりに増加してしまった感じになる。

食べ物を多く摂ることで、自分の身体が鍛えられるという誤解を生じさせてしまったのだろう。食べ物を必要な分だけ摂るのは問題ないけれど、自分の場合、その許容量を超えてしまっていたようだ。

日頃のママチャリ通勤も運動しているという勘違いの元となってしまっていて、これだけ運動しているのだから、日頃からお菓子を食べすぎても問題はないという誤った認識となってしまっていた。帰宅中の寄り道で菓子パンを毎日食べてたし、夕飯前にも空腹感があったのでツマミ以上の食べ物を取っていたのもダメだったんだろうな。

ロードバイクで長距離の走行をする時には、エネルギーを切らさないように補給が重要だということが一般的に言われているけれど、ロードバイクに乗っていない、平日の食生活において過剰な補給を行ってしまっていたことになってしまうのだろう。

それにしても、煮干しが悪玉コレステロールの原因になるとは思っていなかった。青魚はコレステロールを下げると言われていて、煮干しやシラスを良い食べ物としてカウントしていたのだが、実態は逆の方向で、これを診断の前に食べ続けていたのがダメだったのかもしれない。中性脂肪は標準上状態に戻っていたのに。。。

食べ過ぎ、そして、悪玉コレステロールが高まってしまうような食事には気をつけよう。これだけ運動しているのだから、といった過信による暴食は良くない。








2016年6月6日月曜日

カーボンサドルが気になってきた





http://fabric.cc/shop/saddles/alm/

とうとう、こういったパーツにまで物欲が押し寄せてきたという感じ。1台目のサドルはキャノンデール・シナプスアロイの純正品でフィジークのアリアンテに似た形のタイプで、2台目のサドルはCAAD12に標準装備されているセラロイヤルのseta s1。

どちらも痛みで困ったことはなく、自分に合っているのか、合っていないのか、よく分からない。痛くて乗り続けられない状態に陥ったことはないので、どちらでもいいと言えるのかも。意外だったのが、セラロイヤルのseta s1で、フラットすぎる見た目の印象によって、痛みが出てくるのではないかと思っていたんだけど、全くそんなことはなかった。

1台目のサドルで問題がなかったので、キャノンデールの純正品が自分に最も適しているサドルだと思っていたのが、セラロイヤルのフラットサドルで覆されてしまったんだよね。その人に合うサドルは人それぞれであり、自分に合うサドルも一つぐらいしかないのかなと思っていたし、その一つが1台目のロードバイクのサドルだと思っていたのだが。

どうやら、自分はサドルの形状をそれほど選ばないのかもしれない。脚の色々な筋肉を使うために、サドルをずらして座る位置を変えたりしているので、これが結果として、尻の痛みを分散させていることになっているような気もするし。

まー、長距離乗るとしても、150km超なんて想定していないし、今の乗り方であれば乗ったとしても120km前後に収まる距離。最近は午前中に帰宅するルートが多くなっているし、80km前後の運動がちょうどいいと思っていたりする。

そこで、急浮上してきたのが、ファブリックのALM。3Dプリンターで作られたサドルなんだけど、特徴として、レールの作りが上手い具合にしなるようになっているところ。イベントで座ったことがあるんだけど、意外と座り心地が良かったのが印象に残っている。あの乗り心地であれば、ロードバイクで座っても許容範囲だろうなと。あるいは、今のサドルよりも乗り心地が良くなるのかもしれない。

加速で踏み込む時、ダンシングやスプリントで感じることのできる軽快さを味わうために、CAAD12にはサドルバッグを付けていないんだよね。付けてるのはボトルのみで、ロードバイクの上部の重さを少し軽くするだけで、バイクとの一体感を引き寄せることが出来るので、こういった感覚を重要視したいと思ってる。

ネット販売で検索すると激安のカーボンサドルが目につくので、こっちも試してみたいなと思ったりするけど、ファブリックを選んだ方が間違いはないだろう。問題は価格。4万5千円というのは少し迷うんだよね。


2016年5月31日火曜日

2016モデルのキシリウム

もうホイールを買うことはない、、、と思ってコスミックカーボンを2年前に買ったわけだけど、新製品は気になるもので、今の自分に合うのはなんだろうなと考えながら、マビックのホームページを見てみた。

やはり、一番気になるのはキシリウム。試乗でキシリウムが一番良かった感覚があったし、万能な性能が最も評価されるべき部分になると思っているから。年月が経過してもキシリウムを愛用している人が多いと感じるのも信頼できるところ。

2016モデルで注目したいのはカーボンモデル。マビックのカーボンホイールはコスミックぐらいしかなかったのに、いよいよローハイトリムにもカーボンが登場することになる。キシリウムと言えばアルミリム、きし麺アルミスポークというのが定番になると思うのだが、カーボンモデルは新たな方向性を持つことになるのだろう。






自分の購入候補となるキシリウムは次の3点。
キシリウムプロ \151,200  1,475g
キシリウムエグザリット \183,600  1,395g
キシリウムプロカーボンクリンチャー \280,000  \1,390g

重量と価格のバランスを見てみると、エグザリットがちょうど良いような感じがする。重量がカーボンとほとんど変わらないし、見た目も全部黒で統一されているからね。絶対的な性能であれば、10万円を上乗せして、カーボンを選ぶ方が良いんだろうけど、どのくらい違うものになるのか気になるな。

2016年5月27日金曜日

ビアンキのジロでの活躍、、、と思ったら



イタリアの老舗ブランドが、ジロデイタリアで活躍するというのは見ていて応援したくなる。2016年、ジロデイタリアの終盤で総合首位となっているビアンキ。ステフェン・クルイスウィクがこのまま総合優勝に向かうのだろう。バルベルデ、ニバリ、他の優勝候補を抑えて、総合首位にいるステフェン・クルイスウィクは凄いと思った。

ビアンキの活躍で自分の記憶にあるのはマルコ・パンターニで、自分はそれなりにオッサンなんだなと改めて思ってしまう。若い人にはリアルタイムの活躍は知られていないけれど、自分にはリアルタイムだったんだよね。

自分の中では、ビアンキはそれぐらい過去の活躍から遠ざかっていて、古豪のブランドになっていると思っていたのだが、今回の活躍でビアンキの新たな歴史に刻まれることになるのだろう。

ビアンキのフラッグシップとなるオルトレXR2は欲しいと思えるバイクで、ブランドイメージに加えて、今回の活躍で泊が付くことになりそう。この動画によると、その重量は7kgとなっていて、これでジロの山岳コースを走り回っているのかという感じ。

チームカラーに黄色が入っているのは、マルコパンターニの時のチームカラーを思い出させるんだよな。チェレステと黄色は何か良い相性があるのかもしれない。

それにしても、勢いのあるスペシャライズドを抑えて、ビアンキが首位にいるとは思わなかった。やはり、活躍することによってそのバイクが評価されていくようになるんだろうな。ピナレロのドグマもそうだし、スペシャライズドのターマックも、グランツールや世界戦で結果を残しているわけで、ビアンキもこのまま優位を保てば、その中に入ることになる。

最近のロードバイク人気によって、ビアンキ乗りが増えているのを実感しているのだが、どちらかというと初心者に受け入れられているのもの、上級者には少ないように見えたのがビアンキだったのが、今回の活躍で変化することになるのかもしれない。

と思っていたのが、昨日まで。



stage19で落車により、総合首位からビアンキが陥落。まじか、という展開だし、物凄い残念な気持ちとなってしまった。応援している自分なんかよりも、選手本人とチームの方がショックが大きいだろうな。ジロは最後まで勝者が分からない、過酷なサバイバルレースということを改めて実感する。

それにしても、終盤のコースに雪壁が出てくるとは。



2016年5月26日木曜日

水分補給はレモン水



暑さにやられそうな天候が続くと、水分補給をどのようにとっていくのかが非常に重要。以前はスポーツドリンクとオレンジジュースで乗り切っていたのだが、最近は水と塩分チャージタブレットで済ますようになった。

塩分チャージタブレットはスポーツドリンクに近い成分になるので、とりあえずこれを5~6個持っていけば一回のライドでなんとかなる。そして、水分補給は普通の水の方がスッキリとしていて、特に冷えていなくても、身体を冷やすには十分な感じ。

自分の走行ルートの休憩所には大体のところで給水可能となっているので、水の補給に特に問題はないのだが、疲れてくると味気の無い水では飽きてくるので、酸っぱいものが欲しくなるんだよな。そういう時に、レモン水をちょっと混ぜればそれで解決。スポーツドリンクほど甘くはならないし、水本来のスッキリ感そのままというところが、今の自分に合っている。

今年の夏はレモン水で乗り切ることに決定。




2016年5月24日火曜日

ジロデイタリアの青いジャージ




今、ジロデイタリアが開催中で熱い戦いが繰り広げられている。2016年の勝者は誰になるのだろうか。選手や機材の気にしながら、ハイライトをチェックしていたりするのだが、気になったのは青いジャージ。

ジャージはモノトーンでシンプルなものが好きなんだけど、この青いジャージはイタリアらしさも含まれて好感度が大となっている。サッカーのイタリア代表は青いユニフォームなんだけど、そのイメージがこのジャージに重なるね。

山岳賞のジャージなので、登りが苦手な自分に相応しいかと言われると辛いが、こういうジャージはそういうことは抜きにして、欲しくなるね。ツールドフランスの黄色いジャージも持っているわけだし、ジロのジャージも一枚くらいは欲しくはなる。



ペダリングと踵の位置

日曜は久しぶりに荒川サイクリングロードを走ってみた。行きは右岸、鴻巣市のポピーを見て、帰りは左岸でのんびりとしたものとなった。右岸はひたすら走り込むルートになるのに対し、左岸は死角になるコーナーが多くて、対向車に要注意となるが、景観を楽しむなら左岸でいいかなと思ったりする。



自分の仮説として、「普段から爪先立ちに慣れているのであれば、サドルを高くすることも可能」ということを取り上げておきたい。

自分のペダリングを同行者に撮影してもらって気付いたのは、ペダリングの踵の位置。自分の場合、サドルを低めにしているわけだけど、ペダルが最下点を通過している時に、後ろから見るとそれほど踵が上がっていない。最上点でも踵がそれほど上がっていない感じになる。

踵を上げる方が良いのか、それほど上げなくても良いのか、自分には判断できない状況であるが、同行者のペダリングを見る限り、自分に合った踵の位置とするのが良いのだろうと思っている。ただし、パワーを出しやすい、ポジションが良いと言った視点ではなく、あくまで自分の身体の動きに対応した位置ということであって、よりよい効率を追求するのであれば、これを考えなければならないのだろうけど。

おそらく、ヒールを履きなれている女性であれば、ペダルの最下点と最上点のどちらにおいても、踵が上がった状態が苦になることは少ないはず。同行者のペダリングは最下点でも踵が上がっているし、最上点でも踵が上がっていた。

一方の自分のペダリングでは、最下点で踵を上げるのに慣れていないこともあって、同行者ほど上げることはできないでいる。でも、最上点では引き足によって、踵が上がっている感じ。

サドルの高さは、自分と同行者ではほぼ同じ高さとなっていて、身長が自分の方が高いはずなのに、脚の長さが同じなのか、、、とショックを受けていたのだが、爪先立ちをした状態でのサドル高さと、踵立ちした状態での高さの違いが、サドルの高さに現れたのだと思いたい。

自分の踵の位置はどうかということになると、今のところ、変えるほどでもないかなと思っているだが、引き足で踵を上げないように、足首の角度を変えないようにする意識を持った方がいいのだろうか、とも思えなくもない。

動画を通じて、自分のペダリングをゆっくり観察することで、何か見えてくるのかもしれない。


2016年5月14日土曜日

林道和知場線(二本木峠)

今日は二本木峠を登って秩父牧場までのサイクリングに行ってみた。林道和知場線を登るのは今回で2回目。2年前の1回目の挑戦では、自宅まで残り20kmの帰り道で脱水症気味となってしまい、脚が吊った状態でリタイアした苦い思い出の場所となっている。塩を舐めても辛さが分からなくなっていたくらいに脱水症状を引き起こしていたんだよな。


今回はガーミンで勾配を確認しながら進んだわけだけど、やはりこのルートはキツイと改めて思った。前半は9%前後の勾配が続き、九折がいくつ出てくるんだ?というような感じになる。後半になると少し緩い勾配が出てくるんだけど、緩いと言っても7%前後。そして時折10%を超える勾配が登場するので、前半で力を使い切ってしまうと、非常に負担が重くなってくるメリハリの効いた坂道となっている。

進んでいる間のガーミンの勾配は9%前後を示していることが多かったんだけど、セグメントを見て納得。平均勾配が9%超えている区間だったんだね、ここは。

いつも、バックポケットにボトル1本と携帯工具類一式を入れているのだけれど、これが後ろに引っ張られるような感覚にさせられる峠は久しぶり。腰の負担を和らげるためにダンシングを混ぜながら進んで行く感じだった。

調子に乗って、前半のギアを前34t後25tで進めていたのもダメだった要因になるのかも。3kmほど進んだあたりから25tでは限界を感じて、28tそして32tで脚を休ませる状況になってしまった。自分の実力では20分ぐらいが限界で、30分以上のヒルクライムはペース配分をもっと落とさないとダメなんだろうな。

林道和知場線は、苦しいヒルクライムルートになるけれど、日陰が多く、車の通行が滅多にないので、ここは穴場と言えるルートなのではないかと思う。白石峠並みにきついと思うし、良いトレーニングルートだと思うんだけど、何故か不人気なルートになっているんだよな。

皆谷地蔵堂の橋場から秩父牧場へ登るルートは、日なたばかりで交通量も多く、今日のような暑さだと秩父牧場に辿り着くまでに脱水症状を引き起こしそうなんだけど、結構、登ってくる人がいるんだよね。













牧場で休憩してからポピー畑を見に行くと、微妙な開花状況だった。見頃は来週になるのかもしれない。ポピー畑は牧場を少し降った先にあるので、また登らなくちゃいけないのかと、ネガティブな思考に捉われてしまう自分がいるので、やはり自分は坂道が好きではないということなのだろうな。





2016年5月8日日曜日

神宮の試乗会とラファへの立ち寄り






今日は神宮の試乗会まで足を運んでみた。2台目を買ったばかりだし、新しいロードバイクが欲しいわけでもないので、試乗ではなく、現在の販売車のラインナップを間近で見るのが目的ともいえる。まー、先着400名までとなるマビックのグッズを狙っていたのだが、試乗をしないと貰えないようだったので少し残念。

この試乗会では自分のペダルとシューズでコースを走行できることと、ハイエンドモデルまで揃っていることが特徴。試乗に来ている人達もそれなりに良いバイクを乗って来ているので、初級者だけでなく、ハイエンドモデル狙いの人も大勢いた感じになる。

ハイエンドモデルを集めて、ここまで比較できるような試乗会はそんなにないだろうな。ショップでは眺めることしかできないようなハイエンドモデルが持って触れる場所に置かれているので、試乗をしなくても、モデルを眺めるのが好きな自分のようなタイプの人にもおススメできる試乗会になるのかもしれない。

若い人から年配の人までいたし、女性の比率も結構高かったような気がする。ロードバイク人気は継続しているということか。今後も増加していくことになるのかも。



自分の独断と偏見から見たイチオシのバイクは、ラピエールのゼリウス、キャノンデールシナプスディスクになる。ラピエールの造形とグラフィックは数ある試乗車の中でも印象に残る感じ。シナプス、ディスクブレーキモデルのオールラウンド的なバイクとして選ぶなら、これだろうなという思いから。

ファブリックのサドルの展示も行われていて、色々なサドルを跨ってみると、意外とカーボンモデルのサドルが合いそうな感じがしたな。レールを含めたシナリにより、乗り心地もそれほど悪くはならない感じだった。自分のCAAD12にカーボンサドルを考えてみてもいいのかも。

トレックは全般で良い印象があった。同じアメリカンブランドのキャノンデールは、エボもCAADも見た目がシンプルな丸パイプフレームなのに対して、トレックの造形は四角フレームとギミックを組み合わせた複雑なフレーム。カラーリングも他のブランドだとほとんどが黒ばかりになってしまうのだけれど、トレックの場合はカラフルなものが多い。そして、トレックの振動吸収に対する研究の情熱は凄いものがあると思った。クラシックのスペシャリストであるカンチェラーラが開発に加わっていたことが大きく影響しているのだろう。

ドマーネのISOスピードの説明を受けると、これは他のブランドにはない別物のバイクだなと感心してしまう。ヘッドチューブ、シートチューブのしなり具合は素直に欲しいと思った。日本の道路は他国と比べて、路面が荒れていない方だと思うけれど、だからといって振動吸収が不要なほど綺麗なわけではない。

トレックのカーボンハンドルにも感心させられた。ゴム入りのカーボンハンドルはコツコツ感が普通のカーボンハンドルに比べてマイルドになっていたから。CAAD12にISOスピードの装着は不可能だと思うが、ゴム入りカーボンハンドルは装着させてみたいと思ったな。




帰りは近くのラファに寄ってみることに。商品を色々と見てみると、良い素材が使われていることがよく分かる。skyのジャージも定番で良いと思ったし、水色の派手ではない普通のジャージも良い感じがしたね。

ピナレロのロードバイクを買っていたら、自分の場合、間違いなくラファのジャージで揃えることになっていたと思うし、これが高額なジャージを買わずに済んだ理由ということで、欲しい商品が目の前に一杯あったのを諦めることが出来た、と気持ちの上では整理しておく。まー、上下で揃えてみたくなるよな、ラファは。

カフェには結構人が入っていて、これが都心のサイクリストの生活なのかなと思った。越生のシロクマパンとは別の空間になっている感じ。都幾川や越生でのサイクリングだと、補給所兼休憩所として機能しているのにの対して、ラファはショップという側面の方が強い感じがしたね。まー、場所柄から言えば、運動して汗ダラダラで入っていくような場所ではないんだろうな。

本当は、早起きしてサイクリングする予定だったのだが、寝坊してしまい、都内の試乗会を見に行くというマッタリした一日となった。



2016年5月5日木曜日

白石峠の人気は凄いんだけど、、、





今日は久しぶりに定峰峠と堂平山へのサイクリング。午前6時過ぎに自宅を出発して、昼12時過ぎに帰って来れる程良いルート。連休中に行ってきた渋峠がここよりも絶景なのは間違いない。でも、自走で往復できる定峰峠から堂平山のルートも納得の景色だと思った。

定峰峠と堂平山をリア22tで登りきれたのはちょっと嬉しい出来事だった。CAAD12の性能のおかげなのかしれないが、春先から脚の調子が良い方向にあるので、それなりに脚力が付いてきたということなのだろう。

定峰峠の特徴として、混雑のない交通量、広めの道路、多くの日陰、程よい勾配、といった点が気に入っている。初心者向きと言われている峠であるが、堂平山という目的地も設定できるので、景色や達成感を十分に味わう楽しみがあると思うし、自分にはこれぐらいがちょうどいい。

帰りに白石峠を降ってみると、30~40人程の登りのロードバイクとすれ違うことになった。白石峠の人気は凄いなと思う一方で、何故、こんなに人気があるのかが自分には理解しにくい。車もそれなりに走っているので、狭い道路でのすれ違いは結構気を使う。

脚力の足りていない人はフラフラしてるし、右側を逆走してる人もいた。こういったロードバイクを登りの車が追い越す際に、反対車線まで飛び込んでくるので、下りでの速度は出しにくい。カーブの連続、そして上下に道がうねるような感じになっているので、視界が非常に悪い。何かが飛び出してきても避けられるように、安全な速度域で降っていくしかない。

休日の白石峠の混み具合は、ロードバイクの人気に比例しているような気がする。埼玉の有名処なので、人が集まるのは仕方のないことなんだろうな。自分としては、定峰峠の方が走り甲斐があると思うのだが。





2016年5月3日火曜日

2016 渋峠




今年で渋峠は3回目となる。暖冬の影響で残雪が少なかったけれど、前日の悪天候により、例年とは異なった景色が見られたのは良かった。前日は雪が降ったようで、樹氷のような展開が渋峠では見られたんだよな。

明るく照らす太陽、青い空、草木の緑、灰色の溶岩、白い雪景色、先まで続くアスファルト、こういった景色が見られるのは、この時期の渋峠ならでは。

交通規制は午前8時に解除されることになっていたのだけれど、前日の雪によって、午前10時まで待たされることになった。リフト乗り場の駐車場には、解除を待つ車が列となっていて、バイク乗りも結構多い。こういう光景をみると、このルートは人気スポットだと改めて実感する。

ロードバイク乗りも人数がそれなりにいて、色々と話を聞く良い機会となったのだが、話の内容に圧倒されてしまったところがある。1日に3000mも登る人や、身体が細くて明らかにクライマーといった体型の人がいて、自分とは別次元っぽいところでここに来ているようだった。榛名山を登ってから、ここまで自走で来た人もいて、明らかにレベルが異なる感じだった。

まー、自分のようなレベルの走りでも十分に登れる場所になるし、写真を撮るスポットも多いので、適度に休憩しながら進めば、ロードバイク初心者でも問題のないルート。

下りの服装は真冬装備を想定しておく必要がある。自分の場合、指先が冷えやすいのでグローブは真冬の二重装備でないとダメだった。

ロードバイクに乗り始めてから、様々なところで走っているけれど、この時期の渋峠は別格だね。国道最高地点というゴール、汗だくにならない程よい気温、景色をゆっくり堪能できる、といったことを含めて、他のヒルクライムとは一線を画していると思う。




2016年5月1日日曜日

10年前のハイエンドモデルの底力

http://www.cyclowired.jp/news/node/11753

今日は休憩所で、LOOK595乗りの人とロードバイク談義をすることになった。色々と参考になった話も多いのだが、最も衝撃を受けたのはLOOK595の素性の良さ。まー、駐車場で少し跨った程度での話にすぎないんだけど、10年前のハイエンドモデルの底力を実感することになった。

CAAD12にそれなりのコストを掛けているのに、10年前のハイエンドモデルを超えることは難しいということになるんだな。

595乗りの方は、マグネシウムのドグマから595に乗り継いだらしく、コンポは10速デュラエース。ホイールはBORAG3。当時のハイエンドパーツがそのまま装着されている状況。ちょっと漕いだだけで、自分のCAAD12とは別の良さがすぐに分かるぐらい。595もスゲーなと思ったんだけど、ドグマにも乗っていたということも凄い。

BoraG3はよく出来てる。使い込まれた感があるホイールなのに、ダメなところは全くない。時が経っても良い物は変わらないということか。あの軽さとディープリム、そして回転の良さ、10年経っても劣化することはないようだ。

595のフレームにはキズが付いていたけれど、ペイントの擦り傷程度で、カーボンそのものには全く問題のない状態。ハイエンドモデルは軽量でレース向きになっているので、神経を使うものだと思っていたのだけれど、使い込まれた状態のフレームを見る限り、経年劣化はほとんど分からないレベル。ハイエンドはそれなりに頑丈にできてるということがよく分かった。

CAAD12を買う前に、使い込まれたLOOK595を知っていたら、購入候補が違っていたのかもしれない。やはりハイエンドは出来が違うということになるのだろうか。それとも、ハイエンドレベルになると、進化の度合いがそれほど変わらないということになるのかも。

10速デュラエースを始めて触ることになったわけだけど、さすがにコンポだけは自分の電動アルテグラが勝っていたといえる。コンポの性能は2世代以上異なるので当然と言えば当然のことなのかもね。当時のデュラエースの性能を知ることで、今の10速ティアグラもそれなりによく出来ているんだなと実感した。

フレームとホイールは、今後もそれほど劇的に進化することはないのかもしれない。エアロや軽量化といった見た目やスペックでの変化はあるのだろうけれど、乗った時の印象でそこまで劇的に変化を感じることが出来るものなのだろうかと思った。

LOOK595乗りの方の話によると、ドグマはフレームに亀裂が入ってしまったとのことで、いずれ自分のCAAD12にもそういう事態が訪れることになるのだろうなと思った。ただ、その方はフルマラソンもやっているようで、ロードバイクでも相当な走り込みをしていると思えるので、年間走行距離が3000~4000キロ程度の自分の乗り方であれば、そこまで心配することもないのかなと思ったりする。

ハイエンドモデルが長く性能も維持できるということが分かった出来事になるし、CAAD12が10年前のハイエンドモデルにかなり近づく性能を持たせることも分かったので良い勉強になったかと思う。

それにしても、いや、マジでハイエンドモデルを買っておけば良かったのかも、と考えてしまう自分がいた。あるいは、LOOK765を選んでおいた方が良かったのかも、とかね。







4月のサイクリング

4/9 清里までの輪行サイクリング

出発は始発で片道4時間の輪行だった。八王子で乗り換えた松本行の中央線が非常に混雑していたことに衝撃を受ける。中央線の下り電車は、ハイキングの人達が多いので、始発の電車は物凄く混雑すると思った方がいいみたい。

清里は八ヶ岳の景観も良いと思うけど、自分的には麓の高原の景色の方が好み。どこまでの拡がる平地をサイクリングするのは気分がいいものだと思った。









4/10 椚平の桜並木サイクリング

椚平の桜並木を見に行ったら、ちょうど満開だった。ここの桜は九折になっている場所になっているので、結構迫力がある。白石峠や定峰峠のような有名な場所になってしまうと、人が多いなと思ってしまうけれど、椚平はあまり人がいないので、花見を独占できるところが気に入っている。天気が曇りだったのが少し残念。








4/23 弓立山サイクリング

弓立山の頂上まで初めて登ることになった。3年前の大雪で閉鎖されていたのだが、最近になって復旧したようだ。弓立山の標高は低いのだが、結構な勾配の登りになるので脚が鍛えられる感じ。自走での往復で70km前後に治まるルートに弓立山があるので、気軽に楽しめるヒルクライム場所として気に入っている。

鳩山の太陽光発電の設置場所は芝桜が満開となっていた。秩父の羊山公園まで行かなくても、これで十分見ごたえがあったのかも。











4/30 白根山、渋峠サイクリング

今回で3回目のサイクリングとなる。今年は暖冬の影響で、雪壁の高さが低くなっていた。前日の悪天候により、通行止めの解除が午前10時となり、少し待たされたが、いつもと異なる景色を堪能できたので待った甲斐があった。木々が樹氷のようになっていたのは、こういうタイミングでしか見ることができないんだろうな。