2016年5月31日火曜日

2016モデルのキシリウム

もうホイールを買うことはない、、、と思ってコスミックカーボンを2年前に買ったわけだけど、新製品は気になるもので、今の自分に合うのはなんだろうなと考えながら、マビックのホームページを見てみた。

やはり、一番気になるのはキシリウム。試乗でキシリウムが一番良かった感覚があったし、万能な性能が最も評価されるべき部分になると思っているから。年月が経過してもキシリウムを愛用している人が多いと感じるのも信頼できるところ。

2016モデルで注目したいのはカーボンモデル。マビックのカーボンホイールはコスミックぐらいしかなかったのに、いよいよローハイトリムにもカーボンが登場することになる。キシリウムと言えばアルミリム、きし麺アルミスポークというのが定番になると思うのだが、カーボンモデルは新たな方向性を持つことになるのだろう。






自分の購入候補となるキシリウムは次の3点。
キシリウムプロ \151,200  1,475g
キシリウムエグザリット \183,600  1,395g
キシリウムプロカーボンクリンチャー \280,000  \1,390g

重量と価格のバランスを見てみると、エグザリットがちょうど良いような感じがする。重量がカーボンとほとんど変わらないし、見た目も全部黒で統一されているからね。絶対的な性能であれば、10万円を上乗せして、カーボンを選ぶ方が良いんだろうけど、どのくらい違うものになるのか気になるな。

2016年5月27日金曜日

ビアンキのジロでの活躍、、、と思ったら



イタリアの老舗ブランドが、ジロデイタリアで活躍するというのは見ていて応援したくなる。2016年、ジロデイタリアの終盤で総合首位となっているビアンキ。ステフェン・クルイスウィクがこのまま総合優勝に向かうのだろう。バルベルデ、ニバリ、他の優勝候補を抑えて、総合首位にいるステフェン・クルイスウィクは凄いと思った。

ビアンキの活躍で自分の記憶にあるのはマルコ・パンターニで、自分はそれなりにオッサンなんだなと改めて思ってしまう。若い人にはリアルタイムの活躍は知られていないけれど、自分にはリアルタイムだったんだよね。

自分の中では、ビアンキはそれぐらい過去の活躍から遠ざかっていて、古豪のブランドになっていると思っていたのだが、今回の活躍でビアンキの新たな歴史に刻まれることになるのだろう。

ビアンキのフラッグシップとなるオルトレXR2は欲しいと思えるバイクで、ブランドイメージに加えて、今回の活躍で泊が付くことになりそう。この動画によると、その重量は7kgとなっていて、これでジロの山岳コースを走り回っているのかという感じ。

チームカラーに黄色が入っているのは、マルコパンターニの時のチームカラーを思い出させるんだよな。チェレステと黄色は何か良い相性があるのかもしれない。

それにしても、勢いのあるスペシャライズドを抑えて、ビアンキが首位にいるとは思わなかった。やはり、活躍することによってそのバイクが評価されていくようになるんだろうな。ピナレロのドグマもそうだし、スペシャライズドのターマックも、グランツールや世界戦で結果を残しているわけで、ビアンキもこのまま優位を保てば、その中に入ることになる。

最近のロードバイク人気によって、ビアンキ乗りが増えているのを実感しているのだが、どちらかというと初心者に受け入れられているのもの、上級者には少ないように見えたのがビアンキだったのが、今回の活躍で変化することになるのかもしれない。

と思っていたのが、昨日まで。



stage19で落車により、総合首位からビアンキが陥落。まじか、という展開だし、物凄い残念な気持ちとなってしまった。応援している自分なんかよりも、選手本人とチームの方がショックが大きいだろうな。ジロは最後まで勝者が分からない、過酷なサバイバルレースということを改めて実感する。

それにしても、終盤のコースに雪壁が出てくるとは。



2016年5月26日木曜日

水分補給はレモン水



暑さにやられそうな天候が続くと、水分補給をどのようにとっていくのかが非常に重要。以前はスポーツドリンクとオレンジジュースで乗り切っていたのだが、最近は水と塩分チャージタブレットで済ますようになった。

塩分チャージタブレットはスポーツドリンクに近い成分になるので、とりあえずこれを5~6個持っていけば一回のライドでなんとかなる。そして、水分補給は普通の水の方がスッキリとしていて、特に冷えていなくても、身体を冷やすには十分な感じ。

自分の走行ルートの休憩所には大体のところで給水可能となっているので、水の補給に特に問題はないのだが、疲れてくると味気の無い水では飽きてくるので、酸っぱいものが欲しくなるんだよな。そういう時に、レモン水をちょっと混ぜればそれで解決。スポーツドリンクほど甘くはならないし、水本来のスッキリ感そのままというところが、今の自分に合っている。

今年の夏はレモン水で乗り切ることに決定。




2016年5月24日火曜日

ジロデイタリアの青いジャージ




今、ジロデイタリアが開催中で熱い戦いが繰り広げられている。2016年の勝者は誰になるのだろうか。選手や機材の気にしながら、ハイライトをチェックしていたりするのだが、気になったのは青いジャージ。

ジャージはモノトーンでシンプルなものが好きなんだけど、この青いジャージはイタリアらしさも含まれて好感度が大となっている。サッカーのイタリア代表は青いユニフォームなんだけど、そのイメージがこのジャージに重なるね。

山岳賞のジャージなので、登りが苦手な自分に相応しいかと言われると辛いが、こういうジャージはそういうことは抜きにして、欲しくなるね。ツールドフランスの黄色いジャージも持っているわけだし、ジロのジャージも一枚くらいは欲しくはなる。



ペダリングと踵の位置

日曜は久しぶりに荒川サイクリングロードを走ってみた。行きは右岸、鴻巣市のポピーを見て、帰りは左岸でのんびりとしたものとなった。右岸はひたすら走り込むルートになるのに対し、左岸は死角になるコーナーが多くて、対向車に要注意となるが、景観を楽しむなら左岸でいいかなと思ったりする。



自分の仮説として、「普段から爪先立ちに慣れているのであれば、サドルを高くすることも可能」ということを取り上げておきたい。

自分のペダリングを同行者に撮影してもらって気付いたのは、ペダリングの踵の位置。自分の場合、サドルを低めにしているわけだけど、ペダルが最下点を通過している時に、後ろから見るとそれほど踵が上がっていない。最上点でも踵がそれほど上がっていない感じになる。

踵を上げる方が良いのか、それほど上げなくても良いのか、自分には判断できない状況であるが、同行者のペダリングを見る限り、自分に合った踵の位置とするのが良いのだろうと思っている。ただし、パワーを出しやすい、ポジションが良いと言った視点ではなく、あくまで自分の身体の動きに対応した位置ということであって、よりよい効率を追求するのであれば、これを考えなければならないのだろうけど。

おそらく、ヒールを履きなれている女性であれば、ペダルの最下点と最上点のどちらにおいても、踵が上がった状態が苦になることは少ないはず。同行者のペダリングは最下点でも踵が上がっているし、最上点でも踵が上がっていた。

一方の自分のペダリングでは、最下点で踵を上げるのに慣れていないこともあって、同行者ほど上げることはできないでいる。でも、最上点では引き足によって、踵が上がっている感じ。

サドルの高さは、自分と同行者ではほぼ同じ高さとなっていて、身長が自分の方が高いはずなのに、脚の長さが同じなのか、、、とショックを受けていたのだが、爪先立ちをした状態でのサドル高さと、踵立ちした状態での高さの違いが、サドルの高さに現れたのだと思いたい。

自分の踵の位置はどうかということになると、今のところ、変えるほどでもないかなと思っているだが、引き足で踵を上げないように、足首の角度を変えないようにする意識を持った方がいいのだろうか、とも思えなくもない。

動画を通じて、自分のペダリングをゆっくり観察することで、何か見えてくるのかもしれない。


2016年5月14日土曜日

林道和知場線(二本木峠)

今日は二本木峠を登って秩父牧場までのサイクリングに行ってみた。林道和知場線を登るのは今回で2回目。2年前の1回目の挑戦では、自宅まで残り20kmの帰り道で脱水症気味となってしまい、脚が吊った状態でリタイアした苦い思い出の場所となっている。塩を舐めても辛さが分からなくなっていたくらいに脱水症状を引き起こしていたんだよな。


今回はガーミンで勾配を確認しながら進んだわけだけど、やはりこのルートはキツイと改めて思った。前半は9%前後の勾配が続き、九折がいくつ出てくるんだ?というような感じになる。後半になると少し緩い勾配が出てくるんだけど、緩いと言っても7%前後。そして時折10%を超える勾配が登場するので、前半で力を使い切ってしまうと、非常に負担が重くなってくるメリハリの効いた坂道となっている。

進んでいる間のガーミンの勾配は9%前後を示していることが多かったんだけど、セグメントを見て納得。平均勾配が9%超えている区間だったんだね、ここは。

いつも、バックポケットにボトル1本と携帯工具類一式を入れているのだけれど、これが後ろに引っ張られるような感覚にさせられる峠は久しぶり。腰の負担を和らげるためにダンシングを混ぜながら進んで行く感じだった。

調子に乗って、前半のギアを前34t後25tで進めていたのもダメだった要因になるのかも。3kmほど進んだあたりから25tでは限界を感じて、28tそして32tで脚を休ませる状況になってしまった。自分の実力では20分ぐらいが限界で、30分以上のヒルクライムはペース配分をもっと落とさないとダメなんだろうな。

林道和知場線は、苦しいヒルクライムルートになるけれど、日陰が多く、車の通行が滅多にないので、ここは穴場と言えるルートなのではないかと思う。白石峠並みにきついと思うし、良いトレーニングルートだと思うんだけど、何故か不人気なルートになっているんだよな。

皆谷地蔵堂の橋場から秩父牧場へ登るルートは、日なたばかりで交通量も多く、今日のような暑さだと秩父牧場に辿り着くまでに脱水症状を引き起こしそうなんだけど、結構、登ってくる人がいるんだよね。













牧場で休憩してからポピー畑を見に行くと、微妙な開花状況だった。見頃は来週になるのかもしれない。ポピー畑は牧場を少し降った先にあるので、また登らなくちゃいけないのかと、ネガティブな思考に捉われてしまう自分がいるので、やはり自分は坂道が好きではないということなのだろうな。





2016年5月8日日曜日

神宮の試乗会とラファへの立ち寄り






今日は神宮の試乗会まで足を運んでみた。2台目を買ったばかりだし、新しいロードバイクが欲しいわけでもないので、試乗ではなく、現在の販売車のラインナップを間近で見るのが目的ともいえる。まー、先着400名までとなるマビックのグッズを狙っていたのだが、試乗をしないと貰えないようだったので少し残念。

この試乗会では自分のペダルとシューズでコースを走行できることと、ハイエンドモデルまで揃っていることが特徴。試乗に来ている人達もそれなりに良いバイクを乗って来ているので、初級者だけでなく、ハイエンドモデル狙いの人も大勢いた感じになる。

ハイエンドモデルを集めて、ここまで比較できるような試乗会はそんなにないだろうな。ショップでは眺めることしかできないようなハイエンドモデルが持って触れる場所に置かれているので、試乗をしなくても、モデルを眺めるのが好きな自分のようなタイプの人にもおススメできる試乗会になるのかもしれない。

若い人から年配の人までいたし、女性の比率も結構高かったような気がする。ロードバイク人気は継続しているということか。今後も増加していくことになるのかも。



自分の独断と偏見から見たイチオシのバイクは、ラピエールのゼリウス、キャノンデールシナプスディスクになる。ラピエールの造形とグラフィックは数ある試乗車の中でも印象に残る感じ。シナプス、ディスクブレーキモデルのオールラウンド的なバイクとして選ぶなら、これだろうなという思いから。

ファブリックのサドルの展示も行われていて、色々なサドルを跨ってみると、意外とカーボンモデルのサドルが合いそうな感じがしたな。レールを含めたシナリにより、乗り心地もそれほど悪くはならない感じだった。自分のCAAD12にカーボンサドルを考えてみてもいいのかも。

トレックは全般で良い印象があった。同じアメリカンブランドのキャノンデールは、エボもCAADも見た目がシンプルな丸パイプフレームなのに対して、トレックの造形は四角フレームとギミックを組み合わせた複雑なフレーム。カラーリングも他のブランドだとほとんどが黒ばかりになってしまうのだけれど、トレックの場合はカラフルなものが多い。そして、トレックの振動吸収に対する研究の情熱は凄いものがあると思った。クラシックのスペシャリストであるカンチェラーラが開発に加わっていたことが大きく影響しているのだろう。

ドマーネのISOスピードの説明を受けると、これは他のブランドにはない別物のバイクだなと感心してしまう。ヘッドチューブ、シートチューブのしなり具合は素直に欲しいと思った。日本の道路は他国と比べて、路面が荒れていない方だと思うけれど、だからといって振動吸収が不要なほど綺麗なわけではない。

トレックのカーボンハンドルにも感心させられた。ゴム入りのカーボンハンドルはコツコツ感が普通のカーボンハンドルに比べてマイルドになっていたから。CAAD12にISOスピードの装着は不可能だと思うが、ゴム入りカーボンハンドルは装着させてみたいと思ったな。




帰りは近くのラファに寄ってみることに。商品を色々と見てみると、良い素材が使われていることがよく分かる。skyのジャージも定番で良いと思ったし、水色の派手ではない普通のジャージも良い感じがしたね。

ピナレロのロードバイクを買っていたら、自分の場合、間違いなくラファのジャージで揃えることになっていたと思うし、これが高額なジャージを買わずに済んだ理由ということで、欲しい商品が目の前に一杯あったのを諦めることが出来た、と気持ちの上では整理しておく。まー、上下で揃えてみたくなるよな、ラファは。

カフェには結構人が入っていて、これが都心のサイクリストの生活なのかなと思った。越生のシロクマパンとは別の空間になっている感じ。都幾川や越生でのサイクリングだと、補給所兼休憩所として機能しているのにの対して、ラファはショップという側面の方が強い感じがしたね。まー、場所柄から言えば、運動して汗ダラダラで入っていくような場所ではないんだろうな。

本当は、早起きしてサイクリングする予定だったのだが、寝坊してしまい、都内の試乗会を見に行くというマッタリした一日となった。



2016年5月5日木曜日

白石峠の人気は凄いんだけど、、、





今日は久しぶりに定峰峠と堂平山へのサイクリング。午前6時過ぎに自宅を出発して、昼12時過ぎに帰って来れる程良いルート。連休中に行ってきた渋峠がここよりも絶景なのは間違いない。でも、自走で往復できる定峰峠から堂平山のルートも納得の景色だと思った。

定峰峠と堂平山をリア22tで登りきれたのはちょっと嬉しい出来事だった。CAAD12の性能のおかげなのかしれないが、春先から脚の調子が良い方向にあるので、それなりに脚力が付いてきたということなのだろう。

定峰峠の特徴として、混雑のない交通量、広めの道路、多くの日陰、程よい勾配、といった点が気に入っている。初心者向きと言われている峠であるが、堂平山という目的地も設定できるので、景色や達成感を十分に味わう楽しみがあると思うし、自分にはこれぐらいがちょうどいい。

帰りに白石峠を降ってみると、30~40人程の登りのロードバイクとすれ違うことになった。白石峠の人気は凄いなと思う一方で、何故、こんなに人気があるのかが自分には理解しにくい。車もそれなりに走っているので、狭い道路でのすれ違いは結構気を使う。

脚力の足りていない人はフラフラしてるし、右側を逆走してる人もいた。こういったロードバイクを登りの車が追い越す際に、反対車線まで飛び込んでくるので、下りでの速度は出しにくい。カーブの連続、そして上下に道がうねるような感じになっているので、視界が非常に悪い。何かが飛び出してきても避けられるように、安全な速度域で降っていくしかない。

休日の白石峠の混み具合は、ロードバイクの人気に比例しているような気がする。埼玉の有名処なので、人が集まるのは仕方のないことなんだろうな。自分としては、定峰峠の方が走り甲斐があると思うのだが。





2016年5月3日火曜日

2016 渋峠




今年で渋峠は3回目となる。暖冬の影響で残雪が少なかったけれど、前日の悪天候により、例年とは異なった景色が見られたのは良かった。前日は雪が降ったようで、樹氷のような展開が渋峠では見られたんだよな。

明るく照らす太陽、青い空、草木の緑、灰色の溶岩、白い雪景色、先まで続くアスファルト、こういった景色が見られるのは、この時期の渋峠ならでは。

交通規制は午前8時に解除されることになっていたのだけれど、前日の雪によって、午前10時まで待たされることになった。リフト乗り場の駐車場には、解除を待つ車が列となっていて、バイク乗りも結構多い。こういう光景をみると、このルートは人気スポットだと改めて実感する。

ロードバイク乗りも人数がそれなりにいて、色々と話を聞く良い機会となったのだが、話の内容に圧倒されてしまったところがある。1日に3000mも登る人や、身体が細くて明らかにクライマーといった体型の人がいて、自分とは別次元っぽいところでここに来ているようだった。榛名山を登ってから、ここまで自走で来た人もいて、明らかにレベルが異なる感じだった。

まー、自分のようなレベルの走りでも十分に登れる場所になるし、写真を撮るスポットも多いので、適度に休憩しながら進めば、ロードバイク初心者でも問題のないルート。

下りの服装は真冬装備を想定しておく必要がある。自分の場合、指先が冷えやすいのでグローブは真冬の二重装備でないとダメだった。

ロードバイクに乗り始めてから、様々なところで走っているけれど、この時期の渋峠は別格だね。国道最高地点というゴール、汗だくにならない程よい気温、景色をゆっくり堪能できる、といったことを含めて、他のヒルクライムとは一線を画していると思う。




2016年5月1日日曜日

10年前のハイエンドモデルの底力

http://www.cyclowired.jp/news/node/11753

今日は休憩所で、LOOK595乗りの人とロードバイク談義をすることになった。色々と参考になった話も多いのだが、最も衝撃を受けたのはLOOK595の素性の良さ。まー、駐車場で少し跨った程度での話にすぎないんだけど、10年前のハイエンドモデルの底力を実感することになった。

CAAD12にそれなりのコストを掛けているのに、10年前のハイエンドモデルを超えることは難しいということになるんだな。

595乗りの方は、マグネシウムのドグマから595に乗り継いだらしく、コンポは10速デュラエース。ホイールはBORAG3。当時のハイエンドパーツがそのまま装着されている状況。ちょっと漕いだだけで、自分のCAAD12とは別の良さがすぐに分かるぐらい。595もスゲーなと思ったんだけど、ドグマにも乗っていたということも凄い。

BoraG3はよく出来てる。使い込まれた感があるホイールなのに、ダメなところは全くない。時が経っても良い物は変わらないということか。あの軽さとディープリム、そして回転の良さ、10年経っても劣化することはないようだ。

595のフレームにはキズが付いていたけれど、ペイントの擦り傷程度で、カーボンそのものには全く問題のない状態。ハイエンドモデルは軽量でレース向きになっているので、神経を使うものだと思っていたのだけれど、使い込まれた状態のフレームを見る限り、経年劣化はほとんど分からないレベル。ハイエンドはそれなりに頑丈にできてるということがよく分かった。

CAAD12を買う前に、使い込まれたLOOK595を知っていたら、購入候補が違っていたのかもしれない。やはりハイエンドは出来が違うということになるのだろうか。それとも、ハイエンドレベルになると、進化の度合いがそれほど変わらないということになるのかも。

10速デュラエースを始めて触ることになったわけだけど、さすがにコンポだけは自分の電動アルテグラが勝っていたといえる。コンポの性能は2世代以上異なるので当然と言えば当然のことなのかもね。当時のデュラエースの性能を知ることで、今の10速ティアグラもそれなりによく出来ているんだなと実感した。

フレームとホイールは、今後もそれほど劇的に進化することはないのかもしれない。エアロや軽量化といった見た目やスペックでの変化はあるのだろうけれど、乗った時の印象でそこまで劇的に変化を感じることが出来るものなのだろうかと思った。

LOOK595乗りの方の話によると、ドグマはフレームに亀裂が入ってしまったとのことで、いずれ自分のCAAD12にもそういう事態が訪れることになるのだろうなと思った。ただ、その方はフルマラソンもやっているようで、ロードバイクでも相当な走り込みをしていると思えるので、年間走行距離が3000~4000キロ程度の自分の乗り方であれば、そこまで心配することもないのかなと思ったりする。

ハイエンドモデルが長く性能も維持できるということが分かった出来事になるし、CAAD12が10年前のハイエンドモデルにかなり近づく性能を持たせることも分かったので良い勉強になったかと思う。

それにしても、いや、マジでハイエンドモデルを買っておけば良かったのかも、と考えてしまう自分がいた。あるいは、LOOK765を選んでおいた方が良かったのかも、とかね。







4月のサイクリング

4/9 清里までの輪行サイクリング

出発は始発で片道4時間の輪行だった。八王子で乗り換えた松本行の中央線が非常に混雑していたことに衝撃を受ける。中央線の下り電車は、ハイキングの人達が多いので、始発の電車は物凄く混雑すると思った方がいいみたい。

清里は八ヶ岳の景観も良いと思うけど、自分的には麓の高原の景色の方が好み。どこまでの拡がる平地をサイクリングするのは気分がいいものだと思った。









4/10 椚平の桜並木サイクリング

椚平の桜並木を見に行ったら、ちょうど満開だった。ここの桜は九折になっている場所になっているので、結構迫力がある。白石峠や定峰峠のような有名な場所になってしまうと、人が多いなと思ってしまうけれど、椚平はあまり人がいないので、花見を独占できるところが気に入っている。天気が曇りだったのが少し残念。








4/23 弓立山サイクリング

弓立山の頂上まで初めて登ることになった。3年前の大雪で閉鎖されていたのだが、最近になって復旧したようだ。弓立山の標高は低いのだが、結構な勾配の登りになるので脚が鍛えられる感じ。自走での往復で70km前後に治まるルートに弓立山があるので、気軽に楽しめるヒルクライム場所として気に入っている。

鳩山の太陽光発電の設置場所は芝桜が満開となっていた。秩父の羊山公園まで行かなくても、これで十分見ごたえがあったのかも。











4/30 白根山、渋峠サイクリング

今回で3回目のサイクリングとなる。今年は暖冬の影響で、雪壁の高さが低くなっていた。前日の悪天候により、通行止めの解除が午前10時となり、少し待たされたが、いつもと異なる景色を堪能できたので待った甲斐があった。木々が樹氷のようになっていたのは、こういうタイミングでしか見ることができないんだろうな。