2017年11月21日火曜日

ジロ CODE TECHLACE

マビックのフーリーを愛用していて、その性能と見た目に十分な満足が得られているのだが、3年ほど使用していると擦り切れ部分が出てきたりするので、次のシューズを検討する時期が来たような気がしている。次もSPDで良いと思っているし、このレベルのシューズであれば、SPD-SLにする必要もないのかなと思っていたりする。

歩ける度合いはSPDの方がいいんだよな。クリートが削れてダメになることもないし、SPDに不満は特にない。SPD-SLは一回も履いたことないけど。。。

次もマビックのMTBシューズが最有力候補と思っていたけど、ジロのCODE TECHLACEのライムグリーンを見て、気が変わってきてしまった。ライムグリーンはキャノンデールの色によく合う配色なんだよな。明るいグリーンは視界に入りやすいので安全が高まる気もするし。来年のキャノンデールのチームカラーが大きく変わってしまうようだけど、グリーンに引きずられてしまうのが、キャノンデールオーナーの宿命とも思える。

迷ったら、買っておいた方が幸せになるのかも。こういうMTBシューズって、ありそうで、探すと見つからなかったりするものだし。買えるうちに買っておくという考えに支配されそうだ。




2017年11月13日月曜日

ロードバイク(埼玉から輪行)でしまなみ海道を走ってみた

埼玉からだと、しまなみ海道は遠い場所にあるので、なかなか決心がつかなかったのだが、実際に行ってみるとそうでもなかったので、その感想をここに記録したい。やはり新幹線のぞみは速い。1泊2日で費用は往復3万5千円、宿泊と食事で1万ぐらいだった。ツアーや割引チケットであればもう少しコストを抑えられるかもしれない。

スケジュール(11/10-11)
1日目(金曜日)天気晴れ 気温12-20度
走行距離80km
走行時間7時間(休憩、パンク、寄り道含む)
3:30 埼玉自宅起床
6:30 東京駅発:のぞみ自由席
10:35 尾道駅着
11:00 ロードバイク組立完了。出発
18:15 サンライズ糸山到着
21:00 就寝

2日目(土曜日)天気晴れ後曇り 気温11-16度
走行距離105km
走行時間8時間30分(休憩、寄り道、食事含む)
6:30 起床
8:00 サンライズ糸山出発
16:10 尾道駅着
16:32 尾道駅発
16:57 福山駅発:のぞみ自由席
20:35 東京駅着
22:30 埼玉自宅到着

11月の日差しは心地良い気温をもたらすので、走行時間が限られてしまうけれど、走りやすかったと言える。日差しを浴びて気温15℃程度というのが、汗もかきにくいし、水分補給で困ることもなかった。2日目はやや曇りとなり、向かい風もあったので気温がやや低くなったけれど、長袖とレッグウォーマーぐらいの装備で特に問題はなかった。

輪行の経験は在来線で何度かあるが、新幹線かつ遠距離の輪行は今回が初めてとなる。埼玉からしまなみ海道までの輪行のポイントは3つだと思った。1つ目は新幹線、2つ目は宿泊場所、3つ目は走行ルート。

まずは、新幹線での輪行が課題になるのだが、運よく自由席車両の最後部座席を確保できたので、福山までの移動は楽だった。最後部座席のスペースを確保できるかどうかが重要になるので、場合によっては、指定席あるいはグリーン席が必要になるのかも、という覚悟はしていたんだけどね。東京駅では、自分達以外に輪行客がいなかったようなので、平日に出発する利点が生かされたような気もしている。

帰りの新幹線も、福山の自由席で最後部座席を確保できたので、東京駅までは楽な移動になった。福山からであれば、ある程度の空きがあると思っていいのかもしれない。新大阪と京都で降りる人が多いが、それ以上に乗り込んでくる人が多いようなので、福山で席とスペースを確保できるかどうかが重要だと思った。

サンライズ糸山の予約は、一カ月前の予約状況だと泊まれなかったのだが、運よくキャンセルがあったようで、5日前の申し込みで予約完了。金曜日の宿泊だと比較的予約は取りやすいと思うので、仕事を休める人は土日を避けて、平日に宿泊した方がいいのかもしれない。

サンライズ糸山はしまなみ海道に直結しているかのような立地なので、これが一番の利点。チェックインしてから、食事と風呂、ジャージや下着の簡単な手洗いを済ませて、寝る時間になったのは午後9時。翌日も走行するのと、初日の疲れを取ることを考えると、この立地条件は別格だと思える。宿泊費は安く、景色も非常に良い。ロードバイクを部屋に入れるのもOKだし、そしてレストランでの食事もおいしくて満足だった。初日にパンクに遭った自分としては、チューブのスペアを自販機で販売している点も助かった。

公式ルートの片道70kmについては、正直なところ、基本は海沿いの道になるのだし、橋までのアップダウンがあるにしても簡単な距離だと思っていた。しかしながら、ただ走るだけであれば簡単な距離になるのだけれど、景色を眺めながら、写真を撮りながら、立ち寄り場所を考えながら、といった視点で考えると、これは簡単な距離ではないということを最初の10kmほどで実感することになった。そして、15km地点でのパンクと、パッチ修理で2回ほど空気を入れなおしたロスもあったので、案外長い距離なんだなとしみじみ感じることになった。

公式ルートで立ち寄れる場所であれば、予定通りの走行が可能だと思えるが、外周ルートや神社などのルートはプラス10kmといった計算になったりするので、日が昇っているうちにどこまで行くかの調整をしておいた方がいいと思った。亀老山展望公園では、登りはまだ明るさが残っていたけれど、下りは完全に暗くなってしまっていた状態。サンライズ糸山までは大橋を渡るだけだったので、大した疲労にもならなかったけれど、今治駅近くのホテルの宿泊だったとしたら、亀老山展望公園への立ち寄りはミスになっていたのかもしれない。

本当のしまなみ海道の楽しみ方は、公式ルートの青いラインではなく、島の外周ルートになる。外周ルートはどの島にも存在し、東側、西側をそれぞれ選択できるような感じになっている。初日に公式ルートを走行したので、2日目は大島の東の外周ルートに挑戦してみることにしたのだが、これが非常にハードなルートで、前半はアップダウンが繰り返される峠道だった。帰りの電車に乗る時間が大幅に狂わされるような事態になるかと思ったけれど、何とか走破。神社への立ち寄りも峠の登りが案外キツイ状況で、最初の外周ルートでの体力の消耗が悔やまれることになった。比較的簡単なルートと上級者ルートが存在するので、下調べしたうえで走行した方がいいのかもしれない。

まー、色々と反省点はあるものの、しまなみ海道は100点中100点だと思った。島と海が混ざり合う景観、橋からの景色、整備されたサイクリングロード、ほどほどの交通量の一般道、初級から上級までのルート選択、これほどの要件が揃っている場所は、しまなみ海道くらいだろう。本格的なロードバイクで楽しむだけでなく、レンタルのママチャリやクロスで楽しんでいる人も多いので、年齢や性別に関わりなくチャリに触れる文化があるとも感じた。

使ったバイクはキャノンデールのシナプスアロイ2012モデル。ジャイアントのでかいサドルバッグとマビックのバックパックに荷物を収納する輪行となった。バイクの宣伝をするつもりではないが、アルミフレームのコンフォートタイプは頑丈だし、こういったツーリングとの相性が非常に良いと思った。景色を楽しむのと、バックパックを背負う時はこのぐらいの前傾姿勢がほどほどでよい感じになってくる。

2012年当時は、エンデュランス系というモデルはあまり確立されていなかったし、自分のシナプスアロイの人気はあまりなかったと記憶している。他者と被ることなんてほぼなかったし、今も同じようなもの。でも、今回の輪行で改めて、シナプスアロイの良さを実感させられたね。
















2017年7月21日金曜日

ホイールインプレッションでの疑問。タイム、パワー、スピードを取り上げないのは何故か??

ある雑誌で連載が続いているホイールインプレッションでの疑問について考えてみる。前提として、「ロードバイクはF1のようなもの」という例えを想定した大きな疑問。

クローズドコースで、タイム・パワー・スピードを計測しないのは何故か??

ホイール重量はちゃんと表記されているし、ライダーの特徴をそれぞれ細かく伝えているのに。。。。。インプレッションを数値化するよりも、測定可能なタイム、パワー、速度を数値化すればいいのに。

F1に例えるのであれば、測定値を抜きにして感覚が優先されることはないだろう。わずかなタイムを削るためのパワーとスピードを求めているのだから。感覚が優先されることになるのは、パワーもスピードも拮抗した条件でどちらを選ぶかといった状況に限られるはず。

感覚を頼ることは正しい。だが一方で、感覚は人それぞれであり、他者の感覚が自分とは異なることも頭ではわかっている。

そんな中で、他者との比較で頼りになるのが、タイム、パワー、スピードといった測定値。感覚を数値化として、パラメーターとするのは簡単ではないが、タイム、パワー、スピードは比較対象となる大きな要素といえる。

トップチームと供給メーカーの中で、F1のような測定値を頼りに開発をそれぞれ進めているので、トップチームのバイク設定を参考にした方がいいのではないかと思ったりする。


2017年7月19日水曜日

2018 synapse を勧めたい理由



シナプスの2018モデルは新型となるようだ。ハイモッド、ミドルカーボン、アルミ、それぞれが新しくなるようで、従来のモデルより性能が向上しているはず。

2012モデルのアルミシナプス乗りの自分からすれば、新しいシナプスは大きく変わってきたと感じている。初期モデルを含めて、弓型シートステーがシナプスの特徴となっていたが、今のモデルにその面影はなく、洗練されたデザインとなっている感じを受ける。

今のシナプスは、ディスクブレーキが標準装備となっていることも特徴で、ディスクブレーキ規格も方向性が定まってきているので、今のタイミングでディスクブレーキを選ぶのは良い選択肢になるのではないかと思う。

まー、前置きはこれまでにするとして、シナプスを勧めたい理由というのは、「人と被ることが稀」というところ。シナプスカーボン乗りは何回か見かけたことがあるが、シナプスアロイ乗りは一度しか見たことがない。

適当な走りで、景色を見ながら運動をしたい、といったイメージをロードバイクに求めているのであれば、シナプスが最後まで候補に残っていくはず。

CAAD12で前傾深めで、速さとタイムを自分の中で競わせる走りも楽しいといえば楽しいのだが、常に攻め続ける走りをしていて楽しいか?と考えてみるとシナプスの程よい前傾姿勢の走り心地も手放せないものだということに後になって気づいた自分がいる。

シナプスの魅力は、初代から一貫してることもあり、今後もモデルチェンジが繰り返されることになっても変わることのないポリシーは存続することになるのだろう。

2012モデルで満足してる自分からすれば、2018モデルは良いロードバイク生活を送ることの手助けとなるものになるのではないかと思った。

2017年7月18日火曜日

2018モデルのCAAD12

http://www.cyclowired.jp/news/node/237380

この記事によると、2018モデルのCAAD12は22種類のカラーが選べるらしい。CAAD12乗りとすれ違うことが結構あるのだが、こういった展開が進めばカラーが被ることもなくなると思うので、いい流れだと思った。

2016モデルのネオンスプリング(明るいグリーン)乗りの自分から見て、欲しいと思ったのは、2018モデルの真っ白なアルテグラCAAD12。白いシンプルなフレームは飽きることもなく、どんなホイールでも合わせることができると思う。

CAAD10にも白いフレームがあって、シンプルなところに好感を抱いていた。ただし、CAAD10の白いフレームは変色してしまう部分もあるようなので、新たな白いCAAD12の塗料がどこまで改善されているのか気になるところ。

自分がフレームセットを検討する場合、ハンドルは新しいシナプスカーボンにしたくなるだろうし、シートポストもカーボン、コンポも新しいアルテグラが欲しくなるだろうから、完成車の価格をかなり上回ることになりそうだ。

フレームセットと完成車、どちらがお得かというと、断然完成車の方がお買い得なわけで、ここにアルテグラモデルの良さがあるのではないかと思っている。

2017年6月17日土曜日

ロードバイク用のPirelliタイヤに期待

http://cyclist.sanspo.com/340760

この記事によると、タイヤメーカーのピレリがロード用のモデルを登場させるらしい。タイヤの名前がP-zeroということは、自動車のタイヤのブランド名と重ねてきているハイパフォーマンスな性能を持つものと考えていいのかもしれない。

フランス車、そしてイタリア車(といっても中古だが)に乗っていた時に欲しいと思っていたタイヤがピレリだった。車を手放してしまっている現在、ピレリを手にする機会はもうないだろうなと思っていたけれど、ロード用が出るのであれば、これは買っておきたい。

ついでに、ジロデイタリアU23のような、Pirelliのロゴが入っているジャージも欲しくなった。


2017年5月29日月曜日

シューズの締め付けはほどほどに

先月の藤岡ライドで右の足首当たりに痛みを感じるようになり、その後も筋の痛みが消えない状態が続いていた。今までなかった状態であり、原因が分からなかったのだが、先週のライドでこの原因が発覚することになった。

シューズのラチェットベルトの締め付けが強かったことによるものだった。

ラチェットベルトをきつく締めていたわけではなく、軽く押し込む程度だったのだが、それでも漕いでいくにつれて、足首に負担が出てくる締め付けだった模様。締め付けを1~2段階緩くすることで、右足の痛みは解消されることになった。

ロードバイクを初めてから5年目、今のシューズは4年目になろうとしているのに、こんな単純なミスをしてしまうとはね。何故、こういうことになってしまったのかを考察してみると、

1 低めのサドル高さ
2 足首周りの太さの増大
3 踏み込み時の足の使い方

以上の3点が影響していたのかなと思う。サドル高さは両足の爪先が地面に付くぐらいの設定としていて、足首を伸ばして漕ぐ時もあるし、足首を曲げて漕ぐ時もあるようにしている。

サドルに座る位置を前後にずらしたりして、少しずつ異なる筋肉を使うような意識を持って、こういったポジションに落ち着いたのだが、筋肉の付き方、そして身体の使い方が少しずつ変わってきたということなのかな。

ラチェットベルトは立っている時に軽くはめ込む程度のものだったし、締め付けの違和感がない状態でスタートしていたわけだけど、走り込みによって足首が太くなったことで、締め付けのポイントが変わったのかもしれない。

踏み込み時の足の使い方の変化は自分自身で感じるものがある。踏み込み時には指で物を掴もうとするかのような感じで、指を曲げているのが分かるぐらいだし、これによって足首のアーチの膨らみが依然と比べて増してきたのではないかと思っている。

足首に痛みを感じる場合には、シューズの締め付け具合を疑ってみるのがいいのだろうな。



2017年5月9日火曜日

純正品パーツを好む理由

パーツ交換の対象となるのはホイールであり、ハンドルやコンポなどは純正品のままで良いのではないかとつくづく思う。

CAAD12、シナプスアロイのポジションの異なるバイクを交互に乗っているのだが、ポジションに違和感を感じることはない。細かい部分では色々な違いがあるにしても、2台の違いは深い前傾をとれるかどうかであり、CAAD12に慣れたからといって、シナプスアロイに乗れない、なんてことはない。

当初は複数台持ちである場合には、全て同じポジションにしておかないとダメなんだろうなと思ってたけど、現実はそうではなかった。どっちのポジションであっても普通に乗れているわけだし。

どちらかというと、自分は純正品あるいはブランドつながりを意識したパーツを好んでいる。非純正製品そのものがダメということではなく、自分のロードバイクに使われてれている各パーツとの相性の問題が大きいのがその理由。

過去の経験では、シナプスアロイのブレーキをアルテグラに変えてみるとブレーキアーチがやや不足してしまい、リムにブレーキシューが当たらない部分が出てしまったことがあった。キャノンデール純正のC4ブレーキはシナプスアロイに丁度良い長さだったということに気づかされたんだよね。

エントリーモデルのパーツはシマノ製品で統一されていないことが多く、別ブランドとなっているブレーキやクランクへの交換が推奨されてるようだが、メーカーにしてみれば、一定の水準を満たした性能の完成車を準備しているということでもあるので、そこまで神経質になることも無いのではないかと思う。

後でパーツのアップグレードをするぐらいなら、ワンランク上のグレードの完成車を最初から買っておいた方がお得になるし、パーツを少しずつグレードアップしていくというのは、長い目で見ると余計なコストをかけてしまうことになるからね。

ロードバイクはカスタムしやすいところがあるので、純正品をそのまま使っていくことも一つの個性になるのではないかと思った。


2017年4月19日水曜日

ロードバイク用のアパレルで秀逸なのはSantini

キャノンデールに乗っているということもあって、アパレルはキャノンデールに近いものばかりを選んでいた。今持っているジャージなどはスゴイ、キャノンデール、マビックがほとんどを占める。

そんな中で、Santiniのジロデイタリアの黒ジャージをたまたま購入することになり、それを着てみて思ったのは、Santiniはデザインも素材も洗練されているということ。

デザインが洗練されてると思っていたのはラファだと思っていた。ラファを着ている人を見かけるし、お洒落な感じと性能を併せ持つイメージがあったのだが、自分の中ではSantiniの方が一歩先を行っているように思えた。

Santiniはジロデイタリアの公式ジャージだけでなく、各イベント用のジャージをそれぞれデザインしているところに注目したい。こういったイベント用のジャージがよくデザインされていて、こういうのを着るだけで、センスの良さを自然に身に着けることができそうな感じになる。

デザインとイベントの融合が自然にできているような印象で、色使いのセンスは派手ではないけれど、かといって存在感が薄いわけではない。

Santiniのような、しっかりとした主張を持つアパレルを着ることで、サイクリングも楽しくなっていくだろうなと思う。サイクリングは身体を鍛えることが目的になるし、疲労や苦痛がつきものとなるのだけれど、一番重要なのは「乗りたいという気分」であって、これをサポートしてくれるのが、こういったアパレルになるのだろうな。





2017年4月16日日曜日

エンデュランス向けとレース向けの前傾姿勢の違いについて

エンデュランス向けのロード(シナプス・アロイ)とレース向けのロード(CAAD12)を交互に乗って体感できるのは前傾姿勢による空力の差。

身体の空気抵抗の差は大きい物だと改めて実感。

CAAD12のハンドルはシナプス・アロイより5cmほど低く設定している。5cmの差であっても腕をたためばシナプス・アロイでもなんとかなるものだと思っていたけれど、やはりCAAD12の方がより低い姿勢を維持できる感じになる。

時折、走行中に通りの店の窓ガラスに映る自分の前傾姿勢をチェックしてみたりすると、CAAD12の方が背中をより水平にできているので、シナプス・アロイでは出せない前傾姿勢による空力の差は小さくないのかなと思った。

低い姿勢を維持できるようになると速度を維持しやすくなるのもあって、荒川サイクリングロードで延々と走る際には、CAAD12の方がメーター読みの速度が落ちにくい。

純粋にスピードを求める場合には、レース向けモデルの方がいいと思うし、エンデュランスにスピードを求めるのは御門違いになるのだろう。

一方で、バックパックを背負う場合、あるいはジャージの背中のポケットに荷物を入れる場合は、エンデュランスだと負担が軽減されるので、荷物が増えるサイクリングであればエンデュランスの良さが効いてくると思う。

昨日のサイクリングはシナプス・アロイで藤岡まで123キロの走行で帰りは輪行となったのだが、CAAD12で行っていたらバックパックで疲れがかなり溜まってしまっていたのかもしれない。

今日のサイクリングはCAAD12で荒川サイクリングロードの往復。荷物はほとんどなく、ひたすら平地を同じ姿勢で漕ぎ続けるのはCAAD12がちょうどいい感じになってくる。


2017年3月19日日曜日

久しぶりの100km走

今日は定峰峠から堂平山を登り、帰りは白石峠を下ってきた。登りは3カ月以上行っていないので、定峰峠でも身体に堪える状況。北風が強い日でもあったので、定峰峠に登る前から身体が疲れてしまったのかも。昨日の吉見総合運動公園までの往復の疲れも少し残っていたのも影響していたと言える。

やはり100kmという距離は慣れが必要だと思った。サドルに座りっぱなしだと上半身や脚にも変な疲れが出てきてしまう。冬の期間は50km以上走ることはほとんどなかったし、2倍の距離を走るのは大変なことなんだなと改めて思った。

そして、補給食がビスケット2枚と塩分タブレット二つだけだったのは失敗。水は十分に補給できていたけれど、朝食のパンとコーンフレークだけでは100km走るためのエネルギーとしては不足だったようで、白石峠から堂平山までの登りが特にきつかった。

久しぶりの堂平山で感じたのは、平地と登りでは筋力の使い方が違うということ。登りの筋力は使い果たしてしまっていたのだが、帰りはそれなりに走ることはできていた。追い風ということもあったけど、クランクを回せる脚は残っていた。

平地だと薄く力を入れていく感じで、登りだと強い力を入れていく感じ。平地だと荷物の重さが全く気にならないのに、バックポケットに入れている荷物の重さを感じるようになるのも登りならでは。登りでダンシングを使わなかったのも良くなかった。ダンシングのタイミングを忘れてしまっていた感じ。

もう少し速くなれそうな反省点を見つけられたのが今日の収穫と言えるのだろうな。堂平山には再度挑戦することにしよう。

2017年3月14日火曜日

シンクロシフト対応Di2

http://www.cyclowired.jp/news/node/226072

この記事によると、シマノのシンクロシフトがロードバイクにも登場するようだ。自分のバイクにはアルテグラDi2が装着されているので、必要な装備と言えるのか考えてみる。

まず、ソフトウェアのアップデートだけではダメで、新たにバッテリーを購入する必要があるとのことなのだが、何故バッテリーの交換が必要なんだ??と思ってしまうことはひとまずスルーしておこう。

記事を読みながら、必要とも思えないな、、、と考えていたのだが、記事の動画とボタン操作の設定を見て考えが変わった。右レバーだけで、22段全て使えるということは結構いいかもね。おそらく、設定を変えれば左レバーでも22段全て使えるということにもなるだろう。

片手で22段のギアチェンジが可能という点に物凄く惹かれるな。

Di2を使っていて思うことは、右レバーはリアのギアチェンジ、左レバーはフロントのギアチェンジという役割を設定する必要はなく、好きなように設定できるのが長所という点。右レバーだけで22段全て使えるようになるのは大きい。

左レバーでも同じように操作できるようになれば、さらには、ハンドルバーに追加したボタンでも22段全てが操作できるようになれば、より自在にギアチェンジをしやすくなることで、もっと効率的にギア操作ができるようになるのかもしれない。

まー、サイコンでギア表示をしているので、それを見ながら今のままでも十分じゃないかとも思うけど、機械的なギミックとして、片手で全てのギアチェンジが可能というのはっ魅力的なアイテムと言えるのかも。


2017年3月3日金曜日

2個目のヘルメットを購入

ロードバイクに乗り始めたのは2012年6月。4年以上経過していて、ずっと使い続けていたアイテムがBellのヘルメット。ロードは2台目を買っているし、アパレルも買い足している中で、ヘルメットは変わらずに一つの物を使い続けていた。

愛用と呼ぶにふさわしいぐらい気に入っているのが今のBell solarなわけで、2個目をどうするかすごく迷っていた。Bell solarは当時の一番安いモデルで、都内の大手販売店で散々迷った挙句に決めた経緯があり、これが合わなかったら、次の物を考えればいいと思って、とりあえずの物として買ったんだよな。

最初から高額の物を買うよりも5~6千円クラスのものであれば後悔することもないだろうと。。。思っていたんだけど、結局、他のヘルメットを買うこともなく、これをずっと使い続けることなった。マットブラックという何にでも合わせることのできるシンプルな見た目というのも使い続ける理由だったのかもしれない。



ところが、ヘルメットの寿命が3年と言われていることが頭の中で最近ひっかかっていた。今のヘルメットに問題はないようだが、安全を軽視するわけにもいかない。

Bell solarを超えるようなヘルメットがあるのだろうかと思いながら、ヘルメットを調べて見ると、同じBellからクレストRというモデルを見つけることになった。

Bell solarより良いヘルメットは幾らでもあると言えるのだけれど、自分の判断基準にはコストも含まれる。そして、正直なところ、次の点が大きなウェートを占めていた。

「高級ヘルメットも廉価版ヘルメットも、被ってみれば見た目はほとんど同じ。」
「高級ヘルメットの安全性は廉価版ヘルメットとほとんど同じ。」
「価格が5千円と3万円の違いを実感しにくい。」

Bell solarで何も問題はなかったんだよな。首が疲れることもなかったし、アゴ紐があわないというものなかった。フィット感も特に問題なし。最近はアジアンフィットモデルが出てきているけれど、自分には普通のBellのモデルでなんの問題もなかった。

クレストRは、自分の考えていた次のヘルメットへの要求をすべて満たしていた。カラーリングも申し分ない。


蛍光イエローはとにかく目立つ。公道を走るうえでは服装のどこかに蛍光色を入れるだけでかなり違ってくるんだよね。同じBellなのでフィット感も問題なし。価格もSolarとほぼ同じ。重量はSolarと比べて20g軽くなっているので、自分の中ではこれが全ての要求を満たすものとなった。

まー、ヘルメットを新しくするだけで少しモチベーションが変わってくるのかもしれない。そろそろ冬の寒さが終わりを告げる時期なので、新たな装備でサイクリングを楽しむことができるようになりそうだ。

ブランドつながりで言えば、マビックかキャノンデールのヘルメットを検討していたんだけど、なんか違ったんだよね。自分は今後もBellを愛用していくことになりそうだ。










2017年2月26日日曜日

初のマウンテンバイク試乗

今日は埼玉サイクルエキスポでマウンテンバイクを試乗してみた。試乗したのはスコットのフルサスペンションのマウンテンバイク2台。スコットだけでなく、トレックやスペシャライズドの人気メーカーは試乗車に乗るための行列ができていたのだが、ハイエンドのマウンテンバイクを用意していたのはスコットだけだったようだ。

多くの人はロードバイクを選んで待っていたようで、マウンテンバイクの試乗は待たされることはなかった。待たされるとしても、試乗コースが短いということもあって、待ち時間もそれほどかかるわけではなかったようだ。

試乗したのは次の2台で、スコットのハイエンドモデル。
Genius 700 plus tuned \925,000
Spark rc 700 world cup \828,000



衝撃を受けたのは、ロードバイクの軽さと比べられるほどの重量で、見た目の印象と乗った印象が随分と異なることを実感させられた。この重量レベルでフルサス。しかも、フルサスの堅さは3段階に調整できるようになっていて、指先のレバーで簡単に切り替えられるようになっている。

ディスクブレーキは違和感のない効き方。ガツッと効くというようなものではなく、初めて乗った自分でも指先でブレーキをコントロールできる感じだった。おそろしいほどのブレーキ性能と言っていい。

デュラエース、シマノの油圧ディスクブレーキ、そしてマビックのエグザリットは、ロードバイクではブレーキの効きが良いと言われているけれど、このマウンテンバイクに乗ってしまうと、ロードバイクのブレーキ性能とは全く比較にならないと思った。

ホイールは27.5インチで、太いタイヤはゴツイ見た目をしているのだが、走ってみると軽快さを感じるもの。この完成度は素晴らしい。世界チャンピオンのバイクなのだから当たり前のことなのだろうけれど、初めて乗った自分でも分かる素性の良さというのはこういうことなのだろうなと思った。

ロードバイクのハイエンドとミドルクラスの違いは確かに存在するし、自分のような素人にもその違いが分かると言えばわかる。でも、その違いの差というのは、ラーメンのゆで時間が僅かに違うとコシが違ってくるようなことを言い当てるようなもので、ゆで時間が10秒くらいの違いを比較しているような差を感じてるようなものなのかもしれない。

マウンテンバイクだと、違いは感覚的なものではなく、数値でハッキリと表せるぐらいになるのではないかと感じた。フルサスでこの軽さだったから、フロントサスのモデルだったらもっと軽快さがあるのだろう。しかも、走行中にサス調整が可能なので、快適性というか、タイヤと路面の対話のレベルはロードバイクの比ではないだろう。

ロードバイクには様々なメーカーがあるし、フレームやホイールの素材や形状も色々ある。クロモリやカーボン、アルミフレームを比較して長所短所がそれぞれ出てくると思うのだが、今日のハイエンドのマウンテンバイクに乗ってしまうと、ロードバイクでは些細な部分をかなり気にしていたのだろうと、改めて感じるようになってしまった。







2017年2月25日土曜日

イベントの事故について

先週の行田のレースで転倒が発生し、死亡事故になってしまったというニュースをみた。先週の同じ日に荒川サイクリングロードを走っていたので、その日の風が異常に強かったということを実感していた。

あの強風の中でレースをやっていたのか??というのが率直な感想。

荒川であれだけの強風だったわけだから、行田も似たようなものだったはず。何故、この記事では強風に触れていないのだろうか。
http://www.cyclowired.jp/news/node/224685

吉見の桜並木区間が特に実感できるところで、木の間を抜ける横風によって、車体を安定させるのが大変なほど。ここまで横風が凄かったのは今までなかったんだよな。追い風を受ける中では、40キロで走っても向かい風を感じられないほどだったし。

自分がロードバイクを始めたのは2012年の夏。それ以降、記憶にあるイベントでの死亡事故ニュースは、富士スピードウェイのエンデューロ、熊谷のクリテリウム、そして今回の行田の一般人向けレース。死亡事故ではないにしても、過去2回自分が参加したイベントでは目の前で落車事故を目にしてたりする。

改めて感じることは、ロードバイクに事故はつきものだということ。

速度30キロならケガ程度ですむのかもしれないが、40キロを超えると命に係わる重大な事故が起きても不思議ではない。事故を回避するためには自分のスキルが重要なのだろうけど、目の前で接触や落車が発生したら、何もできずに巻き込まれて終わってしまいそうだ。

自分のスキルは、普段走っている速度によって醸成されていくものだと思っている。自分の場合、普段は25~35キロ程度なので、この程度のレベルの反射神経やバランスしか持っていない。

同様に、普段とは異なる強風での異常な速度域での集団走行は、たとえ上級者であっても簡単に制御できるものではないだろう。

路面や周囲の安全が自分レベルのスキルで問題があると、頭の中で危険レベルのスイッチが自然と入ってしまうわけで、これを克服するためには乗り方のスキルや反射神経を上げる必要があるのだけれど、これは簡単なことではない。

速さという実力だけではなく、事故にならないスキルも重要になるのだろうと思った。









フロントサスペンション



リジッドフォークのロードバイクこれ以上増車させても、、という思いがある自分のような人には、スペシャライズドのバイクに興味が湧いてくるのはないだろうか。

このスペシャライズドのバイクにはフロントサスペンションが搭載されている。見た目からはサスペンションがあるとは思えない完成度。こういうのが将来的に増えていくことになるのかも。

ロードバイクは速さと軽快さが重要であり、快適性は最優先ではなかったというのは過去の話になっていくのだろうか。

キャノンデールのスレートに付いているレフティのサスペンションが一つの答えだと思っていたけれど、スペシャライズドの方がロードバイクらしさを失っていないので、こちらの方がロードバイク愛好家に受け入れられやすいのかもしれない。

今日は彩湖までのサイクリングで自分のペースで流す走りを楽しめたし、シナプスアロイの乗りやすいポジションの良さを実感した中で、こういうフロントサス付きのディスクブレーキモデルだと、もっと違った走りを楽しめるのだろうなと思った。石畳を想定したバイクなので、ターマックだけでなく、グラベルを走らせても楽しいんだろうな。









2017年2月12日日曜日

モチベーションは走っているうちに高まっていく

ロードバイク機材、アパレル装備、基本的なものは全て揃えていると思っているのだが、モチベーションがこれらに起因するものではないと感じている。まー、ある程度の揃えは必要なことは確かだけど、それだけではないと思った。

今日の走行で感じたのは、モチベーションは走っているうちに高まっていくものではないかということ。

体調も例年と比べてよい調子だし、乾燥肌に悩まされることもなくなったのだけれど、この冬は布団の中でヌクヌクしてしまっていた。ゲームばかりやっていたもの良くなかったのかもしれない。

今年の1月は走行距離30kmで終了。そして、2月になっても寒い午前中にサイクリングするモチベーションがなかなか上がらない中、今日は奮起して午後からいつものコースへ出ることにした。

いつものコースというのは、荒川サイクリングロードの上江橋から吉見総合運動公園までの往復。今日は快晴であるが、かなりの北風となっていた。午後から北へ向かう人はほとんどいない状況で、すれ違いの対向車線で帰路につく人が多かった気がする。

汗を搔かない程度に軽く走ろうと思っていたけれど、なんとなく脚に力が入ってきてしまう。久しぶりに脚を使うこともあって、リハビリのような走り方となったものの、呼吸の乱れがない状態で漕ぎ続けるようにした。

荒川サイクリングロードの北風は、正直なところ、そんなに嫌いではない。というか、むしろ、近場に出現する峠のようなものなので、自走で行ける良い冬のルートだと思っている。帰りの追い風を堪能したいという楽しみもあるので、今の自分にはちょうどいいのかもしれない。

やはり、ロードバイクは走らせて楽しむスポーツなんだなと改めて感じることになった。とりあえずは荒川サイクリングロードから楽しむことで今年のライドを充実させようかと思う。

2017年1月31日火曜日

Giant TCR Advanced pro 2017 はお買い得

Giant TCR Advanced pro Disc \470,000 7.5kg  アルテグラDi2+カーボンホイール
Giant TCR Advanced pro 0     \450,000 6.8kg  アルテグラDi2+カーボンホイール
Giant TCR Advanced pro team \340,000 6.9kg  アルテグラ+カーボンホイール




これらはお買い得なバイクになると思った。他の同価格帯のバイクと比べると、性能も装備もワンクラス上。アルテグラDi2完成車で50万以下を探すのは無理だと思っていたけれど、ジャイアントは凄いということか。

これに対抗できるのは直販のCanyonぐらいになってしまうのではないかと思う。まー、メンテナンスを自分でできる人ならそれでいいけど、ジャイアントならショップでメンテナンスできるので、アフターケアを含めればジャイアントになると思う。

はっきり言ってアルテグラDi2は高いので、ワイヤータイプの完成車にDi2を乗せ換えるぐらいなら、最初からDi2完成車にしておいた方がコストを抑えることができるんだよな。Di2に拘らなければ34万ですんでしまうのもスゴイ。

ディスクブレーキモデルのDi2で50万以下となるものスゲーと思った。

フレームの性能、ホイールの性能については、TCR proよりも上のクラスがあるので、これで満足できない人もいるのだろうけど、これに乗り慣れてしまったら、他のバイクはどれも物足りなくなってしまうような性能になってしまっているのではないだろうか。

カーボンホイールも何だかんだで、普通に買うとなると10万以上。このバイクには最初からカーボンホイールが装備されているので、よほどのことがない限りあえて変える必要もないだろうし。ハイエンドのホイールしか選択肢はなくなってしまうのではないかと。

自分が欲しいと思うのはディスクモデルのやつかな。

2017年1月30日月曜日

bianchi fenice pro 2017 日本限定で思うこと


bianchi  fenice pro 2017 日本限定で思うのは次のこと

外車を選ぶ際に、本国に存在しない、日本向けの日本限定のモデルを選んだとして、それが外車と言えるのだろうか。

一昨日、志木のロードバイク店で商品をチェックしてみた。お手頃なアパレルがあれば買おうかなと思っていたけれど、今の時期は商品が少なめだったため、欲しい物は見つからなかった。

店内には高級ロードバイクからエントリーモデルまでが揃っていたので、最近のロードバイクはどんなものなのかなという感じで実物を観察する。最近のディープリムホイールは断面がU字型となっており、自分が持っているコスミックカーボンのようなディープリムは一つ世代が違ってきたなと思うような感じだった。

フレーム売り場を色々と見てみると、一つのフレームが目に飛び込んできた。



このカラーリングについては、90~00年代を知る人にはよく知られたもので、自分もよく知っているやつ。パンターニ、メルカトーネウノ、ジロデイタリアとツールドフランスの2連覇、といった記録に連なるもの。

こういう復刻版があるのかと思って、調べてみるとfenice pro 2017というスカンジウムを混ぜた日本限定のフレームのようだった。価格は14万以下。CAAD12から外した105コンポとホイールがあるのでフレームさえあれば、もう一台増車は可能なので一瞬購入を考えてしまった。当時のハイエンドはアルミフレームだったので、こういうアルミフレームとしての復刻はありだろうなと。

アルミフレームとして、fenice proの性能は申し分なさそうな感じなので、正直、これは欲しい一品かなと思った。

気になったのは日本限定ということと、レパルトストア限定というもの。

ビアンキは1885年創業の老舗であり、イタリアンバイクとしてのブランドが確立されていて、イタ車への憧れ、チェレステカラーの存在感などが多くの人を引き寄せる要素になると思っている。

もっとも、今の体制では完全なmade in italyにどこまで価値があるのかとうことはあるのだが、まー、ラインナップに登場してるのであれば、どの国で製造されていたとしても、同じブランドということに変わりはないと思っている。

cannondaleでは、本国USAでは日本にないタイプが存在する。例えば、コンポがスラムであったり、カラーリングの種類が豊富だったりという感じでね。

そこで、ビアンキの本国イタリアサイトでのFeniceのラインナップが気になったので調べてみると、Feniceそのものが存在していなかった。USAサイトにも存在しない。UKサイトでも存在していなかったが、UKサイトではFeniceに似たアルミフレームが存在しているようだった。

自分は、Fenice pro 2017をビアンキのブランドモデルとして、本国を含めてグローバルで展開しているものだと認識していたのだが、そうではなかったようだ。エントリーモデルのvia nirone 7は本国でもカタログ入りしているというのに。。。

サイクルヨーロッパがビアンキを傘下にしてることは知っているし、日本法人はサイクルヨーロッパジャパンであることも知っている。

しかしながら、サイクルヨーロッパ=サイクルヨーロッパジャパンとは言えないような気がしてくる。本国イタリアサイトをみると、サイクルヨーロッパジャパンには存在しないシティサイクルが多いので、Fenice proは独自企画品のようなものなんだろうなと思ってしまう。

こういう企画品を見てしまうと、バーバリーと三陽商会の関係を思い出させてしまうんだよね。バーバリーは三陽商会が日本独自の商品展開を広く展開し始めたことで、その関係を終了させることになった。名義貸しのような状態では、ブランドの価値観を守れないと判断したのだろう。

三陽商会の商品の品質は悪い物ではなく、良い物であったし、日本で売れるのだから良いのではないかと考えている人もいるだろう。しかしだ。バーバリーを求める人は、三陽商会の規格品を求めているわけではない。しかも、日本限定の独自の企画品ということであれば、それを本物のブランドとして認めていいのかと考える人もいるはず。

Fenice proもそんな関係に近いような気がしてくる。日本限定で、日本で売れれば問題はないだろうと考えているのかもしれない。こういうカラーリングを考えているあたりでも日本向けだよなと思うし。

フレームの性能は申し分ないだろうと思うけど、本国に存在しないモデルを選択したところで、それがビアンキと言えるのかと思ってしまう。コンポやパーツで多少のアレンジがあってもいいと思うけれど、フレームそのものが存在しない時点で、なんだかなぁって感じ。

こういう外車があったらいいな、というもので選ぶのではなく、今の外車はこういうものだということでカタログを見て選ぶ方が正しいような気がする。

いくら日本の状況に合わせたモデルですって言ったところで、世界に発信されるロードバイクのブランドはどこで生まれるかと言ったら、ヨーロッパやアメリカでのレースシーンなわけだし、それが自分に合うかどうかではなく、本場のモデルに触れてみたいというのがブランドたる由縁になるのではないかと思った。。。














2017年1月25日水曜日

RSX オーバーショーツ

久しぶりのブログ更新、というか、今年になってロードバイクに未だに乗れていない。。。乾燥肌は治ったけど、寒い中で走る根性がなくなってしまったのが原因なのかも。

そんな状況であるけれど、色々とロードバイク関連の物を調べたりして、一応は情報収集。物欲を刺激するものが中々出てこないところで、キャノンデールのホームページを調べてみると、欲しくなってくるものがあった。

RSXオーバーショーツのバーサーカーグリーンにやられた。

キャノンデールの黒のバギーショーツを持っていて、ウエスト調整ができるところや、輪行などでちょうど使いやすいのが気に入っているわけで、これで十分だと思っていたけれど、このバーサーカーグリーンのショーツは追加で欲しくなってくる。

バーサーカーグリーン一色は派手というよりも、キャノンデールらしい分かりやすい色。黒のショーツばかりな商品ラインナップの中で、こういったショーツが欲しくなるんだよな。

黒バージョンは以前からあったようだけど、バーサーカーグリーンまだ売っているのだろうか。あれば即買いしたくなる。

追記
行きつけのショップに聞いてみると在庫があったようで、それを注文することになった。都内のショップを色々探しに行っても見つからなかったんだけどな。。。

先日の輪行で使ってみた感想は素晴らしいの一言。バタつきが少なく、良い素材を使っていることもあってツッパリ感もない。価格が1万を超えるところは仕方のない部分かもしれない。

ポケットもちょうどいい場所に配置されているので、携帯をいれたままでも違和感はほとんどなかった。今まで使っていたキャノンデールのバギーショーツとはやはり違うようだ。