2021年11月24日水曜日

週末ライダーから見た、ハイエンドモデルとミドルモデルの違いを考えさせられる動画

 

このアメリカ人投稿者による比較をみると、平均300Wで走行するレベルであれば、S-worksの方が速いということらしい。ただ、セカンドモデルにS-worksのホイールを履かせると、S-worksに勝つほどではないにしても、タイムを削ることが可能で、ストック状態よりも差は縮むことになるようだ。

平地での単独走行で30km/hをやや超える程度の自分のパワーでは、この動画ほどの差は出ないだろうということは明白な事実。ハイエンドモデルにそれほどの価値があるのかを問われると、週末ライダーの自分には合理的な理由が何もない。

欲しいバイクはスペシャライズドで、現時点で最も勢いのあるメーカーというのが理由なわけで、サガン、カヴェンディッシュ、アラフィリップ等の有力選手が使っているのも惹きつけられるし、ショップに置いてあったサガンモデルの格好良さを見てしまったというのもある。でも、この動画を見ると、冷静になれる自分がいる。

YoutubeでS-works tarmac sl7を検索すると、バイクの性能を紹介する動画がよく出てくるわけだけど、閲覧数を稼ぐかのような、自己顕示欲が見え隠れするような投稿者が目に付く(特に日本人投稿者)。ハイエンドモデルは、自己満足や所有欲を満たすのではなく、自己顕示欲を示したい人向けのような気がしなくもない。

おそらく、自分がハイエンドモデルを欲する理由は、この人達と同じものなのだろう。








2021年11月15日月曜日

自分がロードバイクに求めるものは何か? Red bullサイクリングを読んで感じたこと

自分がロードバイクに求めるものは、「黙々と走り続けること」、これに尽きるのではないか、と感じている。ママチャリを通勤で毎日乗っているのと同じ感覚で、月に数回乗り続ければ、それでいい。暑さや雨で無理に乗る必要もない。

Red bullサイクリングを読んみると、過去に読んでいたメディア雑誌は何だったんだ?と感じるようになった。

https://www.redbull.com/jp-ja/tags/cycling

自分はレースに出るわけでもなく、パワーや速度を求めているわけでもないし、トップレベルの選手のようなトレーニングをするモチベーションは不要。健康的な身体のコンディションを手に入れるのが第一。機材の蘊蓄はどうでもいい。そもそもレース機材を一般人が乗りこなせる前提で評論しているのは何なんだ?海外のトレーニング事情を知れば知るほど、そんな化け物みたいな選手の体力に合わせたバイクが一般人の自分に合うはずがないんだよな。

Youtubeで色々な人の活動を見れるようになったのも、この数年の出来事で、初心者に響きやすいレベルで情報を得やすい状況になったのは良いことだと思う。プロモーションと混同されていた時代ではなくなったわけだから、一部の雑誌メディアの影響力に支配されていた昔は恐ろしい時代だったんだなと。サイクルスポーツのYoutubeを見て感じたのは、素人が作ったような動画にしか思えなかったし、今まで雑誌で書いてきたことは何だったんだ?ってレベル。

最初は個人ブログだったのに、商業的プロモーションになってからは見ることもなくなった。サイクルガジェットみたいなものは、以前は結構見ていたんだけど、何でだろうな。某掲示板の自転車道場もそうなんだけど、あれだけ見ていたのに、嫌になってくる何かがあるのは確か。初心者の頃だったから、興味本位に情報を集めていただけだったのかもしれないけど。

当然、Red bullの方が商業的なはずなのに、嫌な印象は残らないどころか、何回か読み返す状況なんだけど、書き方が上手いだけでなく、その内容に魅せられているような気もする。