2015年2月16日月曜日

こんなのがあったのかと思うバイクが Litespeed T5 disc, T5 Gravel

これが自分の求めている商品になるのかなと感じたのがLitespeed T5 disc。Cannondale caad10 discも良いと思うのだが、注目したいのはT5 Gravelで、このバイクにはクランクブラザーズのホイールが装着されているところ。クランクブラザーズのホイールをロードバイクに履かすことができるようになっているとは思っていなかった。

T5 Gravelはグラベルに特化しているのかもしれないけれど、写真を見る限りはT5 discとほとんど変わらないので、ロードバイクの走行感が失われているわけでもなさそうだ。シクロクロスと比べると、T5 discは軽快さがありそうなので、やはりシクロクロス用バイクはロードバイクに変わるものではないんだろうな。

フレームはチタンなので、カーボンと比べてしまうとそれほど軽量ではないようだけど、自分としてはそういった軽量化は求めていないので問題なし。色々と試乗を繰り返してみてカーボンフレームの良さを実感しているのだが、正直なところ、今のアルミでダメだと思ったことはない。

ネットや雑誌でカーボンとアルミの違いが色々と謳われているのはそのとおりなんだろうけれど、自分としては、費用をそれなりにかける場合にはちょっとした違いではなくて、圧倒的な違いを求めているわけで、アルミフレームをカーボンフレームに変えたところで、それほど圧倒的な違いを見出すことはできないと思った。エアロ効果を高めたカーボンフレームには興味があるけれど、それも圧倒的な違いかと言われれば、あまり自信はない。

最近は、グラベルロードといったジャンルが登場してきているようで、シクロクロスでもなく、ロードバイクの乗り方で、未舗装を走らせることができるようになっているモデルが増えてきているような気がするのだが、これはディスクブレーキ化の流れによって後押しされている感じがする。

ロードバイクで色々なところを走ってみると、たまに未舗装の道路を走ってみたくなる衝動に駆られるのだけれど、そのためにシクロクロスやマウンテンバイクを買うのもなんだかなと思う人は多いと思う。ロードバイクだとタイヤが細すぎるし、シクロクロスだと軽快さが失われる、これらの性能は両立しないと思っていただけに、こういったロードバイクの登場を待っていた感じがする。

自転車の圧倒的な性能というのは、軽快さとブレーキ性能でこそ理解しやすいところで、それに加えて、走行場所を選ばないというのも重要。T5 Gravelのようなバイクは、ロードバイクでありながら、悪路も走れる状況というのは圧倒的な性能と言える。このバイクにシマノの油圧式電動シフトを導入して、ホイールはクランクブラザーズとすれば、このバイクは自分の中では究極的なものになりそう。

クランクブラザースのホイールは非常に興味を持っていて、これをロードバイクに装着したらディスクブレーキであったとしても軽快さが失われることなく、快適な走行を楽しむことができるだろうなと思っている。形も好きになれそうだし、あのスポーク数はエアロ効果も期待できそうなんだよね。

T5 DiscとT5 Gravelの2種類を展開しているところにも興味がある。今後はこの2つが主流になっていくのだろうか。レース指向であればT5 Disc、万能性を求めるのであればGravelといった感じになるのかな。Gravelのフレームであれば、ブロックタイヤの選択肢もかなり増えそうだし、場合によってはロングライド先でタイヤをスリックに替えるのもアリなんだろうな。これはロードバイクの楽しみ方が飛躍的に高まりそうな性能になるよ。これ1台でアスファルトも悪路もこなせるのだから。


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